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付録②登場人物の本音が分かる!? 対談コーナー、第一回『桐壺の間』

◆登場人物

司会:桐壺未来

 浅野ゼミに所属する大学四年生。研究範囲は『源氏物語』。以下、桐壺。


第一回ゲスト:高野聖

 多分ヒロイン。爆弾魔な美少女幽霊。以下、高野。

桐壺「はじめまして、浅野ゼミ所属の四年生、桐壺未来と申します。このコーナーでは、毎回『文学少年召喚』の登場人物を一人招き、物語の秘話に迫っていこうというものです。第一回のお客様は、美少女幽霊としてお馴染みな高野聖様です。どうぞよろしくお願いいたします」


高野『よろしくね。……草子君の先輩の方なんだ』


桐壺「まあ、一応先輩ということになりますね。ただ、草子君は実質的にゼミ生ということになっており、今はまだ高校生ですので草子君が大学に入学する頃には院の方にいると思いますが。……それに、草子君の方が色々な知識を有していますから、その面でもあまり先輩だと言えない立場にありますね。……と、話が逸れました。今回は聖様にいくつか質問させていただこうと思います。まず、第四章まで(ここまで)を振り返ってどう感じましたか?」


高野『そうだね……ようやく一国終わったなぁって感じだけど、随分色々なことが分かってきたなって思うよ。ライバルもどんどん増えてきちゃったから、そろそろ草子君と距離を詰めないといけないなって思っているけど、なかなかうまくいかないんだよね』


桐壺「まあ、草子君は女子より本という文学一直線タイプですからね。恋愛ものとして読むのなら最強キャラだなぁ、と感じながら読まさせていただいております」


高野『本当にそうよね。……しかも、今回の四章はほとんど出番無しだったからね。本当に張り込みって辛いんだよ。どこかでSSにして出してくれないかな?』


桐壺「サイドストーリーを描けるキャラクターも沢山いますからね。あっ、恋といえばロゼッタ様サイドも気になりますね」


高野『……本当にどうなっていくんだろう? ロゼッタ様を草子君のハーレム要因として見るか否かでまた変わってくるからな。もし、ロゼッタ様か草子君のことが気になっているのならあたし達かなり厳しい戦いを強いられることになりそうだからね』


桐壺「草子君が『まあ無理だろうけど、もし彼女ができるとしたら、どんな人がいいか』という条件に挙げた『知的で文学への理解を有している』に、歴史という点からアプローチをかけられたら、かなりの強敵になりますからね」


高野『えっ、草子君ってそんなこと言ってたの?』


桐壺「ゼミでそのような話題になった時に。あっ、私の条件については黙秘いたします。次に参りましょうか。実はパーティでこの人は苦手だという人はいますか?」


高野『断トツでイセルガかな? あの人あたしを見るなり襲おうとしてくるもん』


桐壺「聖さんはどちらかといえば可愛い系に分類される美少女ですからね。美少女多しの草子君パーティでもこちらに分類されるのは多分聖さんだけですからね」


高野『そうなのよね。……ホムンクルスに憑依している間は特に何もされないんだけど。というか、可愛い系と美しい系ってどこで分かれるんだろう?』


桐壺「個人の主観ですので、後でイセルガさんに聞いてみてください。では、次の質問を。今後掘り下げてもらいたいのはどのキャラですか?」


高野『本編全部を読んで気になっているのは、Masato.Tと高槻(たかつき)斉人(まさと)が同一人物っぽいことかな? 今後、高槻さんって手記の人の過去が明かされたら面白そうだって思っているけど』


桐壺「確かに面白そうですね。様々なキャラの掘り下げとともにSSが書かれることを祈りましょう」


高野『まあ、逢魔時さんも忙しいみたいだし、本編だけで手一杯かもしれないけど。もし、書いてもらえるのならあたしが迷宮で彷徨っていた時とか、地球で生活していた時とかそういうところもSSにして発表してもらいたいなぁ、なんて』


桐壺「さて最後の質問になりますが、今後の見所はどこになるでしょうか?」


高野『いよいよ、自由諸侯同盟ヴルヴォタットを離れ舞台が大きく転換します。そして、新たな仲間も。四章ほどではありませんが新しいことも続々と明かされる予定です』


桐壺「本日はどうもありがとうございました。本日のゲストは高野聖様でした。それでは、次回をお楽しみに」

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