一万の包丁より一万円のまな板を買おう。
走り書きですので、誤字脱字があるかと思いますが、ご勘弁を。
プロが教えないコツ。
今回は、道具についてです。
ぶっちゃけると、素人が数万円する包丁を買っても、宝の持ち腐れです。
プロ仕様の包丁は、使う前に研ぎが必要です。
先ずは、目の荒い砥石で刃を完全に出します。
次に中砥石で確りと刃を研ぎ澄まし、最後に仕上げ砥石で、綺麗に研き上げ、刃紋を出します。
慣れてくれば、包丁を自分好みに仕上げる。
ここまでして、初めて包丁の真価が出てきます。
これは国産の包丁なら、和洋中関係なく、必ず必要な事です。
更に、仕事終わりには、必ず砥石を当て、研磨剤で研き、洗剤で洗い、綺麗に拭き上げる。
んな事毎日できますか?
絶対に無理です。
一週間で赤錆が浮くか、ステンレスに切り替えます。
因みに、ステンレスも刃出しは必要です。
それよりも、まな板に拘る方が良いです。
実は職人は包丁と同じ位、まな板を選びます。
包丁は一度買うと、安物の鍛造品でも一生使えます。
しかし、まな板は違います。
下手な安物を買うと、刃を潰してたり、砕けて破片が入ったりと、かなり面倒な事が起きます。
一番の解り易いのは、寿司屋(回らない)の白木の大まな板ですね。
まな板の材質は、大抵は銀杏木で出来てます。
適度に刃が入る硬さと抗菌作用が主な理由です。
そして手入れですが、毎日、漂白と熱湯消毒して、乾かし、更に翌日は、牛乳等で磨きコーティングしているのです。
そして、年に数回は、ヤスリやカンナで表面を整えます。
そして、まな板が薄く磨り減り、ギリギリまで愛情を持って使います。
この様に、木のまな板は手入れが大変です。
しかし、それに近い硬さと抗菌性を備え、更に、手入れの簡単なまな板があります。
それはホテル等で使われる合成樹脂のまな板です。
これは大きさや厚さによって様々ですが、一万も出せば、かなり良い物が手に入ります。
手入れも、洗剤で洗い、漂白剤に浸すだけですから簡単です。
もし黒くなっても、カビキラー等の強い漂白剤で、直ぐに取れます。
硬さも程好く、包丁も痛めません。
まな板は硬いのが一番だと、良く勘違いされます。
しかし、まな板の理想は硬く柔いが、一番適してます。
包丁の切っ先が突き刺さる位が、丁度良いのです。
胡瓜をスライスすると、失敗して下の方が繋がっている。
なんて事はありませんか?
一度、まな板を選んで見ては、どうでしょうか?
その失敗が無くなるかもしれません。
さて、今回はまな板をチョイスしました。
しかしこれは、まな板はだけでは、ありません。
おろし金やすり鉢等の、調理用具全般に言えます。
一番違いが分かるのは、おろし金ですね。
大根おろしは固くて面倒です。
そんな方は、金物屋で、約三千円のおろし金をオススメします。
味もおろし心地も、全然違います。
しかも、十年は確実に使えます。
家のはそろそろ十五年ですね。
すり鉢に至っては、祖母の代物なので、五十年です。
但し、山葵は別です。
金気を嫌うので『鮫肌』と呼ばれる木製のおろし器を使う事をオススメします。
一度本物を使ってみて下さい。
料理のランクが、確実に上がりますよ。




