プロローグ
これが処女作です!目にとまったら是非読んでください。
俺は戦いの日々に身をおいていた。もちろん俺以外は普通の生活を送っている。誰も気がつきはしない。遡ること5年前、俺は異能を手に入れた。魔法と剣を自在に操ることが出来るようになったのだ。だが、そのせいで俺はとある組織から命を狙われることになってしまった。それは当たり前のことだろう、今まで普通の人間だった俺が力を手に入れたんだからな。しかしこの力のことも、命を狙われていることを誰にも言ってはいない。周りを巻き込む訳にはいかないからな。それからの日々俺の命を狙う刺客と戦っているわけだ。
そして俺は今、とてもピンチだ。
かこまれている。どうするべきか。敵の数は3人、3人ともなかなかの手練れだ。ここで取る選択は、逃げる、1人ずつ倒す、3人同時に相手にする。逃げるのはないな。敵前逃亡は情けない。俺のポリシーに反する。3人同時に相手にするのは無理だ。活路が見えない。突っ込んでも袋叩きにされるのがオチだ。やはり1人ずつ倒すほかないな。無理に特攻せず闇魔法で視界を潰し、確実に殺っていくのが最善か…
俺は瞬間に作戦を練り、倒すべき相手を見据え、剣と意識を1つにした
「さぁ!勝負だ!」
* * *
「おい、いつまで寝てるつもりだ?私の授業は子守唄かァァァ!!!」スパーン
「痛ッッ フッ…少し異世界に行ってしまっていたようだな。」
「なに言ってる月見里、居眠りしていただけだろ。中2病も大概にしろ。もう高校2年だろ。」
「……」
「それじゃ授業にもどるぞー…」
「またやっちまった…」
そう俺は、月見里剣士は中2病なんだ。それはもう凄まじく。だけどさっき、異世界に行っていたとか言ったけど行ってない。全然行ってない。ただの居眠りで、見ていた夢も昔思い描いていた妄想の一つなわけで… 俺は中2病を卒業したいと思ってる。だがかなり手遅れな状況にある。完全にタイミングを逃した、どうしよ。
剣士という名前で自分には実は特別な力があるんじゃないかと思い始めたのが中学1年生。それからもう5年。手遅れだ。どうしよ。
まず名前にも問題があると思う。剣士だよ?剣士。どこの家に自分の子に剣士とか名前つけるわけ?恥ずかしいったらありゃしない、親の顔が見てみたいよほんと。俺の親か。
剣士と名付けたのは父親だ。つまり父親もそういう人。まったくなにやってんだ俺の父親は。血は争えないのか…。ともかく俺は中2病を卒業したいわけ。じゃないと本当にヤバイやつになっちまう。まず人と普通にコミュニケーションがとれるようになりたい。家ではまだ割とましなんだが、(母親には俺のことは諦められてしまっている)妹も妹で…まぁそれはいいとして、どうしたらいいんだ。
と、考えていたら隣から声が聞こえてきた。
「まだそんなのやってるの?恥ずかしいからやめようよ」
痛いところをつかれ少しムッとなってしまう。
声をかけてきたのは波島波瑠小学校、中学校、高校と同じところに通っている女の子で家も結構近い。勉強も顔もそこそこに良いくらで、結構かわいい。所謂幼なじみだ。別段なかがいいわけではないが。高2になって同じクラスになり隣になったというわけだ。
ここはどう返せばいいだろうか? 少し考え、
「貴様には関係の無いことだろ」
出てきたのはこの言葉。さっき考えてたばかりなのに変えられないのか俺は。これじゃあ…
「はぁ、まったく…そういうの、ちゅうにびょうっていうんでしょ?それじゃいつまでたっても変われないよ?」
「!!」
完全に虚をつかれた俺は心を読まれてるんじゃないかと思いどきりとした。ふわふわしてるのに妙にするどいな、エスパーか波島波瑠。などと余計なことを考えていたら授業終了のチャイムが鳴り帰りのSTが終わり荷物をまとめ、
「帰ろ」
1人呟き家にかえった。
* * *
「なんでああなったのかな?昔はあんなのじゃなかったのになあ。」
私、波島波瑠は放課後の教室で悩んでいました。もちろん月見里剣士くんのことでです。
小学校、中学校、高校とおなじで幼なじみというやつです。昔から剣士くんのことをずうっと見てきたんだけど、ある時急に変なことを言うようになった剣士くんをみてとっても驚きました。
あのときは『剣士くん、頭おかしくなっちゃったよ。どうしよう、救急車よんだらいいかな?』ってとってもあわてちゃったなあ。そのあとになって゛ちゅうにびょう"って言葉を知ったんだっけ?
「結局その時からずうっとちゅうにびょうのままなんだよねぇ、どうしよかなあほんと。」
ガヤガヤした教室で1人しゃべってみます。これじゃあ変な子にみられちゃいますね、ふふっ
「こんど一緒に帰ろうってさそってみようかなあ」
心に何となく留めておき、波島波瑠も家にかえっていった。
誤字脱字などの指摘お願いします。
順次投稿するので続きも読んでください。
感想何でも送って下さい。




