27、望月ボッタクレイ・ホールディングス
「いやー、海が好きでも、バイトあるし、入会は無理です」
「そう、でしか・・・」
…君じゃない!…
「そうか・・・。残念だなぁ・・・」
「あー、でも、いろいろ話しは聞きたいです。また、来てもいいですか?」
「あぁ。もちろん!」
てなわけで、無事退室。しかし、どうやって碧海の話しを切り出そうか?考え中である。なかなか、信じる事が難しい話しだ。幽霊の話しなんて・・・。
…どうするよー、碧海?…
…うーん、…
…望月教授にでも、聞いてみっか?…
…うーん、そうね、…
望月研究室。
「はい!あなたはだんだん、眠くなるー!アベシ!!!」
「グー、グー、スピ、グー、」
「教授!やべえ、教授が寝ちゃったよ、オイ!」
研究生たちがざわつく。その時、ドアをノックする音が・・・。
「あのう、水晶・・・、いや、望月先生、いらっしゃいますか?」
ホレ、と、机を見る学生。その机を良く見るまでもなく、長い黒髪を振り乱し突っ伏して寝てる、望月先生。
修人はゴン!と机を蹴る。
「起きんかい!コラ!」
「んー、ムニャムニャ、あら!あらららら!寝ちゃったの?私?・・・成功ね!」
え?
「あら!二十万の男、どうしたのかしら?」
「あ?なんで増えてんの?」
「机蹴ったでしょ?私に対する暴行罪よ。示談で済ませてあげる。ウフフ。で、今日は何?」
修人は説明した。事の経緯を。海生がひとりの時が良いという事も。
「難しい問題ね。このケースなら、五万円よ!」
えーーー!!!
「〆て二十五万円也!」
…ビタ一文払うもんか!!!…
「ウフフ。今日から十一ね、ウフフ」
「闇金か!」
翌日。
望月教授に呼び出される修人。研究室に入ったが誰もいない。暫く待つ。すると男が部屋に入って来た。佐藤海生である。聞くと、望月教授に呼ばれたという。
なるほど!
…いいか?碧海?行くぞ…
…うん、分かった!…




