第8話 常盤理美
いつもはユキの語りですが、今回は姉ちゃん(沙織)の語りです。
みなさんおはようございます。もしかしたら、この挨拶ではない方が多いと存じますが、今こちらは朝ですのでこの挨拶とさせていただきます。
いつもは愛すべき弟が語っておりますが、本日は不詳の私、ユキこと松堂幸仁の姉、松堂沙織がお相手をいたすことを、ご了承ください。
さて、前話である『発見』において、最愛のユキの小学校三年生時にクラスメイトで、となりの席に座っていた少女であり、昨日まで行方不明で私もユキと一緒に探していた常盤理美ちゃんを見事発見いたしました。本日はそのことを理美ちゃんのご両親に報告と居場所についての説明をします。果たしてこんな突拍子もないことを信じてもらえるか、普通の女子大生である私には不安でいっぱいです。
しかし、これ以上ないってくらい愛している、最愛の弟のためならお姉ちゃん頑張ります。
「姉ちゃん、朝っぱらから何言ってるんだ」
私が決意を固めているときふとユキが声をかけてきました。
「ん、うん、ちょっと挨拶をね」
「挨拶? 誰に?」
弟は何もわかっていないようです。
「気にしなくていいの、それより、ソフィアは起こしたの」
「ああ、これからだよ。ソフィア、朝だぞ」
「うーん、そう、今起きます」
ソフィアの目覚めはいいほうでユキが声をかけるとすぐに目を覚ますようです。まぁ、ユキが従者になるまでは自分で起きていたようですからこれぐらいは当たり前なのでしょう。
「沙織様、おはようございます」
寝間着姿のままのソフィアと目があい挨拶をされました。
「ええ、おはよう、今日はお願いね」
「はい、沙織様も大変と存じますが、頑張ってください」
「ありがとう、それじゃ、そろそろ出かけるから」
「はい、行ってらっしゃいませ」
「ああ、姉ちゃん、行ってらっしゃい、頼むよ」
「ええ、任せて、あんたもしっかりやりなさいよ」
「ああ、わかってるって」
「それじゃ、行ってきます」
「行ってらっしゃい」
私は最愛の弟に見送られて部屋を出ました。
私が一回に降りるとすでに父は出かけているので家にカギをかけて出かけました。
「ほんと、どうやって連れ出せばいいのかな、やっぱり結果から言ったほうがいいのかな、でもな、見つけましたって言ってもすぐに合わせられないし、でも、そうしないと動いてくれないだろうな」
私は少し憂鬱な気分となりましたが、ユキのために頑張りたいと思います。
そう決意しながら歩いているともう世美田駅が見えてきました。
世美田駅は大きな駅ではありません、しかし、北口と南口があります。
北口側が主な玄関口となっていて、駅前にはロータリーがあり、バス停なども北口に集中してあります。一方南口側には小さな商店が数店あるだけでこちら側を使う人はほとんどいません。実際私も北口から駅に入ります。そのため理美ちゃんのご両親がビラ配りをしている場所は自然と北口側となります。
「あっ、沙織さん、おはようございます」
「おはよう、朝からお疲れさま」
「いえ、理美を見つけるためですから」
「そうそう、なんとしても見つけますよ」
私に挨拶をしてきたのは、ツインテールで元気いっぱいの田中美玖ちゃん、ショートヘアでスポーツが得意な結城那奈ちゃん、セミロングに後ろを少し編み込んだかわいい髪形で、性格はおとなしいけど芯はしっかりしている高宮陽香ちゃんの三人です。この子たちはユキの小学校三年生の時のクラスメイトで、理美ちゃんの親友だった娘たちです。
「おはよう、沙織さん」
「おはよう、今日はどこか行くのかい」
今度は理美ちゃんのご両親です。今日はこの五人でビラ配りをしているようです。このメンバーが常時で、たまにユキやほかの子たちも加わっているようです。ちなみに私もたまに手伝っています。
