ハチミツは大好物
結局6層7層8層9層は特に問題なく進み
10階に辿り着きそこには辺り一面木 木 木で森だった
「さっきまで草原地帯だったのに次は森か〜」
「いや〜……なんだが家が懐かしい」
そういえばリリィの周りこんな感じでしたね
しみじみとしてる所申し訳ないけど敵さん来てるからね
何かが飛来してくるがそれらはリリィの眼前で弾かれる
それは針の様なもので先から多少の液体が滲み出てる
「ボサっとしてるのは危ないよ結界があるとはいえ」
「ごめんなさい……」
大丈夫だよと頭を撫でる
「ノワールもありがとうねずっと結界張ってくれてて」
ノワールの頭も撫でてあげる
そしてようやく針を飛ばして来た魔物達が集まってくる
羽音が無茶苦茶うるさい1メートルはあるだろう
顎をカチカチとならし足を広げ警戒体制をとっていた
「蜂だな〜デカイな〜」
どう処理したものか刀でやってもいいけどあれ魔力バカ食いするんだよなぁ
以前使った時かなりの魔力を食われたせいもあってか反応に遅れて狼型から傷を負いそれ以降あんまり使っていないのである
しかしこちらが考えてる間ずっと針を飛ばしたり突いたりしてきてウザイ……
避けるのも簡単じゃないのだ
「もういいや」
その言葉と同時に姿を消し蜂達が1列になる所に移動し
武器作成で槍を制作し蜂が綺麗に1列になる所狙いその一瞬を逃さずにぶん投げる
一、二体だけ槍から逃れるが逃がさない
2本目3本目と生成しぶん投げる
消失しドロップ品を回収して戻る
「やっぱ毒がある奴は近づかない方が良いね」
「だからって私達を普通に囮にする〜??」
「護るんじゃないの!!」
2人とも怒った顔でこちらに言う
ごめんねと謝り先に進む
「まぁノワールの結界丈夫だから良いだけどね」
「ホントだよでもこの階層にも通用するって分かって良かったよ」
確かにそれもそうだ
休み時とかの参考になる
しかし基本出てくる虫型や植物型ばかりで少しやりにくい
早めにこの階層を抜けたいものだ
そんな事を考えてると何かに躓く
見た感じ根っこでは無いようだ金属?だろうか
少し掘ってみる
「お 宝箱だ」
「へぇ 前の階層からは一切出なかったけどこの階層から出るんだね」
「ぽいね〜にしても埋まってるって……意地悪だなぁ」
せっせと掘り出し地面に置く
見た感じ普通の宝箱だ
「罠とかあるのかな?」
「あぁどうだろうありそうじゃない?」
2人とも罠を警戒する
確かにこんな所の宝箱なんて何があるか分からない
そこで私は思い付いた
そこそこ長い槍を作り離れた所で結界内から開ける作戦にする
ゆっくりと隙間に矛先を入れ勢い良く上にあげる
…………何も起こらない
毒ガスや魔法などを少し期待してたけど
2人をその場に待機させ宝箱を除くとそこには何かが入っている
何かの欠片だろうか手に持つと透けてるようだが鏡のようにこちらが見えたりするで何かがおかしい
手の平に乗せてみるとその場所の空間がズレてる?気がする2人を呼び確認させる
「これなんだろう?」
「少し見せて……」
リリィが手に取り確認する
叩いたり弾いたりしてみるが傷がつくわけでも壊れることも無く
手鏡合わせて見たが反射したりしなかったりで明らかにおかしな物体であるリリィも分からないみたいだ
「ねぇそれも変だけどこっちも見てみて」
ノワールが取り出したものは砂時計だが
これはまた奇妙な物で落ちるわけでもなく真ん中の部分に砂が留まっている
振ってみたりもしたが砂は移動をしないし
私がガラスに向かってデコピンしてみたら壊れる事すら起こさなかった
2人と見つめあい3人とも頭にはてなマークを浮かべる
しかしこんな所で考えても仕方ないと鞄に放り込み先に進む
「気になるなぁあの二つ」
