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08.終

〝天使の歌声亭〟

 狭い路地に建つアパートの1階にひっそりとあるその店は、太陽が出ているうちは喫茶店、夜になるとお酒が楽しめる小さな店。

 コポコポコポ───カウンターを挟んだ向こう側でマスターがコーヒーをカップに淹れる音がする。遅れて香ばしい香りがあたりに広がった。

 それをカウンターの端の席で感じながら。

 彼女は朝刊の1面を指さした。

 

「〝聖女リリィは大聖女様を狙った侵入者と激しい戦闘の末に死亡〟ですって! でもホントに激しかったのは戦闘じゃなくてセッくs───ぁ゙だ!! 何するんですか!?」


 丸めた新聞でスパーンッ!と後頭部を叩かれ、彼女は隣に座る死神を仰ぎ見た。


「お前こそ朝っぱらから何言おうとした?」

「えぇ? 別に───私と死神さんの仲(・)じゃないですかぁ」


 きゃあ恥ずかし〜とクネクネする彼女に、死神は片頬を引きつらせつつ一瞥すると、丸めた新聞を元に戻した。

 その1面トップニュースには大輪の花のように見目麗しい彼女の肖像画と、大聖女の話を元に描かれた戦闘の様子の挿絵が載っている。

 彼女はレモンティーの入ったカップを口に寄せ、隠すようにニマニマと笑った。


「それにしても私ってこんなにも美人なんだぁ〜」

「美化5割増ってところだな」

「あっ、ヒドい。せめて2割増くらいじゃないですか?」

「新聞の1面トップに載ってるのに、顔も隠さず変装もせずなのに全くバレないって、その肖像画もはや別人じゃん」


 確かに。

 店内は満席に近い。他の客もその話題で持ち切りなのに、誰も彼女に気付く様子はない。


「はぁ〜い、タマゴサンドとリ(・)リ(・)ちゃん念願のシフォンケーキよぉ」


 この店の名物女将がカウンター越しに注文の品を置く。しっかりと彼女と目が合っているにもかかわらず、彼女の正体に言及する素振りもない。


「わぁー! すごく楽しみにしてましたぁ!! いただきまーすっ」


 この店特製シフォンケーキは、朝に女将が焼いた分だけ個数限定のそれは、王都では知る人ぞ知る朝一番で売り切れてしまう人気メニューなのだという。

 彼女はルンルンでフォークを持つと、まだほんのりと温かさの残るシフォンケーキをすくい、口に運んだ。


「んーっ、おぃひぃ!! ふわふわしゅわしゅわ口の中で蕩けてたまごと小麦の香りが鼻の中無限に広がります!!」

「んふふ、お気に召していただけたようで何よりだわ」

「ずっとコレ食べるのが夢だったんです」


 おいしい〜幸せ〜と言いながら、彼女は添えてある生クリームを絡め食べている。

 小さな夢だなと呆れつつ、死神がタマゴサンドに手を伸ばそうとすると。


「ひとくちドーゾ!」


 彼女がフォークにひとくち分すくって、死神の口元にずいっと差し出した。

 死神はニコニコ顔の彼女とフォークの上のシフォンケーキを交互に見て───パクっとケーキを頬張った。ゆっくり、スプーンに付いていた生クリームもくちびるで全部拭い味わう。 


「ね? おいしいでしょ!」

「うーん、まぁうまいけど⋯⋯朝メシに食うもんじゃねえな」


 やっぱ朝は卵とかベーコンだろと死神がコーヒーで口直しをするのを見て、彼女はおっかしいなぁこんなにおいしいのにと、首を傾げていると。


「⋯⋯アナタたち、気にしないのね」


 カウンターの中、その様子を見ていた女将がニヤニヤしながら問いかけた。

 

「何がです?」

「間接キス♡」


 彼女と死神が同時に吹き出した。ゲホゲホとむせている。

 カラカラと女将は笑う。


「最近のリリちゃん、ここに来るとコーヒーと紅茶持ってアパート上がっていくじゃない? 相手は誰かな〜って思ってたけど」


 そっかそっか相手はアナタだったのね〜と女将は嬉しそうに言うと、他の客の対応に戻っていった。


 昨晩あーんなことやこーんなことまでした2人だったが。

 改めて他人から言われたことが恥ずかしかったらしく、死神は横並びの彼女に背を向けるようにして新聞を広げ、読んでいるフリをする。

 その背中側では頬をほんのり染めた彼女が愛しそうにフォークを見つめ───チュッとキスをした。


「───!!」


 それを目の端で見てしまったからたまらない。

 死神の脳裏に昨晩の淫れた彼女の姿が次々と───


「あ〜でもホントこの肖像画は詐欺だけど。まぁどことなくお前の面影はあるようなないような、だな」


 耳まで赤くなっている自覚はあるが、なんとか誤魔化したい死神は、話題を元に戻した。

 彼女はそのフォークで残り少なくなってきたシフォンケーキをちまちま食べている。

 

