第3話:裂けた空、そして師の遺志
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第3話では、昨夜の約束であったハーブオムレツを囲む穏やかな朝から一転、街フローリアに突如として魔族の大軍と大幹部【狂斧将ヴァルガン】が襲来します。
人々が逃げ惑う中央広場に駆けつけた師匠ルシアン。愛する弟子と街の日常を守るため、命を賭して放たれる至高の太刀筋――魂を揺さぶる激闘をご覧ください。
朝の澄み切った陽射しが、台所の木の床を柔らかな黄金色に染めていた。
コン、コン、と小気味よい音が響く。
シオンは陶器のボウルの縁で卵を割り入れ、菜箸を手早く動かして白身と黄身を均一に溶きほぐしていた。
ボウルの中へ投入するのは、昨日の買い出しで仕入れた新鮮なハーブ――細かく刻んだチャイブとセルフィーユ、そしてほんの少しの塩と、すりおろした硬質チーズだ。
(昨夜のマスも喜んでくれたけれど、今朝は師匠の大好物のオムレツだ。ふんわりと柔らかく、バターの風味を閉じ込めて焼き上げよう)
小さめの鉄製平鍋を火にかけ、しっかりと熱してから角切りバターを落とす。
ジュワッと泡立ち、ナッツのような香ばしい匂いが立ち上った刹那、溶き卵を一気に流し込んだ。
――ジュワァッ!
卵液の縁が瞬時にふくらむ。シオンは左手で鍋を小刻みに揺すりながら、右手にした木べらを円を描くように素早く動かし、細やかなスクランブル状の層を作っていく。卵が完全に固まる手前、半熟のトロトロとした状態を見計らい、鍋の向こう側へと手際よく卵を寄せ集めた。
トントン、と鍋の柄を手首のスナップで叩く。
美しい半月形を描いてくるりと回転したオムレツは、焦げ目一つない見事な純黄色に包まれていた。余熱を計算し、すかさず温めておいた皿へと滑り込ませる。
「よし、完璧だ!」
ふっくらと膨らんだオムレツの表面は、まるで生まれたてのひよこの羽毛のように滑らかで、ナイフを入れずとも内側のとろけるような柔らかさが伝わってくる。
焼きたてのパンと、昨夜の残りのポタージュを温め直して盆に載せ、シオンは居間へと運んだ。
「師匠、おはようございます! 約束のハーブオムレツ、できましたよ!」
すでに縁側から戻り、身なりを整えていたルシアンが、引き戸を開けて姿を現した。その視線が皿の上のオムレツに注がれた瞬間、少年のように相好を崩す。
「おお……約束通り、焼いてくれたのだね。見事な黄色だ、まるで陽だまりを切り取ってきたかのようだ」
「えへへ、刻んだハーブとチーズを練り込んであるので、香りがすごく良いですよ。冷めないうちにどうぞ!」
「ああ、ありがたくいただこう」
手を合わせ、二人はいつものように大地の恵みに祈りを捧げた。
ルシアンが木のスプーンでオムレツの真ん中をそっと割ると、中からトロリとした極上の半熟卵が、立ち上る芳醇な湯気とともに溢れ出した。
一口含んだルシアンは、ふう、と深く息を吐き、幸せそうに目を細める。
「……美味いな。バターのコクとハーブの爽やかさが口いっぱいに広がって、噛む必要すらないほど柔らかい。シオンのオムレツを食べると、本当に生きていて良かったと思えるよ」
「大げさですよ、師匠! でも、喜んでもらえてよかった。パンに乗せて食べても美味しいですからね」
向かい合って笑い合い、温かい湯気を分け合う。
昨夜、縁側で星空を見上げながら交わした会話が、シオンの胸に去来した。
『私が教える太刀筋は、大切な誰かと明日笑って朝食を食べるための剣だ』
その言葉の意味を噛み締めるように、シオンは自分のオムレツを口に運んだ。
朝食を終え、食器を洗い、シオンは裏庭の菜園へと出た。
