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詩的な日常  作者: 玻璃花 
詩集
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階段の日々

3階建てエレベーターなしマンションの日常


境界の扉を押し開けて階段の一段目に足をかけた

触れた春の日の階段は

通常の5倍の重力がかかっていた


境界の扉を押し開けて階段の一段目に足をかけた

触れた夏の日の階段は

熱気と共にセミの抜け殻が転がっていた


境界の扉を押し開けて階段の一段目に足をかけた

触れた秋の日の階段は

ただただ忙しない足音が響いていた


境界の扉を押し開けて階段の一段目に足をかけた

触れた冬の日の階段は

木枯らしが吹き、枯葉の踊り場と化していた


そして私は

最後の段を飛び越えて 外の世界へ歩き出す

まだ見ぬ何かを知るために

まだ見ぬ誰かに出会うために

最後まで、お読みくださりありがとうございます!宜しければ、評価や感想をいただけると幸いです。

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