16/16
第十六話 光の先
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称・事件等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
明るい、ただ、明るい光の中にいるようだった。
だが、突然光が消え、収縮していった。周りは一気に暗闇になった。
次の瞬間、何かが弾け飛んだ。
そして、また暗闇に包まれていく、
粒のようなものが飛び散り、飛び散った粒が一つ一つまとまり
やがて大きな球体になっていく、それがいくつも出来ていき球体の集団が出来上がり
回転を始め、球体自体も動き始めた。
はじめは不規則な動きだが、徐々に円を描くように動きが定まり始めた。
一つの球体に視点が移された。
球体の上では陸、雨風、雷が巻き起こっていた。
球体表面は赤く蠢いていた。蠢いていたものが液体で埋もれていった。
そして、徐々に赤い蠢きが収まり、陸に草が生え始めた。
その草、には虫が蠢き、その無視を大きな生物が食べ、
更にそれを大きな生物が食べていった。
生物が徐々に大きくなり、大きな生物が繁栄しているときに、
突如光が瞬いた。その瞬間に大きな生物は衰退していった。
大きな生物が衰退すると毛むくじゃらで二足歩行の生物が蠢きはじめた。
その生物は火を使い、服を着始めた。
そして、鉄を使い、船を使い、球体を移動し始めた。




