表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

0_プロローグ

このサイトでは初投稿です。

どうぞよろしくお願いします!

魔歴664年、ここウォック村もまた魔王軍により攻撃を浴びていた。

村の至る所から子供や女の鋭い悲鳴が響く・・・


「ーーユウッ!!どうするの?!」


と一人の少女が俺のことを呼んだ。


「ーーこの村で戦うことができるのは俺とミーナ以外には誰もいないだろう!」


「ーそ、そうだよね!・・・分かった!戦おうっ!!」


ミーナと呼ばれた少女はウィンクをしてそう言った。


まさか、こんな小さな何もない村に魔王軍が攻めてくるなんて!!

しかもこんな数・・・俺とティナでどう対応すればいいのか・・・

武器はこの銀の剣しかない・・・でも戦うしかないよな?


ユウと呼ばれた少年に黒い兵士が襲いかかってきた!!


「ーッ!」


銀の剣と黒い触手が轟音をたててぶつかり合う


「ーーーーーー!!」


どうやら黒兵士には人の言語能力はないらしい


「ーーーハァ!!」


黒兵士を突き飛ばしたはいいがこのままでは勝機はない

残念なことに一筋縄でいくような相手ではない

しかもそれが雑草の如くウジャウジャといる


「・・・ナイトスフィア・・・」


黒兵士がそう唱え、手を前に出すと無数の黒い球体が少年を目標とし飛んでいく


「ーッぐ!!」


注意をしていたのだがのだが敵の魔法に直撃してしまった


「ーユウっ大丈夫?!」


「だ、大丈夫だ!それより後ろッ!!」


「ーーきゃッ!!」


少女は剣のように尖った触手により背中に斬撃を受けた

黒兵士は不敵に笑みを浮かべている


少女は大きな痣ができ、地面が真っ赤に染まっている


「おいッ!ミーナ!!しっかりしろ!」


「・・・・・」


俺は黒兵士と剣を交えているので声をかけることしかできない

そしてなにより返事がない、とりあえずミーナを助けないと!!


「ーーリーフィンッ!!」


少年の剣に桃色の風が渦巻き始めた

そして続けて少年は剣を振り回し始めた


次瞬


金属のぶつかる暴音を立て 

剣は黒兵士の肩に直撃した


すると黒兵士は眠りだした


少年は剣を捨て少女を抱きかかえて走りだした


しかし黒兵士は1体だけではなく、当然のように襲いかかってくる


「目くらまし程度だが効果はあるか?」


「ーロージョン!!」


少年が詠唱とともに手を前にかざすと

規模の小さな爆発が起こった。


「!!!!」


黒兵士に対しては効果は覿面のようだ


「ー黒兵士が怯んでいるうちに出来るだけ遠くへ・・・」


「ーアクセルッ!」


少年の脚に風が纏い

翡翠の如く狭い村を駆け抜ける


簡素な作りの家々の間を走りながら逃走しているが


ーーこの調子だと囲まれる!


「アクセルッ!!」


俺は後のことも考えずできるかぎり加速した

だが、この速さに体がついてきている訳ではない





とりあえず村の粗末な門が見えてきた

門には綺麗とも言えない文字で


『ウォック村』


と書いてある。


「ーハァ・・あと少しだ!」


少年は息を切らした様子だった



刹那


空気を裂く音とともに風圧が少年に近づく


「ーちッ!魔槍かッ!」


あの速さはミーナを抱いたままだと避けきれない


(加速するか?だが体が限界だ!)


加速以外に術はない仕方ない


(ついてこいよ?俺!!)


光の槍はもう目の前だ!


「アクセルッ!!!」


少年の体は朱に染まっている


もう限界だ!加速した瞬間からそう思った


「・・・ベース!」


少年が唱えると少年の脚には2つ目の風が吹き始めた

そしてお互いがぶつかり合った


次瞬


鈍い音を立て少年の腕に魔槍が突き刺さった


「ーーウアァァァァ!!」


少年は苦痛のあまり叫んだ



魔槍は粒子となり消えていった


「フンッ!次はハズサナイ!!!」


ボロボロの服を着た老人は突然少年の前に現れそう言った


「・・・冥土の魔槍グングニール!!!」


「ーそ、村長・・・」


倒れ込む少年の腕の中にいる少女は老人へ向かい呟いた


「ミー・・ナ・・目を覚ましたか・・・」


少年は力尽きそうな声で少女へ問いかけた


「ーそんなことよりユウッ!しっかりして!!」


「あぁ、でも・・・そんなことよりアイツを!」


少年は老人を指さしてそう言った


『今回の魔法辞書』

ナイトスフィア:(闇)初級の闇魔法 黒い球体を作り出す。


リーフィン:(風)初級の風魔法 桃色の風を起こす。その風を傷口に入れることで睡眠状態に陥れる。


ロージョン:(風)初級の風魔法 小規模爆発を起こす。


アクセル:(風)中級の風魔法 触れている者を加速する風を起こす。


ベース:(風)中〜上級の風魔法 術者の魔法状態を無効にする。術者の魔力により無効できる範囲は変わる。


冥土の魔槍(グングニール):(闇・雷)超上級魔法 光の槍を作り出す。術者の魔力により属性が変わる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