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第92話 オカルト記者と3次元化VRゲームの再来

美織は神八聖に子供のように抱き着いた。


 美織の転生終了期間は1か月と宣告されていた。


 それから俺たちはそれまで内村開園を警戒しながら、日常を過ごしていた。


「春樹、あなた何やってるの?」


「うん、ゲームだけど」


「夏菜は何やってるの?」


「人間観察」


「なんじゃそりゃ」


 とは言っていっても内村開園の痕跡は全くない。これは動く必要がある。


「礼と穂美香にもう一度会いたい」


 それって正気?


 ああ、あの人物を訪ねよう。


「ほいほーい、こんにちは! って誰だっけ?」


「ひど」


「ウソウソ、覚えているよ。藤宮君と夏菜ちゃんよね。久しぶり!」


 そう、俺たちは久しぶりに琴音沙月と再会した。


「いやあ、あれから随分の時間が経過したものだね。あなた達元気?」


「まあ、元気と言ったら元気ですよ。ただいま面倒ごとに巻き込まれてますが」


「面倒ごと?」


「はい、まあ事情を説明すると長すぎるので、内村礼がオーナーをしていたカジノの入場券を持ってませんか」


「ああ、懐かしいね。そういえばまだ回数券があった気がするよ」


「それください」


「なんでカジノの入場券なんか」


「いや何となくあそこに行けば何かつかめる気がして」


「ふむ、色々大変なんだね君たちも、ほれこれが回数券だ、これは私からの恩として受け取ってくれ」


「あれから沙月さんはどうなったんですか?」


「うん私かい? そうだね、一言でいうと君たちのおかげでオカルト記事のPVが爆伸びして大金持ちになったよ」


「まじかよ」


「おおまじ、君たちには感謝しかないわ。ほおおおおお」


「アンタ相変わらず笑い方が気持ち悪いわね」


「夏菜ちゃん酷すぎるって。そんなわけでこれは私からの恩返しさ役立ててくれ」


「ありがとうございます」


 内村礼のカジノは回数券がないと高額な店だ。前回はオーナー名義で、名刺を出したことで入ることが出来たが、内村礼がいない今はどうだろうか。


「みんな今からカジノいくよ」


 俺はみんなを集めた。


「どうしてカジノ?」


「ただのカジノじゃない。内村礼が運営していたカジノだ。今彼はいないけど、経営は続いているようだ。そこに彼と会う鍵があるかもしれない」


「なるほど、内村礼は開園の情報を持っているからもう一度聞きに行くのね」


「ああ、やっぱりあいつの力は必要かもしれない」


「ふーん、私その人に首絞められて、HP0にされたんですけど」


「そこは何も言えないわね。本人は反省しているようだったけど」


「今更反省されてもねえって感じ」


「それでも内村開園の情報を得るのに彼に会うのが大事だ。穂美香も礼と一緒にいるんだ」


「うんうん、私は何でもいいよ。確か全く記憶がないけど私はその人にトリガーにされちゃったんだっけ?」


「うーん、なんか思い返すほど内村礼を許すことはできないな」


「まあ、実際あって納得いかなかったらぶん殴ればいいでしょ」


「それもそうだね」


「え、ええええ可哀そうだよ」


 麗美を除いて、みんなで内村礼をぶん殴ることで満場一致になった。


 その後俺たちはカジノを訪れた。







「これ回数券です」


「はい分かりました」


「はえーこれがカジノ? 初めて見たわ」


「一通りそろっているって感じだよね」


「確かここら辺にいたんだよ」


「何が」


「バニーガール」


「うへえ、それはとても面白そうだね」


「よくあんな格好できるわよね」


「里音ちゃんもやりたいの?」


「は? そんなわけないでしょ」


「あの人じゃない?」


 夏菜が言った方向を向くとスロットを整理しているバニーガールがいた。


「あのーすいません」


「いらっしゃいませ。どうかしましたか」


「特別メニューってありますか? 確かに3次元VRゲームって奴です」


「ああ、一応あるんですけどね。これなにやら数か月前にオーナーからもらったもので、もう機能してないんですよね。一応タブレットにコマンドがあるんですけど、オーナーも消えちゃいましたし、これは使えなくなったようなもんですよ。でも一度は入れたものをもう一度入れるといってました」


「うん、やっぱりそうじゃないですかね。俺は実は一回そのメニューを体験してるんですよ」


「あ! もしかしてあの時の高校生の方ですか? いっぱいお友達がいたので気づかなかったです」


「確かにあの時は一人ですからね」


「それじゃあ、いってらっしゃーい」


 俺たちが3次元化VRゲームを使うと全員がゲームの世界に転送された。


「やあ、君たちやっぱりこのルートを使ってきたか。そろそろ来る頃だと思ったよ」


「よう」


 内村礼が現れた。


「面白かった、続きが読みたい!」


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