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Fault Line

久しぶりの更新です。

なんか急激にPV増えてて驚きました。

先月末から先日までテキサス州ダラス近郊のテレルという街にいってました。

知人の仕事を手伝ったりしながらBBQとシューティング 久しぶりのテキサスは最高でした。

興味のあった22WMRも撃てましたしマニア垂涎のレア物やネタで購入したようなクソ銃までバカスカ撃ちましたよ。

そして知人のコーチングにより私のスコアが安定するようになりました。

ファーストショットが0.78~0.82secでしたが安定して0.78上振れで0.76sec

.7sec台 ようやく上級者域を安定させれるようになりました。


洞窟の出口に向かい駆けだした棗の後ろからは激高したトロールの雄たけびと地響きのような足音が響きはじめる。

 深部まで進んでいる為広くはない洞窟とはいえ出口までそれなりの距離があり、人の手による人工的な通路ではない為足場もそう良くなかった。

 トロールの大きな足には影響がないが棗には足を取られる可能性もある凹凸。

 鈍重だがその一歩の大きさは棗との距離を離さなかった。


 舌打ちをする棗だが、棗の脚力とスタミナは洞窟を抜けるまでトロールに追いつかれるほどではない。

 それでも棗は念のためライトに照らされた前方をしっかりと確認したあと一瞬だけ左手に持つタクティカルライトを後方に向け、明滅させる。

 ストロボ効果による、眩惑(グレア)


 1300ルーメンの強烈な光が棗を追う二匹のトロールの目を眩ませる。

 

 とはいえ全力疾走している棗も前方を照らすライトを常に後方に向けておくわけにもいかずすぐに通常モードに切り替え進行方向を照らした。


 1秒か2秒の照射だったがそのフリーズ効果は十分発揮した。


 ほんの一瞬作ったアドバンテージを生かし、棗は洞窟の入口にあと数メートルの距離にまで迫る。 

 無線機といっても免許のいらないトランシーバーの電波が洞窟の反射の影響をあまり受けない距離に入った瞬間、イヤーマフから華音の声が聞こえる。


 「なっちゃん、無事?」


 「ああ。中のデカブツは二匹だ。準備はできてるか?」


 「もち。」


 棗が洞窟から抜け出すと11時方向には華音が、1時方向にはマコが待機していた。

 いつもと違いマコの肩からはスリングで華音の使うDDM4V7がぶら下がっており、華音は伏せ撃ち(プローン)で棗の使うM1Aを構えている。

 それを目にした棗はニヤリと不敵な笑みを浮かべる。


 (やるじゃぁねぇか。華音にゃ7.62mmは少しばかりリコイルがきついがプローンならその影響もすくねぇ。考えたな。)


 棗を追うトロールが二匹洞窟から出ると同時に華音がM1Aを発砲。そしてマコは華音よりも洞窟に近い位置で手にしたXDを普段の精密な射撃を捨て連射していく。


 棗が洞窟に突入する前にマコに渡していた、HAVOCのHEI弾が叩き込まれ即座に再生できない銃傷をいくつも作り上げ、華音の7.62mmがプローンによる速射で一匹のトロールを穿つ。

 7.62mmで受けた傷が煙をあげながら再生を始めるがその傷が癒えるより早く多くの銃弾が叩き込まれ再生が追い付かなくなり動きの止まったトロールの胸に致命打となる狙いすましたハートショットが叩き込まれた。


 一方マコは普段の針の穴を通すかのような精密さを捨てた9mmの連射で致命打とは言えない再生の阻害された裂傷をつくりトロールの動きを止め、今まさにハンドガンからライフルへと銃を持ち替えているところだった。