「たぶんなんですけど。その肖像画自体に大聖女様の幻術が掛かってるんですよ───私の顔知っている人に〝ちょっと美化されてるけど確かにこんな顔だったなぁ〟って思わせるように」

「何でもアリだな大聖女サマ」


 そんなことできるなら、もっと別な逃がし方があったんじゃないかとも思うのだが。


「お前、本当にコレで良かったのか? 今からでも〝ホントは生きてました〟って出ていってもいいんだぜ?」


 死神は無理だが、彼女がそうすれば世間は大歓迎だろう。聖女の適性の低い〝ポンコツ聖女〟なんて言われていたが、今じゃ大聖女を護った英雄なのだから。


 ───そうすれば、一緒にいることはできないけれど。


 彼女が次期大聖女と正式に認められれば、もう仕事中に抜け出して死神に会いにくることもない。

 半年、彼女が死神の部屋に遊びに来ていたことも。昨晩、腕の中で彼女が淫らに乱れにいたことも。本来ならありえないことだったのだから。

 そう思うと情けないことに涙が出そうで。

 死神が彼女の方を向けないでいると。

 シフォンケーキの最後のひとくちを食べ終えた彼女は、死神の手を握ると足の付け根を触らせた。

 

「〝聖紋〟は消えました」


 そうだった。

 いつ消えたのかわからない。今朝目が覚めたときにはもう、彼女の脚の付け根にあった聖紋は跡形もなく消えていた。


「聖女の条件の中に〝身体に聖紋が現れる〟という項目があります。それに───」


 彼女は死神の耳元に口を寄せると「もう私、処女じゃないですし」とイタズラっぽく片目を瞑った。

 ボッと顔を赤くした死神の反応に満足したのか、彼女はクスクス笑って。


「私の魔力は死神さん用に書き換えられていて、もう〝聖女リリィ〟と同一人物だと証明するものがどこにもないです」


 彼女は真っ直ぐに死神を見つめる。


「〝血の契約〟は一生破棄することはできません。私が死んだら、死神さんも死にます。だから───」


 彼女はふわり、微笑むと。


「末永く、よろしくお願いしますね。死神さん」


 これからのことはわからない。

 暗部からの追手が絶対にないとは言い切れない。すでに死んだとされている2人がまともに暮らしていけるかもわからない。

 だけど、今は───


「おう」


 顔が、耳が熱い。

 末永くよろしくだなんて、婚礼の儀のような言葉にどう返事をすればいいのか。

 結局死神の返事は素っ気ないものだったが、彼女には充分だったようだ。エヘヘと照れたように笑うと、握っていた死神の手に指を絡ませた。


 

 コーヒーとレモンティーのおかわりをもらい、それに口をつけながら。


「でもこれからどうしましょう───死んだことになってるから身分証明もできないし、そうなると普通に働くのは難しいですよねぇ」


 出生から婚姻、死亡まで。戸籍制度が整備されているこの国では、無戸籍者の生活は厳しい。

 カチャリ、死神はカップを置く。


「この国で暮らしたいとしても───大海を挟んだ向こう、獣人の国があるだろ。1度そこへ渡ろう」

「外国に行くんですか?」


 不安そうな表情を覗かせる彼女に、死神は頷いた。

 

「獣人国は数十年前まで人(・)間(・)に対する奴隷制度があって今でも戸籍のない人間がたくさんいるって。そこでどこかのギルドに所属して何年か働いて戸籍を取る。それから移民としてまたこの国に入国する。そうすればこの国で全くの別人として確実に戸籍が取れる───ただし、この計画だとこの国にまた入国できるのは最短でも5年後」

「5年、ですか⋯⋯」


 彼女は考える。

 5年、口で言うのは簡単だ。だけど───


「死神さんはそれでいいんですか? ご両親も───」

「〝成人の儀〟で暗殺者を賜って強制的に国家の暗部に入れさせられたときに、親の元で生きてたそれまでの〝俺〟は死んだも同然。これは昨日大聖女サマのところから帰ってきてからずっと考えてた⋯⋯思いつきで言ってるわけじゃない」


 その目は真剣そのものだ。

 半年間、彼女もずっと死神を見つめていた。どんな人柄かもわかっている───その彼の言うことだ。

 彼女はコクリと頷いた。


「行きます。死神さんと一緒なら、どこへでも」

「決まりだな」 


 死神は片頬で笑うと、2杯目のコーヒーを飲み干した。



「ごちそうさま───あとコレ、預かってほしいんだけど」


 死神は女将に代金を渡しつつ、この喫茶店の上、借りているアパートの部屋の鍵をカウンターに出した。


「あら、長旅にでも出るの?」

「まぁちょっとね、外国に行こうかと。部屋は借りたままにしたいから、たまに空気の入れ替えをしてほしい」

「いいけど⋯⋯あ、もしかして新婚旅行かしら?」


 にっこりと笑う女将の前、死神と彼女は顔を見合わせる。

 そして───


 2人は晴れやかな笑顔で頷いた。

  

