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こんな嘘偽りで塗りつぶされた世界など壊してしまえ  作者: イノセトサヒ
第1章『望まぬ力』
2/5

第一章(2)『家族』

今日は2話配信です!

「苦い……」

俺は物思いにふけながら缶コーヒーをすすっていた。

「智……カッコつけてコーヒー飲んで何してるの?」

まるで、

智……そう、それこそが俺の名前だ。津具(つぐ) (とも)

そして今俺の名前を口にした少女は津具(つぐ) (ゆき)

俺の名字と同じ……と気になったやつもいるだろう。

津具(つぐ) 義一(よしかず)それが俺たち二人を拾ってくれた恩人の名前だ。

俺たちは二人とも幼い時に捨てられていて拾われた身だ。

だから別に兄妹とかそういう関係ではない。まぁ『家族』のようなものである。

でも——俺はこいつのことが——

「ねぇ?ちよっと聞いてるの?」

「おぉ……ごめんごめんちょっと自分の存在意義って奴について考えてた」

「ふふっ、何それ?あ、そうだまた昔見たいに一人で抱え込まないでよ?困ったことがあったら何ができるとかそういう具体的なことは言えないけどとりあえず私に相談してよね?」

 昔……と言うのは多分俺が能力(ちから)に目覚めてしまい他人を傷つけてしまった時の事を言っているのであろう、俺は自殺を考えてしまった時があった。そしてそれを止めてくれたのが彼女……雪だった。

まるで回りが深い暗闇に囲まれ何一つ光が見えないそんな場所に彼女は手を差し伸べてくれた。

それで俺はどれだけ救われたことか……

「でさーまたあんた授業さぼったでしょ?」

「だってあれ授業とか言って危ない兵器作らせようとしてるだけでしょ?」

そう、この国はおかしく『授業』と名乗り俺たち子供に危険な兵器を作らせようとしている。

 そんなことをしていたら俺の願いはいつまでたっても実現されない。

——誰も傷つくことのない世界——

 兵器を作ればそれで誰かを傷つけ悲しみを生み、また復讐が始まってしまう……

だから俺たち若い世代がその腐れ切った規則(ルール)をぶち壊しまた創っていかないといけない。

「まぁ……学校なんてどうでもいいし……逆になんでお前は学校なんかに行くわけ?」

「だって学校には順位があるし……じいちゃんを楽させてあげたいと思うし……」

 雪がじいちゃんと呼ぶ相手……そうそれは他でもない俺たちの恩人『義一』さんのことである。

学校には順位と言うものがあってそれが高ければ高いほど裕福な暮らしをその人とその家族に与えられる。

だから内心嫌々でも雪は義一さんのために毎日学校に通っている。

だからそんな腐れ切ったこの嘘偽りで塗りつぶされた世界を俺はぶち壊し創りなおして見せる!

——そのためにこの能力(ちから)を使う——


智がどうこの世界を変えていくのか?その能力はなぜ智にだけ与えられたのか?ご期待ください。

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