リリィがものすごく考えてる
しかしここで声をかけるとたまに凄い怒る時あるから話しかけない
以前調合の配分調整中に話しかけたら滅茶苦茶怒られて1時間正座したからなぁ
リリィの邪魔にならない様に速やかに道行く魔物を排除しながら進むとそこそこ広い場所に出る
そこは池を中心に大きな木もなく何処か神聖さを感じる休めそうな場所だった
辺りを見渡すと隣接して設置されてるテントが2つだけあり1人が外で見張りをして休憩していたのでその考えであってると見て良さそうだ
「木々で気づかなかったけど既に暗いから今日はこの辺だね」
2人もその場で座り込む
しかし今回は人もいる為家は出さずにテントで野営をする
パパっと設営し私達もテントの中に入り食事を済ませ身体を拭いて明日に備えて眠りにつく
朝になると先にいた冒険者は見張りをしてた私に挨拶だけして私達が来た道に行った
どうやら帰る途中だったらしい
ついでにこの先他に人は居るのか聞くと
「今1番進んでたのは僕らだから居ないはずだよ僕達はここで引き返すけど進むなら気をつけるんだよ?」
との事らしいのでこっから先は家を気兼ねなく出せる事になった
「この先行ったら階層主だから頑張って行こう!!」
「「お〜!!」」
掛け声と共に先に進む道中魔物が沢山出たが攻略法は分かってるから苦戦すらせずどんどん進んでいく事数時間
ようやく階層主の前に辿り着く
扉を押し開け中を覗くと
でっかい蜂を囲う感じに沢山の蜂が居てその後ろには丸い巣のような物が見える
「わお 見てよ2人とも」
「女王って奴かなあれ?」
「だと思うこれ1人で行ける?」
「あぁどうだろう分かんない多いんだよなぁ少し」
50はくだらない数が部屋の中に居て10匹までならどうにかなるけど
50はなぁ……めんどくさい!!
そうゆうことで
「ん〜手伝ってくれる?」
「良いよ〜初戦闘だね」
「え 私どうする!?結界張ってると攻撃に集中できないかも」
「ノワールは無理しないで 結界に集中すると良いよ怪我しちゃ元もこうもないからね」
「分かった」
そして作戦が決まった
まず最初にリリィの風魔法で広範囲に両サイドから挟み数を減らし
近付く奴は私が斬り生き残った奴と女王を倒す事にした
そして扉が閉まると同時に襲いかかってくる
リリィが事前に詠唱を済ませ魔力を練りに練って唱える
【風竜の大双牙】
大きな竜の顔が後ろの方から現れ挟み込む様に蜂の大群を飲み込んでいく
「うっは えげつないね」
「大分練ったからねぇ魔力しかもダンジョンだからか精霊も凄い元気みたい」
関心して見てると蜂が風を抜けて突撃してくる
どうやら数匹は残ったらしいがリリィが予想してたよりも少ない
「それじゃこっからは私の番だね」
そう言って槍を生成しぶん投げる
1本2本3本…………と投げる度に突風を起こす程の力で投げる為
刺さってもそこで威力が落ちずに向こうの壁に刺さりそこでようやく威力が無くなる
「よしよし!!あとは女王だけだな」
女王はガチガチを顎を鳴らしているものすごく怒っているが
狐々奈にはあまり関係なく容赦なく槍をぶん投げた
もちろん避けれる訳もなく身体にぶっ刺さりそのまま巣で止まると思いきや
貫いて壁にぶっ刺さりそのまま全ての蜂の亡骸が消失しドロップ品が落ちていく
「お!巣の向こう側見える」
「おぉ……ハチミツだー!!!」
好きなんだね……ハチミツ
リリィが滅茶苦茶目を輝かせている
てか巣はそのままなんだ
特に消えることなくその場に残っている
ドロップ品を回収し終わり
せっかくだからと巣の真下にいくと
瓶に入ったハチミツが沢山ある
リリィが滅茶苦茶興奮してる全て鞄の中に入れていき
ホクホク顔のまま次の階層に向かった




