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第一章(5)侵入者
久しぶりすぎて智や雪の口調やキャラがつかめない……
俺は常に思う。能力者の人間とそうではない者の違いとは何なんだろうか。
絶対的な力? そうではない。力だけなら化学サイドだって十分あるはずだ。
ならなぜ両者の間に壁はできてしまうのだろう?
誰も人の未来を奪うことはできない……なのになぜ平気で能力者を捕まえ人体実験など正気の沙汰とは
思えない。
そして能力者を捕獲と言うことはいよいよ自分の身も危なくなってきたということだ。
「ねぇ……智。大丈夫……だよね? 智は大丈夫だよね?」
「正直、俺にもこの先どうなるかなんてわからねーよ。俺が安心できる場所なんてこの街にはねぇんだよ」
俺はいますぐにでもこの街を出て自由になりたい。だが雪は? 義一さんは? きっと能力者をかくまった罪で殺されるだろう……
「だから……俺は戦わないといけない……帰る場所をこの手でつかみ世界を変えるまで」
「智……」
その時、サイレンが鳴り響いた。
———能力者侵入!能力者侵入!人員直ちにB-39地区に集合せよ―—
「おい……俺たちの地区じゃねーか! 義一さんが危ない……おい! 雪! 急いで帰るぞ!」
「うん! 行こう。智!」
俺たちは走り出した。
次回どうなるんでしょうか?




