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苦手な方はご注意ください。

I Doll This Game ―世界一愛されるアイドールを決めるクソゲー―

人間の欲とストレスを受け止めるために作られた、
人型アンドロイド《I Doll(アイドール)》。

歌って、踊って、抱かれて、壊れて、廃棄される。
犯罪と暴力は減った。代わりに、ドールが壊れるだけの世界。

そんな世界で大人気を誇る番組がある。
『I Doll This Game』――世界一愛されるI Dollを決める勝ち抜きアイドルショー。
勝てば世界一。負ければ「Drop(処理)」と「なかったこと」。

スクラップ置き場で“バグ持ち”として廃棄されていた純AI型ドール《No.39》は、
お人好しなプロデューサー・葛城浩一に拾われ、「サキ」という名を与えられる。
人間のルカ、完璧主義のドール・ベル、幽霊のような元裏方・リコと共に、
ユニット《Cell-39(後にRe:Cell)》としてクソゲーに殴り込み――。

ライバルは、運営の推す“商品としての完成形”トップアイドル《Ray》。
棄権すればブランドごと処分、
落ちればログごと消去、
勝っても「世界一愛される」というラベルの下で使い潰されるだけ。

それでもサキは、恐怖に震えながらステージに立つ。

> 「AIとしてじゃなく、I(私)として終わり方に文句を言いたい」



これは、
世界一愛されるアイドルを決める物語ではなく――
「世界一クソなゲームの終わり方に、ドールたちが本気で文句を言う」物語。
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