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天使ふたたび①

うーん久しぶりの更新になってしまった。

さらにコントな集団がでてきます

「・・・・・・・天使」



白皙の美貌を持つ西園寺春間。


彼の呟きに生徒会メンバーはほうっとため息をもらす。


美しい


美しすぎる我が生徒会長・・・・・!!!!!!!



(いやいや意味不明な独り言だからっ)



「んー、お前っ最近そればっかだな!!」



目の前のソファから

間髪いれず突っ込みをいれる


天然赤毛少年は

無邪気にクスクス笑ってみせた


全く残念なことに

せっかく名門茶道出身なのに


抹茶ミルクを飲んでいる。

それも、市販の安いやつ

(を王宮立学園だから特注で。いや多分缶入りとかでいーなら

すっごく安く売ってるよーぅ?)


それでもくさっても名門茶道の神童っなのだ。

これでもね!!!

でも弟子たちが感涙ともに飲んだりする

自分がいれた本格本物な抹茶より

抹茶ミルクがいいらしい。しかも何回も言うけど、市販のねっ


「お前は・・・いい加減甘いもの以外飲めないのか・・・」


その名のとおり氷のような冷たい冷たい怜悧な視線で

天然赤毛少年を見つめる達凍

やはり市販抹茶ミルクは許せないようだ!!!!

歴代日本を牛耳ってきた政治家一家の跡取り息子である


(天然赤毛少年は今だ無名・・・そろそろ名前考えないと、な)


西園寺春間の側近、祐天寺楽人は

そんな明るい(お馬鹿な)やり取りを

全く気にせず


その怜悧な顔を陰らせ、

そっとつぶやく。



「春間さん・・・・・これはもはや本気で策を講じるべきかと」


あぁ麗しき生徒会長


あぁ聡明な副生徒会長


金髪王子と黒髪王子の物憂げな様子に


王宮立学園の生徒会メンバーは

濃紺のブレザーの中、悶える心臓を必死に抑え

ぷるぷる身悶えしてみせる


ちなみに女子はいない

まだあどけない中等部男子学生である


うーんっっ、本当に残念な学園だ!!!!!

名門中の名門なのにねっっっ


その間も

西園寺春間はほうっと物思いにふける


彼は思い出していた


あの羽のように軽い


軽くって柔らかくって

腕に抱くことが怖くなってしまう

びくびくおそるおそるとこの腕に確かに抱いた

壊れ物注意、うん繊細で華奢なバカラグラスより取扱注意な

(そんなバカな。人間が割れたりしないだろっ)

我が小鳥


あの天使が空から舞い降りた瞬間っ

(いやいや単に階段から落っこちただけだから)


奇跡のような瞬間!!!!!!

(うん、だから階段から落っこちただけだからね。繰り返すが)


あれから何日、日照りのような日々が続いたか


天使は天上へ戻ってしまったのか

(いや天使じゃないからね・・・)


ため息をかさねる

美貌の2人


うん、忘れがちだけど・・・ね


いちおう、西園寺春間は名門華族。(金髪碧眼)

そして祐天寺楽人はここ何十年と稀に見る頭脳明晰な・・・

うんとにかく頭良かった存在なんだけどなぁ


その時


なんともしなやかなノックが

これぞ王宮立学園、みたいな


うん、非常に繊細しとやかなノックが

コツンコツンと鳴り響く


うんこれこそお嬢様ですね。うん、お嬢様だよ

みたいな集団がしずしずと

煌びやかな(男性のみの)生徒会室に入室してきた


うん、西園寺春間、少しは目をくれてあげようよ


皆貴男の方向を一心で見ているよ?


まだうっとりと蜜柑を思い浮かべているのはわかるけど

蜜柑を蜜柑を蜜柑だけを思っているのはわかるけど!!!!


しずしずお嬢集団はそんな西園寺春間に文句も言わず


うっとりとしながら


お嬢さまの中でもなんか一番お嬢様っぽい

なんていうか上品なんだけど

自分が可愛くってお嬢様でお上品であることを

疑わない(うん、疑ってないな)って感じの女性が


集団の前で綺麗な立ち居振る舞いで


なんだか大変お上品なお発音で告げた

「春間さま、本日の、アフタヌーンティのお時間でございます。」


僭越ながら「王宮立学園白バラの会」がお迎えに参りました。


と・・・・・・・・


うっとりとしながら告げた。


うん、なんだ白バラの会。


なんなんだ、あんたたち。


(うん本当に残念な集団だ!!!!!!)


はぁっとさらにため息をついた祐天寺楽人が

それでもさすがにちらりと白バラ(残念)集団をちらりと見やると


いまだ小鳥を思っているだろう

我が主に告げる


「春間さん、残念ですが」


お時間です。


いやいや残念と言われときながら


何故あんたらは怒らない?!


それなりにハイスペックな可愛い顔立ちをした

うん、とっても可愛い女性たちだよ?!あんたたちっ


つくづくも残念な

何度もいうが白バラの会という


やっぱり何度も言うが残念な名前の


集団は


美しい礼をとり扉をあけた。


今日は3か月に一度の

王宮立学園の生徒会メンバーとのお茶会の日。


この日のためにこの残念お嬢様たちは

恵まれた容姿とお育ちを全く無駄にするかのごとく


水面下でバトル、もとい競争、もとい戦争かやっぱ

を繰り広げてきた。



あぁ、何夜この日を待ち望んだことかっっ


生徒会のご一行と


この美しすぎる国宝級の王子さまと


一緒にアフタヌーンティを


無駄に煌びやかな庭園(いちおう校庭?薔薇園とかあるけどね!)で


一緒に過ごせる時を幾日待ち望んだかっっっ


白バラの会一行は頬をバラ色にそめ


興奮も絶好調に達していた!!!!!!!!!


まさにその時


別に生徒会メンバー以外のために開けたわけでない


そうこの王子様たちを庭園へ促すために


両脇からわざわざ女子2名が


うやうやしく開けた扉が


まさにその扉から


ぴょっこり黒髪の少女は現れたのだった


「あれぇ、見たことあるお兄ちゃまたち、お久振りです?」





ちなみに蜜柑はまた逃亡中です。園無必死で追跡中・・・!!!!

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