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悪役令嬢は100回目のバッドエンディングを望む  作者: 本橋異優
―ゲーム本編前・事前準備―
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第71話-1

 


 アンスリウム男爵を、そして第五師団の一部を撃破し、合魔獣の計画を打ち破る事に成功したR.D.908 冬。

 その噂を、思惑通り噂好き使用人のお陰もあり、ついて街にも悪評として広がっていた。

 実際の事件、合魔獣事件は伏せられ、孤児失踪や男爵の不正など裏でアメリアが指示を出していたのではないか? と、尾ひれがついて、根も葉もない噂に変化していたわけだが、それでも中々のものだとアメリアは思った。

 アメリア自体は手を出してはいないし、そんな証拠など一切ないのだが、噂の一人歩きは止まる事を知らない。特にデビュタント前の公爵令嬢という恰好の的だ。

 人の不幸は蜜の味とよく言ったもので、この手の噂が途絶える事はないのだ。


 アンスリウムのその後や、ルドベキアがどうなったのかアメリアは知らされていない。関与した第五師団の者は除名など様々だったらしいと曖昧な情報しか下りて来なかったのだ。それもそうだろう。いくら噂の域を出なくとも、子供であるアメリアが関与している可能性がゼロではない以上、必要以上に情報を漏らす筈も無い。

 自分の父は中々に口が堅いなとアメリアは感心した。


 そしてマイクだが、しばらく昏睡状態が続いた後、命はやはり主要人物枠として運命に生かされた。今は大分回復し、以前のように過ごしている。マイクは事の真実を全て知っていたものの、信じていた者に裏切られたことが何よりも辛く、『ゲーム盤』のマイクのように多少臆病な性格になってしまったのは言うまでもない。

 軌道修正が行われたのだとアメリアは肩を竦めたのだ。


 ユリの急激成長については色々な分野の研究者や、医師がみても全く分からなかった。


 アメリアはきっとそういう設定なのだろうと思っていた。


 何でもかんでもアメリアは神々のせいにしているが、大体が本気を出している神々とアメリアの願いの力の対立で均衡が崩れているからなので、間違ってはいない。

 半分は自分の願いの力のせいであるとアメリアは気付いていないのだが、大体神々のせいでも強ち間違いでもないから神々も見守りながら微妙な表情をしているのである。

 元々ユリの成長速度が不可思議なのは周回でも見られた事。今回に限ってかなりいつもよりも早いというだけだと、アメリアは結論付けた。


 そんなこんなあって、男爵と第五師団などの噂がアメリアの悪評になり、彼女の行動は今まで以上に何をしても忌み嫌われるものとなっていた。アメリアからしたらとても行動しやすく、楽であった。

 街に出れば、あの優しく頭を撫でてくれた串焼きの亭主も冷たい眼をアメリアに向ける。致し方がない。あの時のアメリアとリアは亭主の中では別人。

 少し寂しくも思ったが、これでいいとアメリアは今日も凛とし、今日も前を向いている。


 悪を我がものとして過ごし、現在R.D.912 春。

 悪役令嬢鋼鉄の精神と魂を持つアメリアは、12歳になっていた。


(さてと!毎周回恒例デビュタントです!)


 デビュタントと言われている周回恒例行事だが、学生になる前の子供たちが社交界を一度経験する為の場である。一応親同伴である。しかし普通の社交界の場所とは違い、主役はあくまでも子供達である。

 アメリアは神々から「別の世界ではそういう意味で使われない言葉なんだよ~。本当は違う意味なんだ~」と、間延びした声で聞かされたのを覚えている。

 あれから四年経っているが、ちまちまとした悪評は増やしていた。

 その辺は以前と変わりがなかったので、新規フラグ(合魔獣の件)の時よりも簡単なものだったとアメリアは感じた。


「ゲームという世界ですし、言葉だけは同じで設定は違うとかそんな感じなのでしょうかね。神さま方の世界の話は面白いですけど、夢物語のような感じでしたし。

 それにしてもあれ以降、ほとんどライラとアークがいないだけで、やる事が変わらなかったのは拍子抜けですね~……」


 記念すべき最後のこの周回で、この世界しか知らないアメリアはベッドの上でふんわりと思い出していた。

 頭も冴えてくれば深呼吸。そして力強く目を開き、体を起こす。今日ばかりは日課の走り込みはやめておくことにして、いつメイド達が突撃してきても良い様に、この日ばかりは待ち構える。

 上から下まであますことなく磨かれ、準備される事が分かっている今日この日。

 誕生日とは違った形式ばかりの儀ではあるものの、ここは本編前最後の重要思い出イベント日である。



 ライラとアークはアグリアの言っていた通り、時折この国に戻されては再び隣国へと戻る往復を繰り返していた。

 アメリアはロイドに進言し、ライラをユリの侍女へと変えて貰った。説得するにもライラの力を知っているロイドは、アメリアに「ライラがきっとユリを守ってくれる」と言われれば、否定する事もなく「そうだな」と納得してしまった。

