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幸せなピエロ  作者: 宇佐山彩葉


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5/5

終わり

最終回です。

それからしばらくしてピエロとハンサム王子の周りを取り巻く環境はちょっと変わりました。ピエロは自由の身になれたし、ハンサム王子はなんと探し人を探し出した礼に沢山のご褒美をもらいました。ついでに皇太子からもたくさん沢山褒めてもらいました。

なんでも皇太子様は自分で存在感を消すことが出来る人で、ピエロ達が話していた場所にいたんだそうです。そして王妃様はピエロに沢山宝石を複製してもらい、王様は三ヶ月分のお小遣いを失いました。この国では王様でも逆らえない金庫番がいて王様でも好きにお金を使うことが出来ないのだそうです。 今回ピエロを公開手配したお金は王様のお小遣いから出ています。ピエロを見つけたのは、ハンサム王子・・・だけどハンサム王子は、ピエロに林檎をくれた親子に賞金を贈りました。それも自分がもらったご褒美も添えて、

「最初に見つけたのは彼女達なのだから」と言いながら親子に賞金を手渡したのです。

 それからピエロとハンサム王子がしたことは・・・・・なんだと思いますか?

それはそう。握手でした。それから二人は友達になりました。

「それで、できればこれからもずっとこの国にいて欲しいのだが。」

「しょうがねぇな。暇だからもうしばらくいてやるよ。その・・・もしハンサム王子、お前が良いならよ。昔お前とお袋さんに何があったか教えてはくれねぇか??」

「ああ、今言ってしまうとだな。母上は父上の何番目かの妃で私が生まれた時に色々あってあの部屋に一時期監禁されていたんだそうだ。しかも監禁していたと言うのが、母上の実の・・・・・・むぐっ。」

「だからなんでそんな繊細な話こんなとこで言い出すんだよ!!」

 ピエロが涙目で叫んだのは場所、そうここは街中街中(こうきょうのば)の広場。

「そうなのか?」

「当たり前だ。そんなものはもっと誰もいない静かな場所で言いやがれ!!」

「私は誰に聞かれても問題はないと思うのだが?」

「そんなわけあるか!!」

 こうしてピエロとハンサム王子の日常が続きます。

彼らにはこれからどんなことが起こるのでしょうか?その答えは誰にもわかりません。

                                            終わり


読んでくれてありがとうございました。

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