「まぁ! それはおめでたいわね!! じゃあアナタたちにお祝いの歌を───と言いたいところだけど。今日から1ヶ月は明るい曲は歌えないでしょ」

 

 女将の視線の先は、ポンコツ聖女が勇敢に戦い死亡したという新聞記事。

 今日から1ヶ月、王都はその聖女の死を悼み喪に服す。

 

「そうですね───でも私、女将さんが歌う鎮魂歌好きですよ。すごく心揺さぶられて」

「あら? アタシ最近鎮魂歌歌ってないと思うけど。リリちゃんの前で歌ったことあったかしら?」


 記憶を探ろうとしている女将を遮るように、彼女は笑顔で曲をリクエストする。


「聖(・)女(・)リ(・)リ(・)ィ(・)なら、鎮魂歌よりも旅立ちの歌のほうが喜びますよ、きっと。今の私たちにもぴったりです」

「あら、アナタまるで聖女リリィを知ってるみたいね───旅立ちの歌か。そうね、それなら良いかもしれないわ」


 そう言って女将は息を吸うと、コントラルトの心地良い声で歌いだす。

 それは別れを悲しむだけでなく、新しい場所へ進む人への応援歌(エール)。

 店内の全員の視線を集め、女将は聖女リリィの死を悼み、目の前にいる若い2人の門出を祝った。

 そして1曲歌い切ると。


「さぁ! いってらっしゃい!! アタシは夫と一緒にここからアナタたちのことずっと応援しているわ!!」


 笑顔の女将とマスター、そして他の客たちにも見送られ、2人は住み慣れたアパート、通い慣れた喫茶店を後にした。

 水色の小鳥の折り紙は、部屋の机の上に置いてきた。死神にはもうそれは必要ない、彼女がずっと一緒にいてくれるから。彼女が祈りを施した小鳥は、このアパートを追手から護ってくれるだろう⋯⋯たぶん。



 王都はまだ朝だというのに人で溢れている。しかしいつもと違うのは街中が弔旗を掲げ、どことなく皆控えめなこと。

 その人の波をかき分けながら、2人は獣人国へ向う船が出る港町へ行く馬車を探す。


「でも5年は帰ってこないのに、部屋そのまま借り続けるんですか?」


 歩きながら彼女は死神に問いかける。

 急なことだったとはいえ、お金ももったいないし、本当に申し訳ないと思っていると。


「〝移民として入国できる〟のが5年後な。あの部屋に帰るだけならいつでもできる」

「どういう意味ですか?」


 彼女の隣を歩いていた死神はニヤリ笑った。


「俺の魔力は全部大聖女サマに持っていかれた───だけど〝暗殺者〟としてのスキルは残ってるんだよ。つまり魔力さえあれば〝転移〟ができる」

「ええっ!?」

「お前が寝てる間にちょっと試してみた」

「⋯⋯全然気付かなかった」

「お前さ、総魔力量高いだろ。魔力が満タンなときは大陸間転移もできるくらい」

「ええっ!?」

「たぶんだし、全魔力使いそうだからそうホイホイは出来ないけどな」


 普通、転移するには入口と出口に専用の陣を置き、何人もの魔術師が陣に魔力を送って対象を転移させる。中央神殿と各地の神殿を結ぶ転移陣は一般人でも使えるが、片道運賃だけで給金約1ヶ月分するくらい、転移というのは高位魔術だ。