 誘拐されたことも踏まえると近くには信頼出来る力のある者であるのが良いと、公爵であるロイドは考えたのだ。

 第五師団の一件から、自分の率いる師団も一部信用が置けない可能性があるなどの考えも含まれている。鍛え直すと言った意味合いも込め、自分の率いる騎士よりも、ライラが妥当だという判断に至った。ライラはただ黙って従った。


 現状アメリアの侍女は完全には決まっていない。

 割り当てられた者も何人かいるものの、アメリアの傍若無人具合に辞めてしまう事が多々あったのだ。

 根気が足りないと少し思うものの、アメリアの悪評を耳にしていれば致し方が無いのかもしれない。


 そしてデビュタントの前日の夜。

 ライラとアークは正式に公爵家に戻ってきた。

 精霊王の許しが完全に得られたらしい。流石は祖母だと内心感心する。

 相変わらず二人とも無表情だが、アメリアは一度二人を見つめ、直ぐに視線を逸らした。

 ライラが自分を見る目が冷たく、ユリへとても優しく細められたのだ。


 自分が選んだ事とはいえ、どうにも胸が苦しい。

 唯一の味方が〝ヒロイン〟についてしまった。元々離脱させようと抗ったのだ。ライラの運命を考えるとそれが一番良いのかもしれないが、強制力に敗北し、仕舞いには離れてしまった現状。如何せん苦しいのだ。


 メイド達がやってくるまでの間、枕を背凭れにし昨夜の胸の痛みを思い出し、ベッドの上で胸を撫でる。


「はぁ……、思っていたより、ライラの存在はわたくしにとって大事なものだったんですね……。結構キツイ」


 ヒロイン側につくという事は、物語が自動的に軌道修正し、ライラですら自分に悪の感情しか抱かなくなるというもので。アメリアはあの冷たい視線をずっと浴びるのかと少しばかり滅入ってしまっている。

 鋼鉄の精神と魂を持つアメリアからしたら、ライラがそのような視線を寄越すのは初回時合わせてもほとんどない。設定上、関係が崩れることなどなかったのだから、多少落ち込みもするだろう。


「いつまでもこんな顔していられませんし、ライラはこれで生き残れる可能性すら出てきた。うん! そう考えればいい方向に向かっているのです!」


 自分のしている事は間違っていない。アメリアは両手で両頬をぱちんと叩き頷いた。気合は入った。後は今日のイベントを乗り越え、本編に入れば良いのだ。


 ちょうどその頃、アメリアの自室の扉がノックされた。


 アメリアは「どうぞ」と入室を促す。ぞろぞろと入ってくるメイドを天蓋かかったベッドの上から眺めていれば、見た事のある面々。どうやら今回のメイド陣はアメリアを美しく着飾り隊が到着したようだ。

 過去一度だけアメリアが口出しせず、想像以上に美しく綺麗にされた。その姿は亡き母の生き写しだと言われる程に可憐であった。それを知っている実力者メイド陣だ。

 今回は手強いぞとアメリアは苦笑いである。


 先手を打とうとアメリアが口を開こうとしたが、それよりも先にメイド陣のリーダーらしき一人が口を開いた。


「お嬢様、申し訳ございませんが、今回は我々にお任せいただきますよう、宜しくお願いいたします。既に旦那様には許可を頂いております故、お嬢様のご希望には添えないと思われます」


(お父様!? ちっ! 毎年そんなにごてごてぶちゃいくメイクが嫌だったと言うんですか!?)


 誕生日などの様々な行事のある公爵家だが、アメリアはその都度、アメリア曰く『ぶちゃいくメイク』で参戦していたのだ。

 この屋敷の主人の命であれば、メイド達を押さえる事は出来そうにないが、どうしようとアメリアは口をへの字に曲げた。

 メイドリーダーは続けて、アメリアへと先制する。


「また、今回はアグリア様の命も受けております。ご容赦を」


(お婆様まで!? 公爵と大公直々って勝てるわけないでしょう!!)


 権力者二人がメイドに指示を出してしまったのなら、もう勝てないとアメリアはがっくしと肩を落とし、「わかりましたわ」と拗ねるように声を出したのだった。



 ◇◇



 あれよあれよと支度が進む。身体の傷はメイド達に気付かれないように消しているが、その為元々肌が白く美しいアメリアは一流の腕を持つメイド達に綺麗に磨かる。ほとほと疲れ果てる準備にアメリアは口も出せないのだから、遠い眼をして終わるのを大人しく待った。

 普段のメイド陣なら不満げに仕事をしているのに、今回に関してかなり気合が入っている。


(特別給料でも出るんですかね?)