「おはようございます、いえ、今日はお二人にお話があるのです」
「話?」
理美ちゃんのご両親の頭には疑問符が浮いていました。
「はい、ですので、できればお時間をいただいて、私と一緒に来ていただけませんか」
「うーん、そうしてあげたいけど、今日はビラ配りがあるから」
予想通り渋りました。
「そうですよねでも……」
私はそこで少し考えました。しかし、私は一回目を閉じ意を決して言いました。
「……実は、お話というのは、それに関することなんです」
そういって私は理美ちゃんを探すビラを指さしました。
「えっ、こ、これって、まさか、理美?」
「は、はい」
私は理美ちゃんのお母さんの問いにそう答えました。
「ど、どういうことかね、沙織さん、まさか、理美が、理美が、見つかったとでもいうのかい」
さすがの理美ちゃんのお父さんも少し取り乱していました。
「えっと、結論から言えば、そうです」
私がそういうと理美ちゃんのご両親とその場にいたほかの三人も一斉に目を見開いて私を見てきました。
「ほ、ほんとなの」
「う、ウソじゃないですよね」
「ど、どこにいるんだ」
「それを説明するために一緒に来ていただきたいんです」
私がそういうと理美ちゃんのお父さんが最初に我に返って言いました。
「わかった、そうしよう、母さん、そうしようか」
「え、ええ、うん、うう」
すでにお母さんは泣き出していました。
「あ、あの、沙織さん、私たちもいいですか、理美のこと聞きたいです」
「ええ、もちろん、最初からそのつもりだからね」
私は少し微笑みながらそういいました。
「はい、あっ、では、ちょっと片付けますね」
そういって三人はいっせいにビラや看板を片付け始めました。
それから少しして片付けもようやく終わったようです。
「お待たせしました」
「それじゃ、行きましょうか」
「はい」
こうして私を先頭に理美ちゃんのご両親、理美ちゃんの親友の三人とともに家路につきました。
道中は特に会話という会話はなく、どこに行くのかとか、理美ちゃんのことを聞かれました。
しかし、理美ちゃんに関してはここで話すわけにはいかないので、家に着いたらといって、先延ばしにしました。駅から家までの距離がこんなに長く感じたのは初めてでした。
そしてようやくの思い出家にたどり着いたのです。
「どうぞ、入ってください」
「ここって、沙織さんの」
「ええ、そう、私の家、さぁ、遠慮はいらないからね。どうぞ、常盤さんも入ってください」
「え、ええ」
家に招き入れた私はまず、自分の部屋に案内いしました。善は急げってことです。
「どうぞ、この部屋です」
「ここは?」
「私の部屋です。一応掃除はしましたが、急だったのでちょっと汚れていると思いますが、遠慮せずにどうぞ」
私は少し恥ずかしいなと思いながら部屋に招いたのです。大丈夫、掃除もしたし見られたらまずいものも片付けたからきっと大丈夫。そう自分に言い聞かせながら扉をあけました。
「へぇ、ここが沙織さんの部屋」
「なんか、大学生って感じですね」
「ありがとう」
美玖ちゃんがそういってくれて助かりました。
「あ、あの、沙織さん、なぜ、ここに?」
当然の疑問を理美ちゃんのお母さんから受けました。
「はい、それにはまず、これを見てもらえればわかります」
そういって私が指さしたのは塩ビ管、そう、つまりは異世界に通じるところです。
「これって、塩ビ管、ですか?」
「ええ、その中を見てみて」
「中?……!!!」
まず最初に見た那奈ちゃんが驚愕に染まりました。
「よう、結城、元気か」
向こうからユキの間の抜けた声がしました。全く、もう少し気の利いた事言えないのかしら、まぁ、そこがユキのいいところかもしれないけど。
私はそんなことを考えていました。
