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願い
天は星を布き 大河は地を律し
彩雲が覆い尽くせど 浮世を御するは叶わず
万の理もいつか 黄昏を知り
幼子は地を継いで 永久の護りを砕く
あなたの遺した言葉が
やがて真実へとゆきついて
果てない時が過ぎ、流れがいつしか枯れる頃、
人は遥か彼方まで大地の至る処に満ち、
歴史は彼ら自らの手が紡ぎ、
人は神々を忘れるでしょう。
その日が来るのなら。
私は、女神でなく私を願ってもいいですか。
天命よ、一つだけ私に許してくれませんか。
もう一度、いつか逢えると夢見ることを。
天は星を布き 大河は地を律し
彩雲が覆い尽くせど 浮世を御するは叶わず
万の理もいつか 黄昏を知り
幼子は地を継いで 永久の護りを砕く
あなたの遺した言葉が
やがて真実へとゆきついて
果てない時が過ぎ、流れがいつしか枯れる頃、
人は遥か彼方まで大地の至る処に満ち、
歴史は彼ら自らの手が紡ぎ、
人は神々を忘れるでしょう。
その日が来るのなら。
私は、女神でなく私を願ってもいいですか。
天命よ、一つだけ私に許してくれませんか。
もう一度、いつか逢えると夢見ることを。
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