プロローグ
今回、始めて投稿させていただきました、朧乃と申します。
駄文ではありますが、精一杯書かせていただきますので、楽しんでいただければ幸いと存じます。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
「何を知ってるって?」
荒げた声が響いた。
それは問い掛けたようで、疑う余地のない否定だ。
そしてそれに答えられる者も、突き破れる者もいない。
「何も知らないくせに!知ろうともしないくせに!いい加減なことばっかり言わないでよ!そうやって、綺麗事ばっかり言っていればいい訳じゃないでしょ?何にもしてくれないくせに、迷惑なのよ!」
声は矢継ぎ早に言葉を繰り返す。
周囲は戸惑いの表情で凍りついている。その表情が余計に声をいらだたせた。
「そうやっていつも、自分達は何も知らない、被害者ですって顔、してたら良いんだよね。
無責任に傍観者気取ってたら良いんだよね」
声はそう吐き捨てて、そのまま飛び出してしまった。
気まずい沈黙が続く。誰も声の主を追い駆けようとしない。
声の主は冷たい廊下を裂くように走りながら、溜息をついた。
――所詮そんなもんだ。
――そんなことは、嫌と言うほど分かっていた。
――今更そんなこと、わざわざ思わされる間でも無い。
そう自分に言い聞かせながら、思わず後悔してしまう。
――あんな事、しなければ良かった。
――これ以上、もうどうにもならないのに。
――こんなの全部、自己満足にもならない……
そして、少女は、辿り着いた。
辿り着いてしまった。
「もう、全部お終いなのに」
如何でしたでしょうか?
気に入っていただければ宜しいのですが……。
なにか、お気づきの点がございましたら、ぜひご指南ください。
更新頑張りたいと思いますので、ぜひ、続きも読んで下さい。




