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転移先で困って現代技術を再現した件  作者: 空白
第一章 ロア帝国編
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一話 【転移】

これが初めての作品になります。なんか色々と偏った微妙な知識が入ってるのでそこらへんは適当に流してください。タイトルに現代技術の再現とありますが、そこまで高度なものは作れませんのでご了承を。実際にある技術を異世界にある身近なもので再現したり作ったりするお話なので、作り方や、理論、どこか間違っていたら、教えていただけると助かります。





「ん、・・・あ?」


「どこ・・・だ?」


ここに来た時の記憶が無い。


さっきまで公園にいたはずだ。



時を少し遡ろう。



ーーーーーー



今日は学校が休みだ。


俺はいつもの散歩の途中で公園へ寄ってベンチに寝転がった。


公園の遊具では子供が数人遊んでいたが、広い公園でそこから少し離れた邪魔にならない場所にベンチがある。ベンチは幾つかあって、誰もいなかったので俺はその一つに寝転がった。



目を瞑ると、色々感じることができた。



小鳥がさえずり、春らしい風がそっと吹く。遊具で遊ぶ子供達の楽しそうな声、近くの道を走る車の音、遠くでは救急車が走っている様だ。



風で揺れた木々が静かに音を立てる。


この様にしていると心が落ち着く。


これが、俺の休日の日課だ。

特に何かをする訳でもない。


ただの気分転換みたいなものだ。



まあ、ここまではいい。

そう、ここまでは良かったのだ。



問題はここからだ。



人の気配が消え、周囲の音は、大きな木が揺れる音で掻き消される。



場所が公園から森に、まるで映画のシーンが変わったかの様に。



目を開けると森が広がっていた。



「ん、・・・あ?」



「どこ・・・だ?」



なんだこれ?



誘拐されたか?



誘拐されたにしては拘束された様な記憶も感覚も跡も無い。



すぐに貴重品を確認する。



リュックを開く。財布、スマホ、家の鍵。

財布の中も確認するが、特に変わりない。



ここで思考を巡らす。



スマホを取り出し時刻を見る。



10時45分か・・・


日付は変わっていないない。



そのままロックを解除し、マップアプリを開く。



圏外でもGPSは使えるだろう・・・



GPSはマップデータがあれば圏外でも使える。マップアプリはよく使うのであらかじめマップデータを保存してあるのだ。保存された地図や衛星画像の方が早く読み込めるからだ。



「・・・」



丸い印がくるくると永遠に回り、ロードが終わらない。

しばらく待つと、画面に「エラー」と表示された。



そもそもここにいる時点でおかしい。


リュックから出したお茶を飲んで落ち着いた後、取り敢えず森を歩くことにする。



ダメ元で電話したが思った通り繋がらなかった。



森を歩く途中、同じ場所を歩いてる気がしたのでスマホのコンパスアプリを使って進む事にする。



コンパスは使えるみたいだ。



リュックに入れてたお茶を飲みながら進むのであった。


第一話いかがでしたか?

主人公冷静ですね(笑)読み返して思いました。

気付いた方もいらっしゃるでしょうが、主人公まだ誰とも会っていません。

本当はもう少し話を進めて誰かに会わせようと思ってたのですがねぇ・・・

次の話で会わせるとしましょう。

主人公の名前もその時に判明したりしなかったり・・・するのでお楽しみに!

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