 だがマコのトランジションは棗や華音ほど素早く行われるものではなかった。


 一瞬のもたつき、そして4メートルの巨体には9mmHEIでの裂傷は完全に動きを止めるほどではなかった。


 咆哮をあげるトロールがマコへと迫り、目を見開いたマコの動きが一瞬だけ止まり致命的な隙を晒してしまう。


 「マコっ!?」


 棗は右手のTRR8を放り投げ10mmを引き抜きトロールに発砲しながらマコへと走る。


 10mmオートがトロールを穿つが、いくらメジャー弾とはいえハンドガン、それも強力な治癒能力をもつ巨体のトロール相手には急所でなければ致命打を与えることはできなかった。


 トロールがマコに向けその腕を振るうが、棗は既にマコの元に駆け寄りマコの襟を掴んでいた。

 全力で腕を引きマコを後方へ引くがその反動で棗はトロールへと接近する。


 後方に転がるマコはトロールの振るう腕の範囲外へと逃れ、棗は迫るトロールの腕を持ち前の優れた反射神経と体幹、動体視力で身体を捩じり交わした。

 だが、いくら棗でも不安定な体勢で人間離れした速度で迫るトロールの腕を完全に交わすなど不可能だった。

 身体を捩じり上半身をそらした状態の棗の胸の前を通り過ぎるトロールの指がチェストリグに取り付けられたマグポーチに触れ爪がひっかりそのまま棗は3メートルほど吹き飛ばされゴロゴロと勢いよく地面を転がっていく。


 「なっちゃん!?」


 吹き飛ぶ棗を目にした華音が叫ぶ。反射的に棗に駆け寄りそうになるが役割を忘れず、トロールへと7.62mmを叩き込む。

 そしてマコは目の前で吹き飛ばされ転がって良く棗を見たまま動かなかった。


 ジッっと二人の無線が音を立てる。


 「くそっ いってぇぇ。アタシは無事だ死んじゃいねぇよ。」


 ゲホゲホと咽せながら苦し気な棗の声が聞こえ華音は安堵する。


 「なっちゃん。なっちゃん。」


 マコの涙声を吹き飛ばされた衝撃でどこか不調をきたした棗のOps-CoreAMPが拾う。


 「なんだよ。マコ、泣いてんのか?アタシがそう簡単にくたばるわけねぇだろ? ほら、さっさとそのデカブツぶっ殺して仕事終わらせちまえ。」

 

 棗の励ましにマコも立ち上がり華音の放つ7.62mmに晒され瀕死になっているトロールにDDM4の銃口を向ける。


 「ゆ・・・許さない。死ね。」


 DDM4を構えたマコはトリガーを引き、その正確無比な魔弾を放つ。

 対人用の小口径の5.56mmがトロールの両目に打ち込まれ固く分厚い頭蓋骨の中で暴れ脳を破壊する。

 崩れ落ちるがマコはその動きに合わせ喉にも3タップ、胸もダメ押しに3タップを叩き込んだ。


棗達は無敵のソルジャーではないし凄腕の兵士でもないです。

棗はボブ達退役軍人の悪ノリによって仕込まれた特殊部隊の兵士のスキルを持ちますがあくまでもシューターなので戦術や判断をミスります。

華音もアイアンサイト無しで50ヤードのターゲットのD点などに当てれるファンタジーレベルな技能をもってますがそれだけです。

マコも同じく精密射撃に関しては天賦の才を持ってますがそれだけです。

ちなみに彼女たちの競技適正は

棗 3-gunとIDPA

華音 USPSAとIDPA

マコ 精密射撃

となります。私はUSPSAとIDPAをしたことがあります。3-GUNはハードルが高いのでした事が無いです

ちなみに華音の配信で配信の「華」としての明るさは女性競技者カーステン・ジョイ・ワイス(Kirsten Joy Weiss)をイメージして描いてます。

「Joy of Shooting(射撃の喜び)」を掲げ、類まれな射撃技術を明るく、かつ非常に洗練されたビジュアルで発信する実在のシューターで難易度の高いトリックショットや精密射撃で知られています。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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また、ブックマークもしていただけると嬉ションしながら1911を握りしめます。

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