表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ショートホラー集 音編  作者: sisousi.kenta


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
9/11

第9夜

㉑小さな声


私は迷った時まれに、小さな声が聞こえる事がある。

小さな声のアドバイス。

意外とそういう人はいるそうで、集中すると自分の出した思考を声と錯覚するのだ。


私が人と違うのは声に従うと碌な目にあわない事だ。

そして、その後の嘲笑う声。

こちらは他の人にはあまり聞かないケース。


けれど私は自虐的な人間、それだけの事。

それだけの事だから後ろから嘲笑う声が聞こえても前以外を見ない。


私は肩を叩かれた。


㉒カセットテープ

あるおじいさんは生前カセットテープに家族へのメッセージを残した。


いかに家族を大切に思っているか、そして死後も皆を見守る。


そんなメッセージだった。


仲の良かったはずのおばあさんはそのテープに意味のない雑音を上書きし、おじいさんのメッセージを消していく。

表面上は仲良くみえても、表に出さない恨みがあったのだろうか。その行為はテープを壊す、あるいは燃やす以上のより強烈な拒絶に感じた。


家族の皆がそれをとめる。


「この声を消さないとみんな死ぬ」

おばあさんはそう言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