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奴隷時代初期

なんか書きたいので書きます。続かないかもしれませんけど、頑張るぞい

どこか幸せだった微睡から目を開ける。


一縷の希望を持って開けた目は、ほんの少しの窓から取り込まれている光によって照らされた薄暗い牢を写すことになった。


徐々に回復した他の感覚もここがまさしく薄暗く冷たい牢であることを脳に伝えてくるのである。




少しの間、未来への不安を周りを見渡しながら紛らわせていると(既にいくつもの昼夜を過ごした牢には知らない点などほとんどないが、)横の床で、体を震わせた女児の起きる気配を感じた。


女児はこちらを、その絶望に染まった目で一瞥して、寝ていた姿勢からゆっくりとした動きで座る体制になる。


「今日は、、、いい人来るかな…?」


「それは……。」


「そうだよね。こんな汚いところまで貴族様がくるわけないもんね…。」


「……。」


短い会話を交わした後、話が続かなく女児に合わせた目線を外す。この、数分に満たない会話のうちに、多くの周りにいた人も起きてきて、ほんの少しだが生活音で牢がうるさくなった。


ガシャンと窓を除いた唯一の出入り口である扉の鍵が開く音が、音の響く石床によって牢全体に広がり、少しだけあった生活音が消える。


建て付けの悪い鉄の扉を開ける不快な音が自分の高性能な耳をつんざくこととなった。

多分奴隷時代は3話くらいで終わると思います。1話1話は短くして出来るだけ短い間隔で投稿できたらいいなと思います。


あと、多分口調変わります。

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