降り注ぐ陽射しの中、カブの芽を間引き、乾いた土に水を撒く。母屋の縁側では、ルシアンが手入れされた木刀を膝の上に置き、秋風に吹かれながら静かにシオンの働く姿を見守っていた。
小鳥のさえずりが響き、どこまでも穏やかで、美しい午前がゆっくりと過ぎていく。
――異変が訪れたのは、太陽が天頂をわずかに過ぎた、昼下がりのことだった。
ピタリ、と。
世界からすべての音が消え去った。
「……え?」
じょうろを持ったシオンの手が止まる。
さっきまで賑やかに鳴いていた庭の鳥たちが、一羽残らず羽音を止めていた。風が止み、木々のざわめきが途絶え、耳が痛くなるほどの完全な静寂が街を包み込む。
次の瞬間、肌を刺すような極度の悪寒が、シオンの背筋を駆け上がった。
「シオン、そこを動くなッ――!!」
縁側から響いたのは、十四年間で一度たりとも聞いたことのない、ルシアンの切迫した怒声だった。
振り返ったシオンの視界に飛び込んできたのは、跳ぶように庭へ駆け下り、自分を背中に庇う師の姿だった。
――バリィィィィィィィィンッッッ!!!
鼓膜を劈くような、空間そのものが粉々に砕け散るごとき轟音が天空に鳴り響いた。
抜けるように青かったフローリアの空が、まるで巨大な獣の爪に引き裂かれたかのように、赤紫色の巨大な亀裂となって裂開したのだ。
ゴオオオオオオオオオッ……!!
亀裂の奥から噴き出したのは、ドス黒い瘴気と、血生臭い暴風だった。
山あいの街全体が激しく揺れ動き、丘一面に咲き誇っていた紫苑の花々が無残に吹き千切られていく。
そして――。
カン、カン、カン、カンッッッ!!!
丘の下から、教会の鐘が非常を告げる狂ったような乱打音となって鳴り響いた。
続いて聞こえてきたのは、街の中心――大勢の人々が集まる中央通りと広場からの、無数の悲鳴と絶叫だった。
「きゃあああああっ! 化け物だぁぁっ!!」
「逃げろ! 広場から離れろ!!」
「な、何なんですか……あれ……!? 街の人たちが……!」
シオンは青ざめて丘の下を見下ろした。
裂けた天空の亀裂から、漆黒の羽を持つ下級魔族の群れが、蝗害のように夥しい数で街の中心部へと急降下していくのが見えた。家々が破壊され、黒煙と爆炎が立ち上る。
そして何より――中央広場の上空から、山が崩れ落ちてきたかのような規格外の巨大な邪気が、一直線に広場へと落下していった。
「……くっ! 街の広場を狙ったのか……!」
ルシアンの顔から血の気が引き、即座に母屋へと駆け戻った。
居間の床板を蹴り上げ、暗い床下から引きずり出したのは、白布に何重にも厳重に巻かれた一振りの太刀――十四年前まで王国騎士団長として佩いていた、神鉄で鍛えられた本物の業物だった。
白銀の鞘を腰に帯びた瞬間、ルシアンの纏う空気が、慈愛に満ちた父親のものから、魔を討つ神速の剣士のものへと一変した。
「師匠、どこへ……!?」
「中央広場だ! あそこには逃げ遅れた子どもたちや、買い物客が大勢いる! ……シオン、お前はここに隠れていなさい!」
「だ、駄目です! 僕も行きます! 街のみんなが危ないのに、僕だけここに隠れているなんて絶対にできません!」
「シオンッ!」
ルシアンの鋭い一喝が飛ぶ。しかし、シオンの薄紫の瞳は、恐怖に震えながらも一歩も退かずに師を見つめ返していた。
……その真っ直ぐな瞳を見たルシアンは、わずかに息を呑み、唇を噛んだ。
「……分かった。だが、私の背後から絶対に離れるな。決して前に出るなよ!」
「はいッ!」
二人は石畳の坂道を疾風のごとく駆け下りた。
坂道の途中で、逃げ惑う町人たちとすれ違う。「旦那! 逃げてくれ、広場に本物の魔族が出たんだ!」と叫ぶ住民を制しながら、ルシアンとシオンは街の中心へと飛び込んだ。