 アメリアはそう思っているが、実際はそうではない。メイド達は再びあの愛らしいアメリアを自分達で作り上げられると、歓喜し、楽しんでいるのである。

 されるがままに、着せ替え人形のようになっていれば「はぁ……」「美しい……」など聞こえてくるではないか。


 アメリアは更に遠くを見つめる。


(ここでこの人達を苛めて良いんですけど、お父様とお婆様が命令しているなら、仕事不十分だと見做され首になっちゃいますかね……。仕事の腕は一流なんですよねぇ……このメイドさん達。正直つっつくところがないから困りました……)


 ぼんやりとしていれば「完璧ですっ」と聞こえてきた。

 どうやら終わったのかと姿見で自分の姿を確認した。


(これはっ……!?)


 アメリアは言葉を失った。

 自分で見ても可憐で美しいと一言で表現出来るほどの姿だ。表情を崩す事は阻止出来たが、感想を述べる口は一文字に結ばれている。


「お嬢様! 美しいですわ!」

「やはり、私たちの腕は間違っておりませんでした」


 等と次々にメイド達が騒いでいるが、アメリアはメイド達の腕を疑った事はない。彼女たちの仕事は完璧だ。それは判っているが、そうではない。これでは再びあの幼い頃の誕生日の時の惨劇がと嫌な予感が過るのだ。

 自分の要望を常に確認し、ぶちゃいくメイクを施してくれていたのだ。メイド達はちゃんと期待に応える良い腕の者達である。ただアメリアのせいで、自信を失いかけていただけである。


 しかし、とアメリアは眉を寄せる。


(諦めて放置していたのは私でしたけど……、予定が、大幅に崩れるぅぅぅぅぅ)


 身長の伸びたアメリア。美しい青銀の髪を片方の肩へ流し、緩やかにカールがかけられているのに、艶が死んでいない。多少動いただけでは形も崩れず、しかしふんわり。一体どうやったのかと思える出来だ。

 ドレスは成長に伴い、中途半端な体型を補い、且つ気品漂う赤のドレス。いつものイベントで着用しているようなごてごてで、目が痛い衣装とは違い、ワインレッドが髪の美しさを引き立たせ、レースをふんだんに使用されているものの煩わしくない。とても落ち着いた雰囲気がアメリアを包み込んでいる。

 その場で一回転すれば、ふわりと自然に広がるスカートは自然とアメリアを目で追ってしまうだろう威力を持つ。

 メイクをせずとも美しいアメリアの肌は磨かれた事でハリが増し、女性であれば嫉妬を買うほどにきめ細かい。そこに一流メイド陣のメイクにより、目を伏せれば儚げに。開けば可憐に。目で追ってしまう可憐で美しい美少女メイクが施されていた。


 アメリアは思った。


(ちっちゃい子版お母様再来)


 妖精のように可憐だったと言われ、慈悲深く美の女神にも似た自分の母を思い出した。これはまたひと騒動ありそうだと、アメリアは肩を竦めるしかなかった。


 暫し無言のアメリアにメイド陣はそわそわとし始める。

 はぁ、と溜息を一度吐き、アメリア命名メイドリーダーを鏡越しに見つめた。目が合えば分かりやすく肩をびくりと持ち上げるリーダーは、すぐに真剣な表情をアメリアに向けた。流石はリーダー、肝が据わっている。真っすぐとアメリアと視線を合わせ口を開く。


「これではお嬢様の魅力を引き立たせられなかったかと存じますが、お許しくださいますよう……」

「良いわ。お父様とお婆様が指示を出したのでしょう? 貴女達は仕事をしたまでよ。わたくしは何も言えないじゃない」


(ほんっとーーーにいい仕事してくれましたねーーー!?!?)


 表情は不機嫌そのもの。しかし内心は、とてもこの後の事がとても面倒臭いといった心境なだけである。

 今までの周回をここで思い出すも、デビュタント時は結構ごてごてドレスに三層メイクとかだった筈なのだ。

 それが一体全体どうしてこうも変わってしまうのか、アメリアは脳内で全力介入している神々に舌打ちした。

 このイベントくらいそのままでも良かっただろうと。ドレス以外、全く違うじゃないかと、本気で怒っている。



 ◇◇



 一応父に着替え終わったと報告せねばなるまい。指示を出しているのは父ロイドだ。ダリアではない。

 アメリアは気乗りしないまでもメイドを連れて廊下を歩く。向かう先は自分の父の元。

 廊下を歩いていれば、向かい側から侍女を連れた桃色の髪が、こちらに向かってくるのが見える。


「あら、ユリ。おはよう」

「おはようございます、お姉さま。わぁ! とっても、とってもお綺麗です!」


(ユリも凄く可愛いですよ!! 本人には言えませんが、天使のように可愛いですよ!)


