↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
失恋したのでVtuberはじめたら年上のお姉さんにモテました【コミカライズ完結】  作者: 二兎凛@失恋Vtuberコミカライズ最終巻8/27発売予定
コスプレサミット編!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

255/393

247:結果発表!

お待たせしました!

実はエイプリルフールネタを書こうかなと思っていたんですが、見事に寝落ちしました⋯⋯

 ボク達の番が終わり控室に戻ったけれど、ボクの心臓のドキドキは全然収まらなかった。


「ゆ、ゆかちゃん、お疲れ様」

『は、Haruお姉ちゃんも、お、お疲れさま!』


 さっきの事もあり、なんとも言えない空気になってしまった。


「あ、あのね、ゆかちゃん、さっきはごめんね! 急にあんな事してびっくりしたよね⋯⋯」

『か、かなりびっくりしちゃった⋯⋯だけど、いきなりどうしてあんな事したのかな?』


 聞かない方が良いのかとも思ったけど、Haruお姉ちゃんが自分から話を切り出してくれた事もあって、ボクは聞いてみる事にした。


「え、えっとね、ダンスとかも上手く出来てたとは思うんだけど、インパクトが足りない気がして、あの曲をOPに使ってるアニメのOPのラストにあんな感じのシーンが入ってて、それを再現したら、結構いい感じになるんじゃないかなって思って、つい⋯⋯」

『な、なるほど⋯⋯な、なら仕方ないよね!』


 ボクはただ恥ずかしかっただけと言うのもあって、気にしてないかの様に振る舞った。


「⋯⋯し、仕方ないよね」

『Haruお姉ちゃん?』


 Haruお姉ちゃんはなんだか残念そうな顔をしながらそう言ったんだけど、もしかして⋯⋯


『も、もしかして、ボクにああいう事するの嫌だった⋯⋯のかな?

 審査の為にって無理してたりしてないかな?

 大丈夫かな?』

「い、嫌だなんてとんでもないよ!?

 た、ただ、仕方ないで済ませるのは嫌だな⋯⋯って」

『そ、それって⋯⋯』

「わたし、誰かにああ言うことするの初めてだったから⋯⋯

 でもよく考えたら、おでこだしノーカンだよね!うん!」


 Haruお姉ちゃんはそんな事を言いながら笑った。


「そんな事よりも⋯⋯予選突破出来るかな?」

『出来ると、嬉しいな!』

「だね!」

「(突破出来れば、また優希くんと⋯⋯)」


 そして最後の予選参加者のステージも終わり、残すところ結果発表のみとなった。


♢


【それでは今回のCosPa、WCS日本代表選考会への切符を賭けた、関東予選、まずは特別賞の発表から行きたいと思いますッ!】


 ナレーターがそう言うと、会場はかなりの盛り上がりを見せた。


 尊死者だった人もある程度復活してきたようで、人数も最初の時と大差はなく、みんな結果を見たくてウズウズしている様子。


【それでは、まずは協賛企業から、ミシンのプレゼントがされるシスター賞は⋯⋯⋯⋯この四人だああああ!!】


 まず最初に選ばれたのはミシンが贈られるシスター賞、これはミシンメーカーのシスターという会社の超高機能の最新ミシンが贈られるのだとか。


 受賞したのは有名な男性アイドルアニメのキャラのコスプレをした四人のユニットで、ミシンを貰ったリーダーと思われる人は、これで次はもっとクオリティアップに努めて次回、帰って来ますとコメントをしていた。


【そして次は関東TV賞だあああ!!】


 こちらも続けて発表され、一人の女性が選ばれた。

 この人の衣装はあの有名な演歌歌手、小○幸子の衣装を再現した大掛かりな物で、友人三人と作り上げたのだとか。


 ただ、クオリティは高かったけれど、全く本人が動けないのがネックで、TVの出演が確約されるこの賞に収まったようだった。


【最後に⋯⋯今回の優勝、そして日本代表選考会の出場切符を手にしたのは⋯⋯この二人だ!!!!】


 そして画面に映し出されたのは、ボクと、Haruお姉ちゃんの二人だった。


「う、うそっ!?」

『ぼ、ボク達が⋯⋯優勝!?』


【今回優勝が決まったこの二人、決め手はやはりあの尊死者続出のおでこキスでしょう!

 それに衣装のクオリティもかなり高く、日本代表選考会でも活躍する事は間違い無いでしょうね! ダンスはまだまだ磨けば光りそうですなので、ぜひ頑張って欲しいですね!】


「ゆ、ゆかちゃん! やった! やったよ!」

『嘘じゃない⋯⋯んだね』

「本当だよ、本当!」


 嬉しそうにするHaruお姉ちゃん、そしてボクも今まで頑張って来たのが報われて、本当に嬉しかった。


【それでは優勝した二人に一言頂きましょう!】


「へっ!? どうしよう、何にも考えてないよわたし!?」

『あ、ありがとうって言っておけば良いんじゃないかな!?』


【では、一言お願いします!】


「え、えっと、初出場で、優勝なんて頂いてしまちぇ⋯⋯あっ、その、ありがとうございました!!!!」

『ボクもまさか優勝出来るなんて思ってもなくて、本当に嬉しいな!

 日本代表になれるように頑張るから、応援よろしくね♪』


 Haruお姉ちゃんは舌を噛んでしまったからかテンパってしまい、結局お礼を言うことしか出来ていなかった。


 ⋯⋯だけど。


「「「「「「ああああああああああああああああああああ!!!!!!」」」」」」


 ステージ上ではボクをリードしていた、そんなHaruお姉ちゃんの様子を見ていた人達は、舌を噛んでテンパるHaruお姉ちゃんを見て尊死していた。


「⋯⋯あれ?」

『凄い凄惨な光景が⋯⋯』


【多くの人が尊死してしまいました!

 救急隊の方対応お願いしますッ!!!!】


「なんで終わってから死ぬんだよおおおお!!」

「さっき戻したばかりだろおおおおお!?!?」


 救急隊員さん達の悲痛な叫び声とともに今回の関東予選は終了してしまった。


「え、えっと、ゆかちゃん、また来月もよろしく⋯⋯ね?」

『う、うん! こちらこそ!』

「じゃあ、そろそろ着替えてこよっか」

『うん!』


 そして着替える為に一旦分かれたボクは、更衣室へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
はははあはは 死屍累々とはこのことかwww
[一言] この勢いだと本選でもスレ同様遺書推奨されそうだな…
[一言] 尊師不可避!!!!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。