表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の愛した桃源郷  作者: 魚精神
第一章 桃源郷編
11/38

第10話 学校生活

  「それじゃ、行ってきます」

 

  「いってらっしゃい」


 挨拶をし、俺は家を出る。今日から桃源郷での学校生活が始まる。

 不安はある。こっちの人からしたら俺は異世界人だ。ここの話についていけるか?とか、そもそも友達ができるかも怪しい。

 でも、考えても仕方がないと思うから前向きな気持ちで行こうと思う。


 学校に着いた。確か、学校に着いたら職員室の方に来てくれと言われていたな。


 職員室に行き、ドアをノックして入室する。


 「失礼します、今日から通う神代ですが…」


 「八雲くん、こっちこっち」


 奥の方で俺を手招きしている人がいる。多分あの人が昨日職員室に来てくれと言った人だ。


 「約束通り来てくれたね。私は上石琴といいます。よろしくね。神代八雲くん」

 

 「こちらこそよろしくお願いします」

 

 「じゃ、そろそろ教室に行きましょうか」


 そう言い、先生は立ち上がり教室の方に歩いていく。俺はそれについていく。


 教室に着いた。先生は「ここで少し待っててね」といい、先に教室に入っていった。


 少し待つと、「そろそろ、入ってきて」と声がかかった。教室に入る。全員の視線が俺に集まる。

 クラスメイトは15人ぐらいだ。


 先生から「八雲くん、自己紹介をお願いします」と言われたので、俺は「神代八雲です。地球の日本から来ました」と自己紹介をした。

 教室から拍手が起きる。よかった、歓迎されているようだ。


 先生に指定された席に座る。早速隣の子が話しかけてきた。


 「俺、春彦。よろしくな八雲!」

 

 「うん、よろしく春彦!」

 

 「今日から友達な、八雲!」

 

 そう言い、春彦は右手を差し出してきた。「ああ、よろしく頼む」といい手を握り、握手を交わした。

 早速、友達ができた。俺の不安要素はかき消された。


 休み時間には俺の周りにはクラスメイトが集まり、質問攻めにあった。「好きなものは?」とか「地球ってどんなとこ?」とか。

 その間俺の後ろの方から殺気を感じたが、まぁ…気のせいだろう。


 授業は普通な感じだった。国語や数学、化学等など日本でも普通にやってる内容だった。

 そんなこんなであっという間に昼休みの時間になった。この学校に自販機があるというので、自販機で飲み物を買っていると、後ろから声をかけられた。


 「ちょっといいかしら?」

 

 「貴方、転校生でチヤホヤされてるからって、調子に乗っているんじゃないかしら?」

 

 「いや別に…乗ってないですけど…」

 

 「そうかしら?すごく楽しそうにしていたけど?」


 「いや…別にそんな…」

 

 「まぁ、いいわ。そんな事より今日の放課後貴方に決闘を申し込むわ!」

 

 「は?」

 

 「私の名前はレイチェル·アイスフィート」


 「私から人気者の地位を奪った事後悔させてあげる。覚悟しなさい!」


 そう言い、去っていった。呆気に取られていると、彼女の隣にいた子に声をかけられた。


 「ごめんなさいね、レイチェルちゃん熱くなるといつもあんな感じだから」


 「いやいや、別に気にしていないですから」

 

 「そうですか。ならいいんですけどね。申し遅れました。私レイナ·ウィンフォックスといいます。以後、お見知りおきを」

 

 「こちらこそ、よろしくお願いします」


 「それと、決闘の申し出絶対に断ったほうがいいですよ」

 

 「レイチェルちゃん、この学校で一番強いので」


 「今までも、戦った人全員を病院に送っていますからね」

 

 「だから、断ったほうが身のためですよ。それでは」


 後で分かったが、レイチェル·アイスフィート、レイナ·ウィンフォックス。この二人はいいとこのお嬢様らしい。


 俺はお嬢様に喧嘩を売られた。



 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