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八部隊の服がダサい! 〜修二以外四人と弥市・基〜

続編ちょっと非公開にしてますー。再開するか、それならいつ公開するか未定ですが、こんな感じのキャラたちです。

本編よろしくお願いします。

https://ncode.syosetu.com/n2502ki/

台本形式

港街攻略戦から帰ってきた後、ちょっと先の話。

ネタバレはないです。



凪《なぎ》 「ねぇ、朝季《あさき》、八部隊の服、見た?」

朝季「八部隊の服? え、そんなの作ってんの?」

凪 「茉理《まつり》さんが、女性服これでどうってデザイン見せてくれたんだけどダサ……あ、えっと、はっきり言ってダサいというかめちゃくちゃダサいというか信じられないくらいダサい」

朝季「すげーダサいのは伝わってきた。いや、茉理って参謀だろ? 事務に絵描けるやつとかいるだろ?」

凪 「自分が考案した部隊だから、最後まで自分で責任持つって」

朝季「茉理のネーミングセンスのなさは認めるけど、ただの服だろ? さすがに……」

凪 「見る?」


 凪、reactionバンドで映像をうつしてデザインを朝季に見せる。


朝季「……俺の一番部隊の隊カラーって、赤なんだけど……」

凪 「じゃあ朝季の隊服、シャツもズボンも赤だね。男性用は長ズボンだから、全身赤だね……」

朝季「……ダサいってレベルじゃない」


※服の色

生地全体の色は隊カラーで揃えよう。

全身その色だから戦場では八つのカラーが飛び交うことになるけど、司令としては見やすいから問題なし。


朝季「あとこの、背中のロゴなに?」

凪 「八部隊の8と、五(ファイブ)編成のFIVEって」

朝季「8が横になってるけど」

凪 「かっこいいから横にして、♾️(無限大)にしたって」

朝季「クソダサい」


※ロゴ。

♾️の下に英語でFIVE。できるだけ大きめ、背中を覆うくらい。

シャツ袖のロゴは♾️の下にF。



⚪︎談話室


景子《けいこ》「八部隊の隊服デザイン見ました?」

たすく「隊服? そんなん作る金あったら俺の借金チャラにしろよ」

景子「サルのバナナ代がどうなろうと私の知ったことではないですが……」

たすく「おい」

景子「男性用はこれですね」


 景子、たすくに男性用デザイン案を見せる。


たすく「俺の隊カラー、オレンジなんだが」

景子「全身オレンジになりますね、まさにサルですね」

たすく「この背中の、8をひっくり返したようなロゴって」

景子「♾️ですね」

たすく「頭おかしいんじゃねーかってくらいダサい」

景子「サルに共感するのは不本意ですが、同意します」

たすく「……あ、悪い。びっくりしすぎてツッコミ忘れてた。そもそもまず、隊カラーシャツっておかしくないか? え、じゃあおまえは緑色の服……まだマシだな」

景子「感覚がおかしくなってますよ。貴方、デザイン描いてみたらどうですか? ちょうどここに紙とペンがあります」

たすく「は、いやいや、俺そういうのできねーし」

景子「何事も挑戦です。むしろこの流れで描かない方がおかしいです」

たすく「なんでだよ……」


 と言いつつ描く。

 五分後、


景子「……めちゃくちゃ良くないですか?」

たすく「は?」

景子「原案より一百億倍マシです」

たすく「まぁ、最初のに比べりゃあな。そもそも色がおかしかったし」

景子「めちゃくちゃ良くないですか、これ」

たすく「いや、そんな……おい、なんで写真撮ってんだよ」

景子「茉理に直訴しにいきます」

たすく「茉理? これ考えたの茉理かよ! 当たり前だろ、あいつのセンスのなさ舐めんなよ! 俺も行く!」


 談話室を去る景子とたすく。

 しばらくして弥市《やいち》と基《もとい》が入ってくる。


弥市「やっぱさ、面白いのは五編成のほうなんだからそっちを前面に出すデザインのほうがいいと思うんだよね」

基 「前面に出す、とは?」

弥市「水玉模様ってあるじゃん? あれの水玉を五にして散りばめるとか?」

基 「ドットの模様を五にするってこと? 鬼ダサい、却下」

弥市「えぇー、基くんが決めることじゃなくない? それに茉理さんが考えた原案よりマシだと思うけど」

基 「原案よりマシってのは同意するね。それより弥市くん、俺、五番部隊の隊長で君の上官に当たるんだけど?」

弥市「え、うん、知ってるよ?」

基 「君の意見が通るか通らないかは、俺が決めることだよね? なに、却下って言われたことが嫌なの? 君は副長なのに? 実力的には弥市くんが一位だけど、隊長は二位である俺なのに?」

弥市「ひぃぃ、ごめんなさい。却下でいいですぅ」

基 「わかればいいんだよ。で、どうしようか隊服のデザイン……」


 基、テーブルの上に置きっぱなしににされていた、たすくのデザイン案を見つける。


基 「……めちゃくちゃ良いな、これ」

弥市「基くんがそんな褒め方するの珍しい……めちゃくちゃ良いね、これ」




 そんな感じでいろんなところから諸々クレームがきてまともな色、デザインになった。

 袖と胸元とかピンポイントで隊カラーが入る。

 ロゴの♾️とFIVEは茉理の強い要望でそのまま、↓な感じ。

「仕上がってみれば思ったよりかっこよかった」(隊士一同)


  背中     袖

   ♾️     ♾️

  FIVE     F 



「そもそも資金不足なのでは?」(朝季とたすく)




* - - - - -

余談。

五番部隊の弥市と基は趣味が同じなので仲良いです。

田舎に住んでたらカフェで炭酸水にケチつけるタイプ。


基「炭酸水って空気飲んでるようなものだよね。自分で作れるし、注文する人の気がしれない」

弥市「そういうの言い出したら何も飲めなくない? あ、すみませーん、炭酸水二つで」

基「…………なんで今、炭酸水頼んだの?」

弥市「えっ、だって濃度気になるじゃん、分析しようよ。あと俺、炭酸強いの好きだから自分で二酸化炭素追加する」

基「……なるほど、いいね」

弥市「あっ、ジンジャーエールにして砂糖の濃度調べればよかったね。来週行かない?」

基「全部空いてる」


高校生になったとしても立場は変わらない。


基「弥市くん、俺、いま君に指示してるんだよ? 学力テスト一位は弥市くんだけど、学級委員である俺が君に、指示してるからね?」

クラスメイトの凪「(学級委員ってそんなに偉い立場じゃない……)」

興味持ってくださったならぜひ本編、第一部をよろしくお願いします。

https://ncode.syosetu.com/n2502ki/

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