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4月25日

『あざらし君へ、大好きです』の原稿を20冊分印刷してきました。セブンイレブンの店員さん、本当にお世話になりました、ありがとうございます。


 あとはT氏と会う日に製本するだけ、なのですが、見本誌の分を忘れていたので、この後やりに行きます。


 さて。


 600字くらいまで書いていた『Can you kill me again?』、続きを書いていこうと読み直したのですが……なんかテンポの悪さが気になり、最初から書き直そうかと。


 製本日は、4月29日。

 今日は、4月25日。


 いけるか?

 とりま、足掻きます。


 以下、ボツ。


◆◆◆


 吸血鬼と人狼は、共に生きることはできない。


◆◆◆


 永い永い時を掛け、両者は常に殺し合う。そこに言葉は絡まない。血が流れ、骸が横たわり、灰が風と共に舞い上がる。

 吸血鬼は魔法使いと、人狼は魔術師とそれぞれ手を組んで、基本的には一般人に気取られないようにしながら、たまに国同士の争いに紛れながら、どこもかしこも戦場にして、飽きもせずに殺し合ってきた。


 こんな相容れないはずの存在が、まさか、恋に落ちたりなどしないだろう。ギルバート・グリードだって、そのように思って育ってきた。


 人狼と魔術師の両親から生まれたギルバートは、争いを好まない人狼であり、弟妹達が両親に鍛えられ、嬉々として戦場に向かうのを横目に見ながら、部屋で読書をする方が好きだった。

 やがて、吸血鬼を殺さない穀潰しはいらないと、両親に家から叩き出されたギルバートは、当てもなく彷徨い続け、とある教会の前で力尽き、そこの神父に助けられる。

「ちょうど、力仕事ができる方を求めていたんですよ」

 ギルバートは教会に身を置くことになり、神父に指示してもらいながら補修工事をしたり、教会内の畑や近隣の畑を耕していき、孤児院で子守りをしたりと、頼まれたら何でもやった。他に行く当てもなければ、やりたいこともなかったから。

 そうして受け入れられたギルバートは、暇な時には教会の本を読み、時折小さな子供に、文字の読めない大人に、寝たきりの老人に、読み聞かせたりもした。ギルバートの声は聞き取りやすく華があり、老いも若いも関係なく、女性に特に好かれた。

「ギルバートさんがいて助かります。ずっといてほしいくらいですよ」

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