表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風車  作者: 黎明
3/6

決断

煙霞えんかのかかった夕映えに歪んだ表情を向ける

夜色は直に空を覆い尽くすだろう。

空に星はなく、そのかわりに小さな花が靄がかった月に照らされて、星のような輝きで野原を飾っている。

挿絵(By みてみん)

そんな佳境の淵に自分は一人、うずくまっている。蕭索たる広い広い世界の中に自分はいる。そう思うと焦りを含んだ悲しさをただただ抱くばかりだった。

少年の心はあの川の瀞のように深く深く、沈んでいくばかりだった。少年の顔にはどんよりとしたかげり。

少年は突然、立ち上がった。

行動に移すべきだと少年は考えた。ただ、このまま蹲っているよりはそのほうが幾分かマシだと。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