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「じゃあ……オレの話か。まあ冴にはさっき喚いた時にほとんどぶちまけたからな」

頭を抱えてうなる孤に、私は質問した。

「じゃあ、孤。何で私の自殺を止めたの?」

「あー、その話か……」

言いにくそうに一瞬だけ孤は口ごもったが、一つ頭を振ると口を開いた。

「冴には、オレが闇の妖精で魂を喰らって生きてるって言っただろ?オレ達は魂を一度持ち帰って必要な時だけそれを喰う。もちろん、魂はオレ達にとって食料だから取りに死んだ人間の所にも行く訳だ」

うんうんと頷く私をちらと見てから孤は話を続ける。

「だからな、冴。オレがお前の所に来たのは、お前が自殺して、死んだ魂があると思ってたからだ。」

「……で、でも実際は止めたじゃない」

「そうさ、オレは冴の魂を奪わなかった。いや、奪えなかった。だってオレは今まで一度も、人間が死ぬ現場にいなかったからだ。いつも人間が死んだ後に来てた。今回、早く来ちまって初めて人間が死のうとする所をみて、オレはオレのしてきた事を知った。」


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