374:ゆるママとオフコラボ!⑤
お待たせしてしまって申し訳ありません!
薫さんの車に乗って僕の家へ向かう。でも、この時間は車が多いからか、車の進みが遅い。
つまり、二人きりの時間が長く続くということ。
「⋯⋯ごめんね、優希くん。
電車で帰った方が早かったよね、多分」
「そんなことないですよ?」
「そ、そうかな?」
「それに、薫さんと一緒にいられる時間が長くなるじゃないですか」
「ゆ、優希くん!?」
由良さんがいる場所だとあまり言えないけど、二人きりだったら少しくらい⋯⋯勇気を出してみたり。
「薫さんといると、なんか安心するというか⋯⋯だから、ちょっと家に帰るのが寂しいなって」
口が思わず滑ってしまったけど、嘘じゃない。
これ、好きって言ってるも同然な気がする。意識すると頬が熱くなるのが分かる。
⋯⋯遠回りでごめんね薫さん。
「寂しいんだ」
「⋯⋯す、少しだけですよ?」
「じゃ、じゃあ⋯⋯」
「また、うちにおいでよ」
「あっ、うちだとその、結構遠いし!
私が優希くんの家に行っても良い⋯⋯けど」
薫さんが僕の家に⋯⋯
「それも良いかもしれないですね」
「ふぇっ!?」
「べ、別に変な意味じゃないですからね?」
「う、うん!それは分かってるよ!」
「それに、一人で食べるより二人で食べる方が美味しいですし!」
「そ、そうだよね!」
「(⋯⋯ん?二人?)」
「(由良なしで、私と二人きり⋯⋯ってコト?)」
薫さんが僕の言葉の意味に気付いたのか、顔を赤くする。
僕まで意識してしまって、更に頬が熱くなる。
「薫さんが来たい時、いつでも来てください」
「う、うん」
「⋯⋯その、今度は僕がご馳走しますから!」
「楽しみにしてる⋯⋯ね」
「はい!」
そして、少し長いドライブも終わり僕の家に到着してしまった。
「薫さん、今日はありがとうございました!」
「こちらこそ、またいつでも声かけてくれて大丈夫だからね?」
「はい!」
そして僕は薫さんを見届けて家へ帰る。
まだ冷めない頬の火照りを感じながら。
♢
「って僕なにやってるのおおおおおお!!」
僕はベッドの上で悶絶していた。
最初はあそこまで言うつもりはなかった、なかったの!!
なのに、気付いたらあんな事を口走っていた自分が怖い。
「これ、薫さんのこと好きって言ってるようなものだよ⋯⋯」
それなのに、それなのに僕は⋯⋯恥ずかしいからって理由でその一言を口に出せないでいる。
本当だったらもっと早く言うべきで、そうじゃないと先輩や華さんにも申し訳ない。
自分でも卑怯だって分かってる。
それなのに勇気が出ない自分が、少し嫌になる。
「だから、女の子っぽいって思われるのかな」
男らしさを見せられない、そんな自分だから。
「(でも⋯⋯)」
「(今日はちょっと、頑張った⋯⋯よね?)」
僕はそう頭の中で考えると恥ずかしさが込み上げてくる。思わずベッドの上でバタバタとしてしまう。
「最近色々考えないといけないことが多くて大変だよ⋯⋯」
薫さんのこともそう。VLFに先輩や華さんのこともある。考えれば考えるほどに頭を抱えてしまう。
「よし」
今は深く考えない。でも、どうするかの大まかな方向性は自分の中で決まってる。
「あとは、素直になる⋯⋯だけ」
「(それが一番難しいんだけど)」
でも、いつまでも皆に甘え続けるわけにはいかないから。
「だから、頑張ろう」
僕のこの気持ちをきちんと言葉にするために。
前書きで書くような事ではないのでこちらで。
最近酷い躁鬱のような状態で日常生活にも影響が出ている状況です。
どうしても失恋VTuberのコミカライズ完結が精神に与える影響が強く大きくかなりキツイです。
その他のネタを考えたりして気晴らしをしていたりしていたのですが、いまいち頭が働かない。
そんな状況もストレスだったりで。
ですが、少しずつリハビリを兼ねてスタイルを少し変更する事にしました。
いつもは2000文字を目処に書いているのですが、1000文字程度でも書いて更新速度を上げる方向性に動くことにしました。
躁鬱の状況によっては確約はできないですが、少しでも多く投稿できるように頑張るので応援して頂けると嬉しいです。




