第一次世界大戦が始まる前のお話
【第一次世界大戦が始まる前のお話】を書きたいと思います。
まず第一次世界大戦とはなんや!と。
書かなくてもわかりますよね、学校で少しだけ触れる世界で起きた大戦です。
復習としてわかりやすく書くと以下の通りです。
・【1914年7月28日】から【1918年11月11日】までの間の大戦
・サライェボ事件が直接の引き金となった
・主戦場はヨーロッパ
・結果は連合国側の勝利となり、ヨーロッパの地図が一気に変わった。
ということです。
ただ戦場の悲惨さや、使われた兵器などはよく見ますが……
始まる2週間前などはあまり見かけませんよね。
答えから話すと、じわじわと広がる緊張感が同居した不思議な空気感に包まれていました。
─── 例えばドイツ帝国 ───
カフェやビアガーデンなどは賑わっており、なんなら夏の休暇の計画を考えている人もいるぐらいでした。
それに【もし戦争が起きたとしても、ドイツ軍は最強だからすぐ終わるだろう】
という楽観的な考えが漂っていました。
そして7月末に近づくと段々と愛国的な群衆が集まり、熱狂的な雰囲気だったという……
─── 次にオーストリア=ハンガリー ───
セルビアに対して激しい抗議があり、復讐を望んでいた声もあったと。
そして政府内ではセルビアに対して最後通牒の準備が秘密裏に進められて居ました。
この時点で戦争の歯車は回っていました。
でも……国民は外交で解決するだろうと考え、優雅な生活やいつも通りだったという。
─── 次にフランス ───
意外な話になりますが、カヨ夫人事件という不倫・殺人のスキャンダルでそれどころではありませんでした。
ええ、新聞でもそうでした。
バルカン半島の話は二の次だったっていう……
─── 次にイギリス ───
イギリスもなんとアイルランド問題で手一杯だったという。
内乱一歩手前ぐらいのアイルランド問題で、それどころじゃねーよ!っていうね。
そしてベルギーが攻められると分かるまで、平常運転だったという。
……まあこのように誰も戦争が4年も続くとは思わなかったのです。
「どうせすぐ終わるだろう」「どうせ外交でなんとかなるだろう」
しかし彼等を待っていたのは終わらない戦争だった。
──The war to end all wars
──すべての戦争を終わらせるための戦争
そう言われた戦争でもあった。
そしてもう一つの戦争を引き起こす原因にもなる戦争だったという事も。
次回はあまり知られてない二人の皇帝のお話です。