「どうして、あんたがそこにいるのよ。ていうか、あんた行方不明じゃなかったの、それに、なにこれ、隣の部屋にいるなら早く出てきなさいよ」
「なに、どうしたの、もしかして、松堂」
「うん、あいつ隣の部屋からこっち覗いてる」
「何それ、実の姉の部屋をのぞくってどんだけ変態なのよ」
なんだか、ユキが変態扱いされています。
「いや、隣にはいないって、ていうかなんで俺が姉ちゃんの部屋をのぞかなくちゃいけないんだよ。違うって、ウソだと思うなら、隣の部屋見てみろよ」
ユキがそういたので美玖ちゃんと那奈ちゃんが部屋を飛び出し隣のユキの部屋に向かいました。
帰ってきた二人は少し蒼い顔をしていました。
「どうだった」
残っていた陽香ちゃんが尋ねました。
「ど、どういうことですか? 沙織さん、隣に行きましたけど、松堂、いなかった、どうして、ねぇ、陽香、松堂そこにいた?」
「うん、いたよ、話してたし」
「うそでしょ、どういうことなのよ松堂」
「姉ちゃんが言ったろ、説明するって」
その後私とユキで今までの経緯を話しました。
「異世界? そんなものあるわけが」
「そうだろうな、俺だって、実際こっちの世界に来るまで信じてなかったからな。でも事実だ、まぁ、証拠になるかわからないけど、ソフィア」
「はい」
ユキのわきからソフィアが現れました。そのとたん私以外の人たちは驚愕しました。
「だ、だれ」
陽香ちゃんがそういいました。
「お初にお目にかかります。ソフィア・ドゥ・トリタニアと申します。以後お見知りおきを」
ソフィアはそういってスカートの裾をもって一礼しました。
「あ、あの、えっ、えっと、その」
やはり私以外全員混乱していました。
「簡単に言えば、その子は異世界人なのよ」
私は改めて紹介した。
「異世界人? ですか」
「そう、それも、王女様よ」
「えっ、王女って、お姫様ってことですか」
「ああ、俺がいるのはトリタニア王国という国でソフィアはその第二王女ってわけだ。まぁ、俺がこの世界に来たとき城の中でさ、危うく殺されるところをソフィアに助けられたってわけだ。しかも行くところがない俺を従者にしてくれたんだ」
「従者、ほんとに、ていうか、その子ほんとにお姫様、信じられないけど、まぁ、確かにキレだけどさ」
さすがに信じられないようだった。
「まぁ、そこらへんはあとででも話すよ。今はとにかく俺がいるところが異世界であるってことを信じてもらいたいからな」
「そ、そういわれてもな、証拠とかないわけ、それにその子、思いっきり日本語しゃべってるし」
「証拠? そうだな、証拠かどうかわからないけど、ソフィアが話すとき口元を見てみな」
「口元?」
「そう、ソフィア、もう一度なんかしゃべってみてくれ」
「そうおっしゃいましても、いったい、何をお話すればいいのでしょうか?」
ソフィアがそう話すと、みんな驚愕した。
「えっ、なに、ん」
「気が付いたか、ソフィアは日本語しゃべっているわけじゃない、こっちの世界の言葉を話してる。それがなぜか、直接顔を突き合わせて話すとき普通に日本語に変換されて俺たちの耳に届いているらしい。その逆も同じで、俺たちの日本語はソフィアにはこっちの言葉で聞こえているんだ」
ユキがそう説明するともうわけがわかないといった顔をしていた。
「まぁ、とにかくだ、今日のところは俺が異世界にいるということを信じてもらえればいいから」
「そ、そうよね、それで、松堂、理美はどこにいるの、見つけたんでしょ」
「そうよ、理美はどこなの、松堂君」
今まで黙っていた理美ちゃんのお母さんが理美ちゃんの名前が出たとたん急に息を吹き返したように言いました。
「常盤は、この場所にはいません。ていうか、この場所、実はソフィアの私室で、俺は従者だから自由に出入りできるけど、常盤は、無理なんです。俺も昨日再開したばかりですけど、こっちでは、リミーナ・ド・ラ・シュバルという名前で、貴族令嬢なんだ」
