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銀色ペルセウス  作者: 大和空人
第二章 金色アルテミス
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第一話 イメージアップが大切


 遡ること四日前。正義の味方――正確にはアンチヒーローに所属が決まってから、特に大きな事件もなく過ごしていた和真とソフィは、相変わらず変身がうまくいかずに四苦八苦していた。そんな折、和真とソフィを驚かせたのは、ベルイットと桐子が抱えてきた着ぐるみだった。


「はぁ!? 正義の味方イメージアップキャンペーン!?」

「うむ。お主等をアンチヒーローに引き抜くためとはいえ、随分と無茶をやったからの。その分のイメージアップ活動をヒーロー協会と国の連名でアンチヒーローに……というか、わしにやれと指示がでたのじゃ」


 てへっと笑うベルイットの能天気さに呆れながらも、和真は頭を抱える。


「お前、ヒーロー協会と国の連名ってそれ結構やばいんじゃないのか? 俺だったら夜逃げ考えるレベルだと思うんだけど……」


 そう言ってベルイットの傍に控えていた桐子に訊ねると、彼女は和真の言葉に頷いた。


「もちろん、それが一般人の考え方。でもベルちゃんはその……ねぇ?」

「……あぁ、まぁ、はい」


 言葉を濁す桐子の様子に、和真もまた言葉を濁す。だが、一人ソファに座ってニュースを見つめていたソフィがボソッと呟いた。


「そっちのそれは自由人。そんな相手の思惑を読み取るほうが無駄な労力」

「言い切っちゃったよそれ」


 がっくりと項垂れた和真は、仕方なくベルイットに視線を戻す。


「特に断る理由もなかったからの。いい機会じゃし、国とヒーロー協会、ついでにアンチヒーロー上層部に恩でも売っておくのじゃ」

「いや、恩売られたのお前だと思うんだけど」

「それでじゃ和真。四日後に大型ショッピングモール内でヒーローショーをやることに決めたぞぃ。お主を役者の一人として推薦しておいたのじゃ」

「はぁ!?」


 どうしてこんなにも話が通じないのだろうと和真は思う。いつもいつも思うが、ベルイットの行動力と人をいやがおうに巻き込む力は恐ろしい。


「仮にもお主は現役のアンチヒーローの一員じゃからの。この仕事の主役を任せられるものが、他におらんかったのじゃよ」

「う、うぅん、まぁ、うん。いや、そうなんだが……ソフィ。お前からもなんか言ってやってくれ」


 助け舟を出そうとソファに顔を向けた和真だったが、そこにもうソフィはいない。気付けば、彼女は何時の間にやら自分の隣に座って目を輝かせていた。


「ヒーローショーの主役……?」

「えぇ、これが台本よ」


 桐子の差し出したそれなりに厚い冊子をソフィが受け取る。パラパラと中身を確認し、しきりにソフィが頷く。読み進めるうちに興奮し出したのか、ソフィの顔が僅かに紅潮した。

 暫くして彼女は大きく頷き、ベルイットに手を差し出す。


「貴方も、たまにはいい仕事をする。わかった、マスターが引き受ける」

「うむ。お主も珍しく物分かりがよいの!」

「ちょっと、ねぇちょっと! なんで、なんで俺の意見無視!?」


 慌ててソフィの肩を掴み揺らす。だが、彼女は和真の手にそっと触れ、視線を合わせた。そして、ソフィはそのままじっと和真を見つめる。まるで駄々をこねる赤子を諭す母親のような慈愛の瞳をして、ソフィは和真に語り始めた。


「マスター。私は知っての通り正義の味方の変身ベルト」

「お、おう。そりゃまぁ、良く知ってるけどさ」

「マスター。私は知っての通り正義の味方に誇りを持ってる」

「お、おう。そりゃまぁ、良く知ってるけどさ」

「マスター。私は知っての通りヒーローショーを見るのはそれなりに好き。だから出ろ」

「お、おう。そりゃまぁ、良く知って――知るか! そんなもん知るか!」


 隣で座っているソフィだけではない。前の席に座っているベルイットも桐子も、無言で和真に笑顔を向けていた。その顔がたった一言、黙って出ろと全力で訴えかけているのに気付き、和真は逃げ場がないことを悟る。


「はぁ……。わかった、まぁそりゃ、仕事だっていうなら引き受けるしかないだろうし。あ、けど平日は駄目だ。休日ならまぁなんとか……」

「おぉう! さっすが和真じゃな! どれ、わしからの褒美として情熱的なキッスを――」

「ソフィ、とろけるチーズトースト用意」

「ん」


 差し出された熱々のチーズトーストを受け取り、唇を突き出して迫るベルイットの顔に押し付けた。


「のぎゃあああああ! おふ、おふ、お、にょああああああああ!?」

「金曜の夜に一度通しを入れて、土曜から月曜の三日間で開催よ。御堂君には主役を張ってもらうつもりだけれど、大丈夫かしら?」

「主役……ですか。あぁっと、俺、意外と人前で緊張するタイプですけど大丈夫ですか?」

「えぇ大丈夫。そのために着ぐるみを用意しているんだし」

「あ、なるほど」


 興奮したゴリラのような酷い絶叫を上げて床を転げまわるベルイットを無視し、和真は桐子との話を進める。

 主役と言われて悪い気はしない。ヒーローショーの主役というのは早々できるものではないし、一応は和真自身もアンチヒーローの一員だ。子供の頃の憧れもあるし、やってみたいかみたくないかで問われれば、やってみたい。


