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009 エルフ宅配便

久しぶりの投稿です。

ブックマークして下さった方々お待たせしました。


先に申し上げておきます。

計算を間違えていたらすみません。

 〔エルム、エルラ一度帰還せよ。〕

 ちょっと言い方変えてみた。

 やっぱりスキルも魔素消費するみたいだから、軍隊みたいに簡潔に述べたりしたら円滑で沢山の情報共有が出来るかな?って。

 決して遊んでるわけではない。

 声が微妙に弾んでるのは気のせいなのだ。


 〔父共はどうしますか?〕

 エルラか。

 あー、ここまで連れて来るか否か…トラブルにならなかったらいいんだけどなー。

 ま、なったらその時はその時だな。

 〔同行を許可する。〕

 〔はい、全員で向かいます。〕


「エルオ、これからヘリス様の所に向かう。ついて来い。」

「は?あの、ヘリスという人物はどのような?」

「エルラの命を救って下さった方だ。失礼の無いように。」

 エルフ達は困惑しつつも、2人について来るようだ。


 ふむふむ。


 あ?


 2人が走り出すと、あっと言う間に10mほどエルフ達と離れてしまった。

 ……身体能力に差があり過ぎるな。

 今、2人は実を持っていないから身軽ってのもあるか?


 〔エルラはエルフ達の先導、エルムは先にもどれ。〕

 〔〔了解。〕〕

 なんか、こっちのイメージが伝わってるみたいだな。

 ノリが良い。


 さて、エルムが帰り次第始めるか。



 ーーーーーーーー



 検証その1

 自分から遠いほど魔法の効果は弱まり、魔法の発動射程には限度がある。

 威力と射程は反比例。

 規模と威力も反比例。

 ただ、|人外(俺)の場合は魔素が多いので高威力で大規模な魔法をやろうと思えば出来ちゃったりするんだな。


 これはトーテムポール作りで確認済みだ。


 検証その2

 感知の範囲と魔法の射程の因果関係。


 検証その1の段階では、普段の感知範囲で行った。

 しかし、感覚共有というスキルが出てきたので試してみた。


 〔エルム、もうちょっと離れてくれ。〕

 〔はい。〕


 今やろうとしているのは。

 自分の普段の感知範囲外にエルムを立たせて、エルムの感知範囲内で魔法を発動出来るかどうか。

 結果はーーーー


 ズゴッ


 立派なトーテムポールだ。

 少し、普通の場合より魔素を食うが問題なかった。

 見えてさえいれば発動可能。

 つまり、離れていてもサポートできる。

 よし。あとはーーーーー


「ヘリス様、ただいま戻りました。」

 〔ご苦労、エルラ。〕

 エルラ達が着いたな。うん、エルフ達はひとまず置いといて。

 先にお嬢様を助けるか。


「エルラ!何を易々と頭を下げている!」

 は?なんか面倒臭さそーなエルフが出てきたぞ。


「そうだエルラ、我々はもう信仰対象を持たずに生きると決めたのだ。」

 はい、2人目ー。


「信仰する先代を立てて今迄我慢していたが!

 たかが木!我等を守る力など迷信よ!!」

 はい、情報を何も得ていないのに態度を決めるバカトリオ。

 こいつらに構ってる暇ないんだけど?

 まあ、無視で。


 〔エルムは合流せよ。〕

 〔了解。〕


 さて、始めようか……な?

 目の前には直径1mほどの火球が二つ。

 それを出しているのは……エルラ。


「貴様ら!ヘリス様を侮辱するな!」

 ちょっと、おーい?エルラ?エルラさん?


「消し炭すら残らぬと思え!」

 ブチ切れていらっしゃる。でも、森では大火力厳禁だ。


 〔エルラ、落ち着け。そんな奴ら相手にするだけ時間の無駄だ。それよりすることがあるだろう?〕

「…はい、わかりました。」

 よしよし、火球を消してくれた。

 エルムも帰って来たことだし、さっさと取り掛かろーーー


 バキッ


 あ゛?

