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真桜町のゲニウス・ロキ

作者:鴨下つぐむ
 いまからおよそ千五百年前のこと。
「真桜(まざくら)」という里で一人の美しい姫が自害をした。
 自分を巡って争っていた二人の神を前に、桜の木の下で。
「私は桜の精となって、真桜の里に生まれる子に宿り、この里を見守り続けます」
 それが姫の残した言葉だった。
 あなたがたが争いをやめ、里にふさわしい神となった時に再び姿を現すと告げ、姫の魂は消え去った。
 ……とは、真桜町に伝わる話である。

 現代の真桜町。
 この町に生まれた者たちの大半が進学する真桜高校。
 ここには二人のスーパースターがいる。両者とも二年生だ。

 一人は、超秀才の緒方道祐(おがた・みちすけ)。
 入試の点数が全科目百点で、入学以降もテストはことごとく満点をとり続けている。

 もう一人は、超スポーツ万能の坂本暖(さかもと・だん)。
 五つの運動部に所属し、いずれの部でもレギュラーの座を獲得している。

 緒方には「緒方塾」、坂本には「坂本団」というファンクラブがあり、真桜高校の二年生女子はいずれかあるいは両方に所属している。
 四人の女子生徒たちをのぞいて。

 彼女たちが所属しているのは文芸部。
 四人は等しく、部長の岩志木星児(いわしき・せいじ)に想いを寄せているのだった。
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2025/05/05 22:38
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2025/05/06 21:06
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2025/05/07 21:37
エピローグ
2025/05/08 20:33
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