◇
辿り着いたフローリアの中央広場は、まさに地獄絵図と化していた。
普段は美しい噴水を囲んで露店が立ち並び、子どもたちの笑い声が満ちていた広大な石畳の広場。
その露店の数々は木っ端微塵にへし折られ、広場の中心にある石造りの大噴水は半ばから無残に粉砕されていた。
そして噴水の瓦礫の前に、逃げ遅れた広場の子どもたち数名と、彼らを庇うように金槌を構えた鍛冶屋のオズワルド、腰を抜かした八百屋のおばあさんが、恐怖にガタガタと震えながら追い詰められていた。
「う、うわあああっ……! 来るな、化け物め!」
オズワルドの叫びの先――土煙の奥から、大地を揺るがす重い足音が響いた。
ズシン……! ズシン……!
そこに立っていたのは、人間の倍近い巨躯を誇る、異形の上位魔族だった。
全身を禍々しい黒鉄の甲冑で包み、頭部からは二本の湾曲した漆黒の角が生えている。そしてその両手には――犠牲者の血と怨嗟を吸い上げて黒光りする、身の丈を遥かに超える巨大な漆黒の両刃斧が握りしめられていた。
魔族軍大幹部『十二禍』が一角――狂斧将ヴァルガン。手にした武器は、無数の命を屠ってきた凶具『断頭凶魔斧』!
「ヒハハハ……! 怯えろ、泣き叫べ人間ども! 貴様らの血肉で、この乾いた大地を潤してやる!」
ヴァルガンが残虐な笑みを浮かべ、身の丈を超える巨魔斧を天高く振り上げた。
逃げ遅れた子どもたちへ向かって、無慈悲に振り下ろされようとしたその刹那――!
「――そこまでだッッ!!!!」
キィィィィィンッ――!!
純白の閃光が広場を横断した。
神速で駆け込んだルシアンの神鉄の太刀が、振り下ろされかけた巨斧の側面を捉え、火花を散らしてその軌道を強引に弾き飛ばしたのだ!
ドガァァァンッ!
弾かれた巨斧が広場の石畳にめり込み、凄まじい衝撃波で瓦礫が吹き飛ぶ。
ルシアンはすかさず子どもたちとオズワルドの前に割って入り、太刀を正眼に構えた。
「ルシアンの……旦那……!?」
「オズワルド、子どもたちを連れて今すぐ裏の路地へ逃げなさい! シオン、誘導を手伝うんだ!」
「は、はいッ! みんな、こっちへ! 早く走って!」
シオンが駆け寄り、泣き叫ぶ子どもたちの手を引いて安全な路地へと避難させていく。オズワルドも八百屋の老婆を背負い、脱出を開始した。
逃げていく人々の背中を背負いながら、ルシアンは一歩も引かずに魔族の巨躯を見据えた。
「ほう……! 雑魚どもを庇って飛び出してくるとはな」
ヴァルガンの黄色い爬虫類のような瞳が、ルシアンを捉えて残忍に細められた。その口元が裂け、鋭い牙を剥き出しにして嗤う。
「見つけたぞ、元王国騎士団長ルシアン・シルヴァンス! 腕利きの英雄が姿を眩ませたと思えば、こんな山奥で小汚い隠居生活とはな! 貴様のような危険分子を今のうちに摘み取り……その首を、最前線で粋がる勇者どもへの『絶望の手土産』にしてやろう!」
最前線で戦う、ラインハルトとミレイア――。
その名を耳にした瞬間、ルシアンの琥珀色の瞳が、氷点下すら凍てつかせる鋭利な光を宿した。
「――我が故郷を、この街の人々の平穏を、貴様ら魔族の土足で踏みにじらせはしない」
ルシアンの足元から、激しい白銀の闘気が巻き起こった。
無駄な力みは一切ない。ただ静かに、けれど広場全体を呑み込むような圧倒的な気迫が満ちていた。
「死ねェッ、ルシアン!!」
ヴァルガンが巨魔斧を片手で軽々と振り回し、石畳を蹴った。
技ですらない、ただの力任せの横薙ぎ。しかし、身の丈を超える『断頭凶魔斧』が空気を押し潰すだけで、突風のような暴風が広場を吹き荒れ、石畳が次々とめくれ上がっていく!
