24.その後の世界
ツバサは復活を果たした。
そして、黒崎仁と私はもう一度話し合っていた。
「俺、スミレには感謝している。」
「ええ、当然よ!」
「それでだな・・・俺・・・。
惚れ直した!
好きだ、スミレ!
俺、スミレを選ぶよ。」
急な展開。
私は驚いた。
てっきり、私は振られて、黒崎仁はツバサさんとよろしくやると思っていたからだ。
私は驚きつつも答える。
「ええ、私も好きよ、黒崎仁。
愛してる。
でも、私には蓮や岡部さんもいる・・・。」
「ああ。君との子作りは順番待ちするさ。」
「でも、ツバサさんはいいの?」
「うーん、まあね。
きっぱり諦めたと言えばうそになるんだけどね。」
なんじゃそりゃ!
でも、どうしよう。
蓮は私の復活を長年待っててくれたし、蓮を一番最初の子作り相手に選ぼうかな。
それで、辛い時期を支えてくれた岡部さん、次に黒崎仁の順で孕もうかなあ。
「あのね、黒崎仁。
私、蓮、岡部さん、黒崎仁の順で孕むわ。」
「ああ、わかったよ。」
「でも、順番待ちの間、辛いでしょう?
その間はツバサさんとのエッチも許すわ!」
まあ、それくらい許してもいいかな。
彼もツバサさんの復活を長年待っていたわけだし。
「わ、わかったよ。ありがとう。
でも、できるだけ浮気はなしにする!」
「そんなの、言われなくたってわかってる!
あんまりツバサさんとばっかいると怒るからね!」
こうして、私は蓮、岡部さん、黒崎仁のイケメン3人をモノにしたのであった。
━━ 完 ━━
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