表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/20

俺自体が、ファンタジー。

俺は、ロトの後ろにつき、この牢獄の奥に進んでく。左右の牢屋からは、スケルトンが鉄格子から手を伸ばし、歯を鳴らしている。


「なんでロトは、こんな牢獄なんかに、秘密基地なんか作ったんだ?」


「秘密基地なんじゃから人があまり来ないとこに作るもんじゃろ。だから、墓地とか、牢獄に作れば、好んで来るものなどおらんじゃろ。」


なるほどと納得してしまった。


「まぁ、墓地とかは、魔王崇拝者や、闇ギルドが作ってたのが殆どだったがのぅ

。」


「魔王とかいるの?闇ギルドがあるなら普通のギルドもあるよね。」


「魔王はもう居ないのぅ。ワシが生きてる時に、勇者に討伐されたと聞いたからのぅ。」

「普通のギルドが、ワシが知ってるものと一緒なら、魔物がいなくならない限り、なくならないじゃろうな。」


魔王がいないのは、安心したけど、異世界はやっぱファンタジーなんだな。

まぁ俺自体が、ファンタジーだけど。

そんな事を思ってると、前に行くロトが止まった。


「着いたのか?」

俺は、ロトの前に移動する。

其処には、周りと変わらない石壁があった。



「着いたのぅ。ワシは幽霊じゃからこのまま通り抜けられるんじゃが、主は、出来んじゃろう?」


「まぁ、そうだな。スケルトン妖精になってたとしても出来ないな。」


「そうじゃろうな。其処にある少し色が違う小さい石が壁についてるじゃろ。それを押すんじゃ。」

ロトが指した方を見ると、其処には確かに他の石壁より薄い色の石が付いていた。


其処に飛んでいった俺は、その石を両手で、奥に押した。

すると、ロトの前の壁が音を立てよこにズレていった。



「すぐ其処じゃ。先にいって待っているからのぅ」

ロトはそのまま、空気に溶けて行く様に消えた。

そして俺は、壁の向こうへ進んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