 そして単独で転移のできる〝暗殺者〟は、犯罪に堕ちないよう国家で管理される。


「ただし暗殺者は1人で転移できるけど、自分の魔力痕を植え付けた目印になるものがあるところ限定。それのない場所には転移できない」

「そうなんですね」


 だから転移で獣人国へ直接行くってことはできないんだよと、死神が残念そうに言うのを聞いて。


「あれ? じゃあ何で神殿の中の私の部屋直接来れたんですか?」


 死神の歩みがピタリと止まった。しまったというかのように顔を顰め、ゴニョゴニョ何か言っている。


「私(・)に(・)目印を付けました?」

「いや、だってお前が〝またすぐ会えますように〟って言うから⋯⋯」

「あのときのデコピン?」


 彼女は額を手で覆う。

 昨日の夕方、死神の部屋を出るとき。

 彼女が死神に〝聖女の祈り〟を捧げたあと、彼が何度もデコピンしてきたのは───


 聞きたいことはたくさんある。

 でもそれは今すぐじゃなくてもいいかと。

 これからずっと一緒にいられるのだから。



 彼女はクスクス笑うと死神の手を引き、再び歩き出した。 


「獣人国で仕事探すなら、夢を叶えませんか?」

「夢ぇ?」

「子どもの頃なりたかったもの! お花屋さんとかパン屋さんとか」

「そういうのは女子の夢だろ」

「じゃあ男子は王子様とか騎士様とか?」

「それも女子の憧れじゃねえか───俺はいいよ、お前は何になりたかったんだ?」

「私ですか? 私の夢は死神さんの協力が不可欠なんですけど」

「何だよ?」

「好きな人のお嫁さん」


 死神が何もないところで躓いてよろけた。何バカなこと言ってんだよと、耳を赤くした死神に彼女はフフフと笑って。


「それで死神さんは何になりたかったんですか?」


 指を絡め、手を繋ぎ直す。

 彼女の夢はそう遠くない未来に叶うだろう。

 死神はポリポリと頬を掻く。自分の小さい頃の夢を言うのは、ちょっと恥ずかしかったりするものだ。

 

「財宝回収専門冒険者 (トレジャーハンター)」





 彼女にはこの世界に生まれる前───前世からさらに遡って4代前からの記憶がある。

 病弱だった女性、人造人間、蜘蛛、戦火に巻き込まれて死んだ女性。

 今世も含めすべての生涯で〝彼〟を求め、〝彼〟愛し続けている。

 彼がどんな姿でも、結ばれることはなくても、ずっと───


「いいですね、目指してみましょうよ!」


 そう言えば、隣りにいる彼が彼女の頭をわしゃわしゃと撫でた。


 彼女が〝記憶を受け継ぐ魂〟となった原因は、この世界の〝作家〟(Author)を名乗るあ(・)の(・)方(・)もわからないそうだ。

 可能性があるとすれば、人造人間として世に生み出されたときに人為的に魂が書き換えられてしまったからというが、そんなこと彼女にはもうどうでもいい。


 ただ〝彼〟と添い遂げたい。


 


「ねぇ、死神さん」

「もう〝死神〟じゃねえよ───ただの無職だ」


 彼が呆れたように溜め息をつく。

 その様子にクスクス笑い、彼女は彼の前に立つと真っ直ぐに彼の顔を見つめる。

 彼女は彼の前世からさらに4代前の姿も憶えているのだが、残念ながら彼には記憶はないようだ。でもそれでいいと思っている。

 彼の醸し出す雰囲気と不器用な優しさは、何度生まれ変わっても変らない。


 

 彼女はふわり微笑んで、ずっと伝えたかった言葉を紡ぐ。


「ずっと、あなたを愛してる───サク」


 一瞬、彼は驚いたような顔をして。

 顔から耳まで真っ赤になってそっぽを向いた。

 そして、彼女に聞こえるか聞こえないかのギリギリの声で。

   

「俺も───ずっとお前を愛してる、リリィ」



 

 なんとなく、今世で〝記憶を受け継ぐ魂〟は終わりのような気がする。

 それでいい。

 きっと、これからも。過(・)去(・)の記憶がなくなっても。


 彼女の魂は何度でも、彼に恋をする。



 この投稿をもちまして『孤独な暗殺者とポンコツ聖女が出会った180日後の物語』完結です。

 最後までお読みいただきありがとうございました。


 あらすじにも書きましたが、この物語は前作の『孤独な死神と人造人間な彼女が一緒に暮らした180日』の後日談的な話です。

 この話だけでも読んでいただけるようにはしたつもりですが、力不足で意味不明なところとかありましたらスミマセン。

 前作もお読みいただけたらと思います。←コレが目的!?

 もうホントに弱小なので。ちょっとでもアクセス数増やそうと姑息な手を───いえいえ涙ぐましい努力です(TдT)。


 


 もしよろしければ評価やブックマーク、コメントください。

 執筆が上手になるアドバイスや、たくさんの方に読んでもらえる方法(!?)なども教えていただければ嬉しいです。

 お友達になってもいいよ〜という方、ぜひご連絡ください!


 夢は大きく〝書籍化、印税生活!〟(←!?)

 目標は〝アクセス数=話数✕100〟(←読者様100名!多)

    〝総合評価100pt〟(←★✕5が10名!!多)

 そのための努力は⋯⋯毎日コツコツ書くこと、でしょうか。1番それが難しかったりしますが。1日1000文字書けたら良いほうなんですよ(;´Д`)遅。

 ついったー(古)とかいんすたとかやったほうが良いのでしょうか。でもそれでも増えなかったら立ち直れなさそう⋯⋯小心者なので。

 


 次はクリスマスあたりにまた今回くらいの話を投稿できればいいな〜と書き書きしております。


 では、今回はこれにて失礼します。

 ありがとうございました。       まーこ

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