25、捜索
…結局、アクアマリン・サークルってどこなんだ?…
…んー、早く、探さないと…
今日はゼミがある。
…知ってるヤツいるかなぁ?…
…んー、早く、早く、…
教室に入る。既に学生で満席状態。仕方なく一つだけ空いていた席に座る。
「こ、こ、こ、こ、ここここ、こんにちは、、」
出た!!!ハナクソの女!!!
「わ、わ、わわわわ、私、かかかか、加賀清美ででです」
「・・・う、うん」
「おおお、お名前、ききき聴いてもいいいいいいいですか?」
「修人」
「そそそそうですか」
分厚い手帳にメモするその女。
「ああああああと、携帯番号とじゅじゅじゅじゅ住所、、、」
「あ!なんでテメーに教えなきゃいけねーんだよ!」
「ああああああの、こここここれ」
加賀清美は一枚のパンフレットを修人に渡す。
「なんだこれ?」
「サササササークル、ははは入って、くくく下さい!」
「無理矢理入れようとすんな!コラ!何なんだオメー!一体?」
加賀清美は激しくメガネを弄る。
何気なくパンフレットを見た。
・・・・・!!!
「お前、アクアマリン・サークルなの!!!」
「ででで、でし!」
ニコッと笑った加賀清美の前歯には海苔が・・・。
…昼メシはのり弁だったのか…
…そこかい!…
…え?…
…アクアマリン・サークルよ!…
…あ、あぁ!良し!…
「なぁ、えーと、」
「加賀清美でし!」
「お、おぅ・・・、サークル、見学できるかなぁ?」
加賀清美は更に笑顔になる。ニンっと笑った八重歯には唐揚げの衣が挟まっていた。
…特のり弁当か・・・…