 目を細め「そうでしょう」とアメリアは表面上作っているが、内心ユリの可愛さに悶絶している。

 急成長を遂げてしまったユリは、王の命によりアメリアと共にデビュタントを迎える事となった。見た目が大幅成長してしまっただけだが、同い年の者達と迎えるとなればユリが、どれだけ更に成長するか判らないからと言った特別采配である。

 どの周回でもユリ11歳になってから入学という形だった筈だが、流石はヒロイン。ライバルと共に同じステージに簡単に立って見せる。

 強制力による修正が行われたのだろう。やはり強制力は侮れないとアメリアは思うわけだが、ユリは見た目が変わっても自分より幼い事には変わりはない。

 教育もまだまだな所が多くある。

 ぎりぎり合格ラインを突破出来ているマナーであっても、恙無くあの女の魔窟とも呼ばれる社交界を乗り切れると言えない。

 それすら〝ヒロイン〟だからと突破するのがユリなのを、アメリアは知っているが故、凄く微妙な気分なのである。


(私が面倒みるとかではなければ良いんですよ……私が苛めている相手だから誰も手出しさせない程度には出来ますけど、早いんですよ、色々。あ~~勿体ないぃぃぃ)


 この鋼鉄の精神と魂の悪役令嬢アメリアは、ユリが入学するまでの間でも、死亡フラグ下積みが出来たのにと、若干惜しい気持ちでいっぱいなのである。

 マイクも同時に入学になるので、とても、そう、とても勿体ないのである。


 脳内でどのように過ごすか考えながら、ユリと簡単な会話を楽しみ廊下を進んでいれば、物凄く視線が刺さる。

 言わずもがな、ユリの侍女となったライラからの熱い視線だ。


 どうしようかと考えるが、今のライラの瞳をアメリアは直視する勇気はない。

 冷たい眼をまた向けられれば、この場でへこたれてしまいそうだったから。まぁ、多分それはないのだろうが、アメリアは振り向けない。

 母を愛していたライラの視線は熱くアメリアに注がれている。


 そんなこんなありながら父の待つ扉の前までやってきた。


 メイドが一人先に出るとノックをし、「お嬢様方をお連れ致しました」と一言。返事を待つ。


「入れ」


 アメリアは先導するように先に入り、姿勢を正す。ユリはそんな姉を見本に同じように。

 メイド達を下がらせ、室内にはロイド、ダリア、アーク、アメリア、ライラ、ユリの面々。ダレンとマイクは後程来ると事前に聞かされていた為、特におかしなところはない。


 公爵であるロイドからの言葉を、アメリアとユリは静かに首を軽く下げながら待つ。


 ・・・・・・・・・・・・・。


 かなりの間。


(……? お父様?)


 いつになっても父の声がかからず、約五分くらいだろうか、無言が続いた。

 流石のアメリアもユリもどうしたものかと眉を下げている。


 そこへ助け舟を出すかのように溜息が吐かれた。


「旦那様。お嬢様方がお困りです」


 助け舟を出したのはアークだ。戻って来ていたのは知っていたが、声色からして相変わらず元気そうだとアメリアは胸を撫で下ろした。

 アークの声ではっとしたのか、咳払いを大きく一つ。空気を変えるようについたロイドは、二人に顔を上げるように声をかけた。


(んんん~~~~???)


 顔を上げて暫く、アメリアは違和感に気付いた。

 父ロイドが自分を見る様子がない。視線が合わないのだ。また亡き母アスターと姿を重ねているのか、気まずいのだろうかと首を軽く傾げる。

 ロイドはユリに目を細めて、アメリアの前で……微笑んだ。


「突然の事だったが、ユリ。見違えたように愛らしい」

「ええ、本当に。愛らしいわ、ユリ」


(おっとー? これはもしや?)


 ダリアはいつもの事なのでこの場では横に置いておくが、隠れ攻略対象であるロイドが自分を置いてユリばかりを褒めるではないか。

 物語から離脱させた筈のロイドが、目の前で物語に戻ってこようとしているのだ。

 これはアメリアからしても予想外の展開。

 すぐに一人脳内会議が開かれる。


(いやいや、これはどういう状況ですか!? ここでも強制力様様ですか!

 お父様は私に対してお母様を重ねていた部分はあるのは判っていましたけど、ここまで私に触れない!?

 ガンスルーじゃないですか! 何事です!?)


次回は来週月曜日を予定しております。どうぞよろしくお願いいたします

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