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すきと~る -えっ!視えるの?-  作者: 守りの神殿
第2章 覚悟の在処
66/329

#51 気にくわねー!!!

40000PV突破!!感謝です!!


今後も宜しくお願いします。


今回、一応決闘です。

「お前がトールか?」

と、犬獣人。


「そうだ。繰返しになるが、あんた誰だよ」


どう考えても、対戦位置についてるから、こいつと戦うんだよな?バカ2人はこいつの後方に居るし…


「俺は「草原の狼」のリーダー、ゲルドだ」


「そのリーダーさんが、なんで俺と戦うんだ?

俺の対戦相手は、あいつらのどっちかじゃなかったのか?」


「俺たちはランクDだ」


「?…だから?」


「ランクFになめられちゃ立つ瀬がない。それに相手の強さは、あいつらも理解している。だから、パーティーで一番強い俺が出る。俺も「草原の狼」だ」


「貶してるのか、誉めてんのかわかんねーな…」


俺は苦笑しながら、内心はイラつき始めていた。


俺をイジメてた奴らに似ていたからだ・・・

調子に乗って相手に突っかかり、自分に不利と見ると、自分より強い(・・・)をもって、潰そうとしてくる。


気にくわねーな!!あー、気にくわねー!!!


「つまり、俺(D)がお前(F)をぶっ潰すってことさ!」


さっきまで理性的に話していた奴が、いきなり高慢になると、威圧感があるが…同時に滑稽にも見えるな。



「そろそろいいかしら?」


ギルドマスター--アイリーン--が、俺たちの話し合いに割って入ってきた。


「少し遅れましたが、始めます。今回、審判を勤めさせて頂く、副ギルドマスターのフェリクスです」


副ギルドマスターかよ。スポーツ刈りの青い髪に、浅黒い肌、背は俺くらいか...耳がエルフ並に長い。


そして………こいつも俺の敵だ…イケメンである。


ここのギルドはイケメンの宝庫か!!ギルマスの趣味じゃないだろうな!!



「それでは始めますが、両者ともルールの遵守をお願いします。ここには、王都ギルドの様に不死結界はありませんので、殺人は厳禁です。それ相応の責を負ってもらいます。では、位置について下さい。」


おっと、相手のステータスを確認しておくか


『人物鑑定』、『天恵眼』発動!


---------------------------------------------------

名前:ゲルト

種族:獣人(犬)

年齢:23歳

職業:探索者-ランクD「草原の狼」

犯罪歴:なし

レアスキル

・なし

スキル

・『剣術Lv.5』・『体術Lv.3』

・『奪取Lv.3』・『気配察知Lv.3』

・『気配消失Lv.5』・『威嚇Lv.4』

・『突撃Lv.4』・『看破Lv.4』

・『異常状態耐性Lv.3』・『魔物知識Lv.3』

・『物品知識Lv.2』・『算術Lv.2』

・『性技Lv.4』

魔法スキル

・『無魔法Lv.4』

---------------------------------------------------


せ、性…


おほん!!


確かに、バカよりも強そうではあるな。

だが、勝てない相手ではなさそうだ。

こういう相手を嘗めてる奴には・・・



「それでは、決闘開始です!」


審判の合図で、決闘が始まった。



・・・



ドンッ!!!!


「ゲハッ!」


ズサーー………





1合…約1分…大きな破裂音と共に勝者が決まり、会場は音が無くなった様に、静まりかえっていた。






決闘の勝者は・・・






「勝者!!トール!!!」






俺だ!!!

相手がムカつくので速攻でのします。

次回、戦闘中に…

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