表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無題―只の書き殴り―  作者: 白雪
2/2

常々思う事

忘れたころに

子供は常識をどこで学ぶのだろう?


中高年以上の「大人」は子供のころそれなりに充実したテレビ番組を見てた。

勧善懲悪な時代劇、おとぎ話や昔話、刑事ドラマ、平和を守るために悪を倒し、悪いことをすればばちが当たるし、親に叱られ、先生に叱られ、警察に捕まる。


今、こういうお話をどこで見聞き出来るだろう? 朝のアニメ番組にかろうじて残っている程度ではないだろうか?


非常識や非日常がおもしろいのは、常識を身に着けた人間だからである。

普段世の中では出来ないこと、――人をはたく、蹴る。 面と向かって悪口を言う。 隠したい秘密を暴く。 いたずらという名目で、罠に嵌めてみんなで笑いものにする……


普通有ってはならないこと、――警官がいい人を捕まえ、悪い人を捕まえられない。 政治家はいつも私利私欲に走る。 医者は人命よりも金儲けに走る……


これら非常識・・・なやり取りが面白おかしいのは、常識を培ってきた世代だからこそである。

その「大人」たちが、テレビで「自分達が面白いと思うモノ」しか流さなくなった。 テレビは非常識と非日常で溢れ返っている。 懐メロは昭和ばかりだ(コレは別にいいのだがw)。


常識を持たない子供たちが、今のテレビを見て育つ。 「大人」たちの非常識が常識となっている。 その先を想像すら出来ない「大人」が多すぎる。

もう手遅れかも知れないが……

ご意見お待ちしています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