 伝えようか、と思っていたら急に三馬鹿の内の一人が大きめの石を叩きつけてきた。

 飛び道具は効かないと判断したのか、よりによって石かよ。

 とことん邪魔してくるな。

 あーあ、硬化して無かったから凹んじまった。

 でも、再生で元通りなんだよなぁ。


 〔あ、エルム。相手しないでいいから、意思伝達に集中してくれ。〕

「はい。」


 一瞬で凹みが治ったことに驚いてたみたいだが、ほっといて。

「そりゃぁぁぁ!!」

 あ、またかよ。仕方ない、今度は受ける所を部分硬化。


 ガキンッ パキンッパラパラパラ


 火花散ったな。

 エルフの整った顔でそんな間抜けヅラしないでもらいたい。

 エルフのイメージが……

 石は粉々だし、もうしてくんなよ。


「「「はぁぁぁぁ!」」」

 あ、火魔法ですか。バカトリオ全員かよ。

 と言ってもエルラのに比べたら、しょーも無い火遊びみたいだな。


 あーもう、面倒。

 代行者、硬化や吸収と魔法を使って軽くあしらってくれ。頼む。

【了解】


 〔よし。エルム、エルラ。まずはーーーー〕


 エルフ宅配便計画。


 そうだな、地上移動するより飛んだ方が早いんでない?というのがコンセプトだ。


 色々考えたけど、高いところから樹布で作ったウィングスーツでダイブかなー?と。

 風魔法を応用して飛距離を稼げば何とかなりそうなんだよな。

 俺がサポート出来ることもわかったし。


 あと、スキルの中に成功する確率を高める可能性を秘めたモノがある。

 その名も[精神統一]!!

 これを使えば魔法やスキルの制御がさらに上がるのではなかろうか?

 スキルとしてあるのだから、効果が期待できると思う。


 代行者、[精神統一]起動。


【スキル[精神統一]を起動、代行者の制御により覚醒しました。】


 まず、ウィングスーツのイメージをエルラに意思伝達で伝える。

 樹布はもちろん充分な量を渡しておく。

 いやー魔素が大量にあるから、再生軟化再生軟化で生産し放題。


 俺が魔素を吸収したら周りの魔素の濃度が下がって、それを打ち消すように別の場所から魔素が流れ込んでくるだよな。

 この森、分散してるから分かりづらいけど魔素の量が半端ない。


 それに、魔素の供給をエルラに出来たら便利だなーとかやってみたら普通に出来ちゃいました。

 今は2人だけだけど、魔素底なしの超人?集団みたいなのができそうで怖いな。


 それはさて置き、ウィングスーツって結構頑丈に作らないとな。

 確か時速300km超で飛ぶ人が前世にいたと思う。

 そんでもって水平飛距離は20km以上だったと思うな、まあそこから風魔法で更に伸ばすんだけど。

 とにかく魔素を大奮発して、しっかり作ろう。


 まあ、後はエルラに任せて。

 次は飛び込み台だ。魔素を大量に練り込んで造る。

 テラッテラに光るぐらいまで練り込む。

 そして始めはエルムが立てる、必要最小限の面積のポールを。


 ズゴッ【高さ10m、直径30cm】


 次に。その下から始めより少し大きいポールを。


 ズゴッ【高さ20m、直径40cm】


 このようにポールを大きくしていき、タワーを造る。

 出来るだけ高くしたい。

 前世の記録は9000m以上からのダイブだったから、可能な限り近づけて飛距離を伸ばしたいな。


 〔エルム、上に登れるか?〕

「足を掛けるところがあるので問題ありません。」

 身体能力が格段に上がってるから、そういうと思ったよ……

 〔無理はしないでくれ。〕

「何を今更。」

 ……そうだよな、ウィングスーツをぶっつけ本番で着てダイブしろって言うんだもんなぁ。

 仕方がない、あんまり頼ると不安だが。

 代行者、ノルマを達成する為だ。力を貸してくれ。


【了解。カテゴリ「文化」にアクセス開始。ウィングスーツのマニュアル参照。飛行ガイド作成。】


【続いて、地理情報にアクセス開始。テトリア間の

 距離、風向風速等の気候条件取得。サポートシステム構築】


【更に、ウィングスーツの強度を計算。このまま作成を続けた場合、成功率は30%を切ります。代行者によるウィングスーツの構造の参照を具申します。】


【又、飛び込み台をこのまま建築した場合、目標高度まで約42段以上、最下層の直径440cm以上になります。しかし、強度が不安定なので代行者による監督下に置き、再構築することを推奨します。】


【そして最後に、一番の最適解はスキル[改造]を起動することです。】


 は?


 いやいや、最後は却下。

 ってそんなことより……始めからこいつに相談すれば良かったとか思ったのって俺だけ?

 最後のを除けば、油断しなければ有用……いやチート過ぎない?

 あれこれ考えてたのが阿呆らしくなったな。

 ……なんか、もう……




 よろしく!!

お読みいただきありがとうございました。

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