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「仮死」
好きでもないモノを詰め込み過ぎたせいで
起きかけにトイレに行って吐きました
吐瀉物と共に体から消えていった気がします
焼酎とウィスキーと日本酒、ワインを混ぜた味
そのままパイプベッドに横たわる私はまさに抜け殻
やがて昨日の肉体を捨てて新たな自分となりました
鏡の前に映る私は、私ではない
一昨日も着た服を着て
今日もまた、私は私を演じる
鏡の前に映る私は、私ではない
アルコールの残った頭で生きる私はまさに抜け殻
これまでの記憶を捨てて空っぽな自分となりました
鏡のの前に映る私は、私ではない
今日もまた、私は浮かぶ人
鏡の前に映る私は、私ではない
集団に紛れ、ただ座るだけ
「お前などいらない」と、烙印を押され
すっからかんな私の身体を、言葉で刺す人
それでも私は、作り話に懲りず
そのままパイプベッドに横たわる私はまさに抜け殻
やがて今日の肉体を捨てて新たな自分となるでしょう
鏡の前に映る私は、私ではない
一昨日も着た服を着て
いずれまた、私は私を演じる
鏡の前に映る私は、私ではない
そう信じたいだけの、人