「貴族令嬢、それにリミーナって」
「そう、だから気が付かなかった。まぁ、その前にまさかこっちに来てるなんて思わないだろ、だから、まぁ、その時の話はいいんだけどな」
「ちょっと待って、でも、貴族令嬢なら大丈夫じゃないの」
「確かにな、貴族令嬢ならいけると思うかもしれないけど、さすがに外国人となるとな」
「外国人?」
「そう、常盤はバルノール王国ていうトリタニアの隣にある国なんだ」
「それで、そこには入れない」
「そういうこと、それで、この穴を通じると携帯とかの電波がこっちにも来てるんだ。だからその電波がつながるところで今常盤を待機させてるから、スカイプあたりで話をと思ってるんだ」
「そう、わかった」
「ということで姉ちゃん、そっちは任せた」
「ええ、任せて、ユキもしっかりね」
「ああ、着いたらつなげるから」
「よろしく」
ユキはそういうとソフィアとともに出ていきました。
「さて、それでは、私たちも移動しましょう、一階のリビングにパソコンを用意しましたので、そこで」
「はい、お願いします」
「お願い」
こうして私たちは私の部屋から一階に降りてリビングに向かいました。
リビングにつくとさすがにみんなそわそわし始めました。
「あ、あの、沙織さん、まだですか?」
「ごめんね、もうちょっと待ってくれる、今、ユキが工房に向かっているから」
「工房?」
「そう、そこに理美ちゃんがいるのよ」
「なんで、工房なんですか」
「詳しいことはあとで言うけど、その工房では地球の技術をいくつか研究開発をしているの。一応、ユキが顧問ってことになっているからね」
「へぇ、すごいですね」
そんなことを話しているとスカイプの着信が来ました。ユキ、思っていたより早く着いたみたいね。
「着信が来たみたいです。出ますね」
私はそういってスカイプに出た。すると先ほど別れたばかりのユキの顔を画面に映し出されました。
『姉ちゃん、聞こえてる』
「ええ、聞こえてるわよ」
「そう、ならよかった、それじゃ、常盤に代わるよ」
「ええ、お願い、さぁ、どうぞ」
「え、ええ、ありがとう」
そういいながら理美ちゃんのご両親が画面の前に座りました。その後ろに美玖ちゃんたちが付きました。
そして、ユキの隣からいかにも貴族令嬢って感じでブルーのドレスに身を包んだ一人の女の子が映り出せれました。そう、この子が理美ちゃんです。
『あっ』
「あっ」
理美ちゃんとこっち側の声がかぶりました。
そしてしばしの沈黙。
「り、理美」
「お、お母さん、お父さん」
その場にいたみんなが涙を抑えられないでいました。当然です。私だってユキが無事だって、あのメールが来たときはほんとに、ほんとに涙が止まりませんでした。それに、部屋の靄からユキが見えたときはあまりの突然で涙を流す暇もありませんでしたが、ユキやソフィアと別れた後涙があふれてきました。
私はそんなことを考えながら静かに部屋を出ました。画面を見るとどうやらユキも部屋を出たようです。さすが兄弟です、考えることは同じのようでうれしい限りです。
私はついユキの声が聴きたくなって電話を掛けました。
「ユキ、どう、そっちは」
『ああ、姉ちゃん、まぁ、常盤も八年ぶりに両親に会ったからね』
「そうね、つらい時もあったろうし」
『だろうね、特に俺もそうだけど常盤は異世界人だと誰も信じてもらえなかっただろうし』
「そうだろうね。異世界人だなんて、もし、こっちにいても私でも信じられないと思う」
『それだったら、俺もだよ』
しばらく私はユキと電話で話していました。するとそこに美玖ちゃんたちが出てきました。
「あら、もういいの」