「ふッ……!」
キンッ――!!
火花が散り、甲高い金属音が広場に木霊した。
ルシアンは、その圧倒的な質量の直撃を真正面から受け止めはしなかった。太刀の刀身をわずか数ミリ傾け、触れ合った刹那の摩擦を利用して、巨斧の軌道を天へと滑らかに受け流したのだ。
水のような太刀筋――朝に教えたその神髄!
巨斧が空を切り、上空の雲を吹き飛ばす。その隙を見逃さず、ルシアンの足捌きは滑るようにヴァルガンの懐へと潜り込んでいた。
「はぁッ――!!」
鋭い呼気とともに、ルシアンの白銀の刃が下から上へと閃いた。
鋭利な斬撃がヴァルガンの黒鉄の甲冑を切り裂き、黒い血飛沫が宙に舞う!
「グゥアッ……! チョロチョロと鬱陶しい小蠅がァッ!」
激痛に顔を歪めたヴァルガンが、今度は両手で柄を握り直し、怒声とともに大斧を頭上から振り下ろした!
「――『獄砕断頭撃』ッッ!!!!」
黒炎とドス黒い瘴気を纏った巨斧が、空間を軋ませながら叩きつけられる!
直撃すれば広場ごと粉砕される凶悪な一撃。
ルシアンは瞬時に神鉄の太刀を掲げ、刃のしなりを使って衝撃を石畳へと逃がそうと試みる。
ズドォォォォォンッッッ!!!
轟音とともに、広場の石畳が半径二十メートルにわたって木っ端微塵に爆砕した。粉砕された噴水の残骸が四散し、地面に巨大なクレーター孔が穿たれる。
直撃こそ受け流したものの、巨斧が放つ規格外の衝撃波と瘴気の圧力を殺しきれず、ルシアンの身体は吹き飛んで、広場の石造りの街灯に激突した!
ドガァッ!!
