44.知らないと無理なギミック
お読みいただきありがとうございます。
負けイベかと思ったら普通にゲームオーバーになるやつ
「ふ~んそっか、そうなんだ~へ~ヒナが急に声かけてきたから何かと思ったらへぇ~」
呼び出されたカリンはご機嫌斜めだね、いや?いっつもこんな感じだったかな?
「みんなでアヤ姉と遊んでたんだ、それで行き詰ってから思い出したように読んだんだね~姉さまたちは薄情だね」
「「「うぐっ」」」
カリンは妹達の一つ下の娘だけど、言いたいことをバシバシ言うんだよね
言葉にするのが苦手なサチは苦手にしてる、まぁサチが対人が苦手なだけではあるんだけども
「姉達は私を便利な道具だと思ってるんだ、へぇ~知れてよかったね」
「ち、違うの!そんな風に思ってないの!」
「カリンは先に始めててレベル差があったから」
「ヒナたちも遠慮してたんですよ~仲間はずれにしたりとかしてないですよぉ」
いっつも元気いっぱいな妹達もたじたじだね、今回は負い目もあるんだろうね
「アヤ姉を独占したかったんでしょ、いっつも同じ家で暮らせてるのにズルい。ヒナ姉も分家の娘からランクアップ狙ってて邪魔者だったんでしょ」
「「「ぐっはぁっ」」」
「暫くはアヤ姉に私優先してもらうから、それぐらいの役得なければPT入ってあげない」
「「「・・・はーい」」」
妹達との熾烈なバトルをカリンが制したね
妹達が至高の存在の私において、ヒナとカリンは一段下がった扱いになっちゃうんだよね
もちろん可愛い!しゅき!可愛い!!きゃわわわわわわ
って感じで思考レベルが一気に下がるくらいには好きだよ?でも妹達と比べるとねって話
「ほらほらあんまり虐めてあげないで」
「スズ姉とサチ姉はユニークまで貰ってる、これくらいは必要経費だと思ってもらわないと。後私もユニーク欲しいから」
「お、おう・・・」
ふっ・・・私も負けたよ・・・
まぁここで会えると思ってなかったし何か考えておかないとかな
それはそれとして
「さあこれで編成の問題は大丈夫でしょ、中ボスゴーレム君をぶっ飛ばしておいで」
「「「「いってきまーす」」」」
ものの30分でまた天岩戸から放出される妹達であった
「お姉ちゃん!ボスの挙動おかしいの」
「中ボスは倒せたんだね」
「なんで切ったら分裂する、強さも同じで」
「ボスってのはそんなもんだよ、攻略法もあるからね」
「デスゲーム中に多くの人が倒せたとは思えないです~」
「確立されると弱い系だからね、そこまでは結構被害出てたかな」
「急に呼ばれてやるようなダンジョンでもボスでもないわよ!姉達もっとちゃんと会話ってもの覚えて!」
「それはそうかも、私も頑張るから落ち着いてね」
ここのボスはタケミーって名前なんだよ
流れた血から分身作ってくるんだよね、まぁでもゴーレム君よりは弱いと思う
変な耐性もないし初見殺しではあるんだけどね
「これは流石に教えてあげるよ、血をどうにかしなさい。凍らせても蒸発させてもいいから、それで余裕で倒せるはず。本体はそんなにだからね」
「うぐぐ思いつけなかったの」
「発想になかった、姉さんにまともなこと言われた」
「自由って意味を考えさせられますね~」
「普通のゲームじゃ出来ない事もできるのね、う~魔法の可能性を感じるぅ」
みんないい子だね、素直に感心してくれてる
うん・・・サチとはあとで少しお話が必要かな?
私のことをなんだと思ってるのぉぉぉぉ
学校の試験だって1桁の順位とれてたもん、ちょっと彩音ちゃんは常識がねぇって担任の先生に言われてたけど勉強できるもん賢いもん
ふぅ落ち着いた
いけないいけない、ちょっと過去の傷がえぐられて致命傷だったよ
天岩戸が知られていない理由
難易度が高い、高すぎる
適正レベルだと難しすぎるので忘れられていった
ReRⅡのダンジョンはもっと優しい、モンスター分布も変わってるのでこんなに厄介なのがフィールドに歩き回ってたりしない
急に組んだPTで攻略するようなダンジョンではないのである、彩音はそんなの知らないからここが良いかくらいの感覚で挑戦させてる