「はい、やっぱりご両親とお話しさせてあげたいし」
「親子水入らずってことです」
「はい、それが一番ですから」
「そうね、それがいいわね」
『姉ちゃん?』
電話から離れたのでユキが気にしてくれました。
「うん、今、美玖ちゃんたちが出てきたから」
『なるほどね』
それから私と美玖ちゃんたちとユキで会話をしていました。
するとユキが電話で言いました。
『ああ、姉ちゃん、そろそろ時間だ。もう少しで常盤のこっちの父親が迎えに来る』
「あら、大変、それじゃ、そろそろ止めなきゃいけないのね」
『ああ、心苦しいけど、仕方ないからな』
「そうね」
「そういえば理美も時間がないって言ってましたけど」
那奈ちゃんが訪ねてきました。
「えっとね、理美ちゃんのお父さん、ああ、向こうのお父さんね。その人はトリタニア王国にお仕事で来てるの。今回は理美ちゃんのたっての頼みでトリタニアに連れてきてもらったらしいのよ。それで、昨日も工房を見るために時間をもらっていて、今日も、もらっているのよね。それで、今日の午後は町を視察するらしくて、それに理美ちゃんも同行使するようにって言われているらしくって、それで、今日は午前だけってことで許してもらったみたい」
私は少し説明が下手でしたが、美玖ちゃんたちは理解してくれました。
「それじゃ、もう理美とは、会えないってことですか」
那奈ちゃんがそう聞いてきました。
「ええ、たぶん、明日の朝にはトリタニアを立つそうだから、ユキも明日の朝ぐらいしか会えないって言ってたわ」
「そっか、それじゃ、もう私たちとは会えないですね」
「うん、そう、そういうことになるわね。でも、私とユキが再開したように、靄が運よく開けばあるいは、だけど、これはほとんど奇跡に近いから、期待はできないけど」
「そうなんですよね。でも、理美に携帯を持たせるのは私賛成です」
「私も、そうすればもしかしたらメールとかできますし」
「うん、それは大丈夫だと思う、といってもたまにしかつながらないけどね」
「ええ、それでも今までよりはだいぶましですから」
「そうね」
私はそういいながらリビングの扉をゆっくりとあけました。
するとどうやら理美ちゃんからもう時間だということが告げられたのか別れの挨拶をしていました。
『それじゃ、お母さん、お父さん、私、そろそろ行かなくちゃ、ごめんね』
「ううん、理美、体には気を付けるのよ」
『うん』
「こっちのことは心配するな」
『うん』
「元気でね」
『二人も、それから、美玖ちゃん、那奈ちゃん陽香ちゃん、三人も元気でね、私がいないからって遠慮しないで、いっぱい遊んで』
「理美」
「理美」
「理美ちゃん」
それから理美ちゃんはゆっくりと立ち上がりユキがいいのかと言いながらスカイプを切りました。
「ううっ」
その光景を見てまた理美ちゃんのお母さんが泣き出してしまいました。
少ししてようやく落ち着いた理美ちゃんのご両親にお茶を出しながら、ユキとの再会で役立ったアイテムの紹介をしました。すると理美ちゃんのお父さんが早速これから買いに行くといっていました。それに美玖ちゃんたちも同意しこのメンバーで買いに行くそうです。私はというと、することもあったので遠慮しました。
「そう、それじゃ、今日はありがとうね、沙織さん」
「いえ、そんな」
私はお礼を言われて少し照れ臭かったです。
これで、今日から駅前の風物詩がなくなると思うと少しさびしい気もしますが、理美ちゃんが見つかったこの事実は何よりもうれしいことでした。しかもそれを見つけたのが私おかわいい弟ってことがすごく誇らしくて、ほんとに自慢の弟だと思います。こんな弟ですが、読者のみなさん、これからもよろしくお願いします。本日は私のつたない語りを最後まで読んでいただきありがとうございました。