「ぐ、あッ……!?」
街灯が根元から折れ、ルシアンの口から鮮血が吐き出された。
左肩の古傷が裂け、鮮血が着物を赤く染め上げていく。
「師匠ぉぉぉぉぉッ!!」
路地から駆け戻ってきたシオンの悲鳴が響いた。
シオンが駆け寄ろうとしたその時、ルシアンが血塗れの左手を掲げ、シオンを鋭く制した。
「来るな……ッ! シオン、動いては駄目だ……! 私の背中を……見ていなさい……!」
ルシアンは震える膝に力を込め、折れそうな体を押し殺して、ゆっくりと立ち上がった。
かつて戦場で負った無数の古傷が、全盛期の神速に悲鳴を上げている。息は絶え絶えになりながらも、その琥珀色の瞳の光は、何一つ曇っていなかった。
「ヒハハ! 見かけ倒しの英雄め! 奥義を出すまでもなかったなァ! この広場ごと叩き潰して肉塊にしてやる!」
ヴァルガンが嘲笑いながら、再び『断頭凶魔斧』を構えて無造作に踏み込んでくる。
対するルシアンは、静寂そのものだった。
深く、深く息を吸い込み、神鉄の太刀を正眼に構える。
その呼吸に合わせ、ルシアンの全身から、澄み切った白銀の光――命の炎そのものである神聖な闘気が、立ち上る湯気のように立ち昇った。
迫る魔斧の凶刃、吹き荒れる血生臭い風、避難した街の人々の祈り、そして背後にいる愛する弟子の息遣い――世界のすべてを、澄み渡る意識の中へ溶け込ませていく。
(シオン……見ていなさい。これが、誰かと明日笑って朝食を食べるための剣だ)
間合いに入った、その一刹那。
「――シルヴァンス流・秘奥」
ルシアンの姿が、完全に視界から消えた。
「――『天水・一閃』」
閃光だった。
雷鳴よりも速く、星の瞬きよりも鋭い、純白の一筋の光の線。
力による破壊ではない。ただひたすらに研ぎ澄まされ、大切な者の明日を守るためだけに放たれた、命のすべてを注ぎ込んだ至高の太刀筋。
――ズバァァァァァァァンッッッ!!!
「グ……グャアアアアアアアアアアアアッッッ!???」
凄絶な絶叫が広場に木霊した。
交差した二人の背後で、ヴァルガンの分厚い胸甲が両断され、その肉体に深く、深く――二度と消えることのない【白銀の十字聖痕】が刻み込まれていた。
神聖な光が傷口から激しく噴き出し、魔族の肉体を内側から焼き焦がしていく。
「な、何だこの光は……!? 傷が塞がらん……肉が、魂が焼ける……ッ!!」
ヴァルガンは傷口を押さえて広場の石畳を転がり、激痛に悶絶した。その身を包んでいた圧倒的な瘴気が吹き飛ばされ、霧散していく。
「お、のれ……おのれぇぇぇッ、ルシアン!!」
もはや戦いを継続できる状態ではない。命の危機を本能で悟ったヴァルガンは、『断頭凶魔斧』の柄を杖代わりに立ち上がると、赤紫の亀裂へと向かって狂乱のまま跳躍した。
「首級は預けておくぞ……! だが、貴様はもう助からん! 貴様はここで野垂れ死ぬのだァッ!!」
捨て台詞を残し、ヴァルガンは空の裂け目へと消え去っていった。
首魁を失った下級魔族たちも蜘蛛の子を散らすように逃げ惑い、空の亀裂が徐々に閉じていく。
嵐が去り、崩壊した中央広場に静寂が戻った。
だが――。
パリン、と。
乾いた音が響いた。
魔斧の凄まじい衝撃を受け止め続け、最後の奥義に全霊を注ぎ込んだルシアンの神鉄の太刀が、限界を迎え、半ばから砕け散って石畳の上に転がった。
「し、師匠……?」
シオンの声に、ルシアンは振り返ろうとした。
しかし、その身体は糸の切れた人形のように力なく傾ぎ――ドサリと、紅く染まった広場の石畳の上へと崩れ落ちたのだった。
「師匠ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ――!!!!」
シオンの悲痛な叫びが、黒煙の上がるフローリアの空へと木霊した。
第3話をお読みいただき、本当にありがとうございました!
舞台をフローリアの中央広場へと移し、逃げ遅れた街の人々を守るため、元騎士団長ルシアンが命を賭した至高の太刀筋『天水・一閃』を放ちました。
狂斧将ヴァルガンを撃退したものの、神鉄の太刀は砕け散り、ルシアンはその場に倒れ伏してしまいます。
次回、第4話『祈りの契約と、白銀の墓標』。
広場の石畳の上、師から託される最後の言葉と、家族の絆【白銀のペンダント】。
そして、少年の悲痛な覚悟に応え、天界の熾天使ミカエルとの神聖契約が結ばれます――!
次回もどうぞよろしくお願いいたします!