「それで、相手役の子なんだけど」

「は? 相手役?」


 突然の桐子の発言に和真は首を傾げる。すると隣にいたソフィが和真の服の裾を引き、ドヤ顔で和真を見上げた。そのイラッとくる顔を見て和真は眉間を揉むが、ソフィは意にも介さず自慢げに語る。


「マスターは全然わかってない。正義の味方役をやるなら、当然変身ベルト役がいるに決まっ――」

「あら、要らないわよ変身ベルト役なんて。舞台狭いし、邪魔になるもの」

「桐子さん、意外とグイッと来ますよね……」

「あら、おかしなことでも言ったかしら?」

「いえ、別に……」


 ちらりとソフィに視線を移すと、目一杯に頬を膨らませて唇を尖らせているのに気付く。その瞳にはきらりと輝く涙も溜まっており、彼女がよっぽどヒーローショーに出たかったことが和真に伝わった。

 が、彼女が出ると言えば間違いなく舞台に上ってくるだろ悪魔がいることを知る和真は、ソフィを犠牲にすることで話を進める。


「それで、相手役ってのは?」

「聞いて驚くわよ。なんて言ったって相手役の子は女の子。ヒーロー協会の誇る現役の正義の味方よ」


 現役の正義の味方。その言葉に、和真はとっさに理解した。


「あ、もしかして、以前から言ってたこの街に配属される新しい正義の味方?」

「ご明察。怪我で戦線を離れていた正義の味方の引退が決まって、彼女が新しくこの街に配属されることに決まったらしいわ。名前は確か、ぶ、ぶ……ブサイクちゃん、だったかしら」

「そんな名前だったらトラウマで突然変異種になってます」


 冷静にツッコみつつも、内心はちょっとした興奮で和真は落ち着かなかった。テレビで何度も活躍を見てきた現役の正義の味方。桐子のいう女の子はどんな子か知らないが、正義の味方に会えるというのは心躍るイベントでもある。女の子だし。


「……マスター、鼻の下伸びてる」

「バカいえ。俺の鼻の下はあと五センチは伸びる」

「ドロリコン」


 ソフィの指摘に自分でもなんと返答したかわからない程度には、興奮は収まっていない。

 だが、ふと気づく。現役の正義の味方を相手役に選ぶのなら、彼女が悪役になるというのだろうか。いくらなんでも、正義の味方に悪役をさせるというのは、世間的にもどうなのだろうかと。


「あの、そのブーちゃんが敵役をやるんですか? いくらなんでも正義の味方が悪役っていうのは……」

「え?」

「え?」


 桐子が意外そうな顔をして和真を見つめる。その視線に、思わず和真も固まる。暫く桐子と和真がかみ合わない会話に見つめ合っていると、ベルイットが腫れぼったい顔をさすりながらのっそりと立ち上がり、和真に告げた。


「何を言っておるか。お主が悪役に決まっておろう。お主は悪役の主役。あっちが正義の味方の主役。当然じゃろ?」

「わかってらい! えぇ分かってました分かってましたとも! だって用意された着ぐるみ化け物の姿してるもんね!」


 向かいの端に置かれた着ぐるみを目視確認。どう見ても強固な外骨格に覆われた化け物そのもの。あんなものを着て舞台に立って悪役をやれと、彼女達はそう言うのだ。


「お前らさ、少しはその、あれだ。一応俺もこう見えても突然変異種で、化け物で。そういうことに少しばかりトラウマを持ってるわけで、それを刺激するような――」

「心配いらん。お主は化け物ではなく、こやつのパートナーじゃからの」


 そう言ってベルイットがふくれっ面だったソフィの肩をぽんっと叩いた。深い溜息をついたソフィもまた、顔を上げて和真を見つめる。


「悪役は気に食わないけど、ベルの言うとおり。誰が何と言おうと貴方は正義の味方で、私のマスター」


 言い切るソフィの顔は僅かに赤い。周囲にいるベルイットや桐子も和真に笑顔を向け、頷く。

 彼らの根拠のない物言いに呆れながらも、和真は首を縦に振った。


「……そこまで言わせちゃ、断るのも野暮ってもんだよな。わかった。やれるだけのことはやる。化け物だろうが悪役だろうが、精一杯やってやる」

「おぉう! さっすが和真なのじゃ! どれ、褒美のハグを――」

「ソフィ、特大水風船」

「ん」


 差し出された一メートル大の水風船を飛びついてきたベルイットの前に置いて超速退避。


「にょわあああああ!?」


 派手な音をたててずぶ濡れになったベルイットは床に倒れふし、そのままピクリとも動かなくなった。彼女を一瞥した和真は、傍にあったソフィの頭を撫でながら次の休みの日を想う。

やるからには失敗はしたくない。それに、現役の正義の味方に会える。


「楽しみだな、ソフィ」

「……私も出たかった。正義の味方役で」


 恨みがましそうに口をすぼめるソフィの様子に苦笑しながらも、和真は桐子の差し出したショーの台本に手を伸ば――


           」

「長いですわよおバカ!」

「おフッ!?」


 脳天に叩きこまれた踵落としに、和真は蹲って頭を押さえる。響く痛みに呻き声を上げながら、和真は自分を蹴り付けた金色の女性――ブリジットを睨んだ。


「おい、なんでいきなり踵落とし!? 人がせっかく回想してたってのに!」

「お黙りなさい! 済んだことをウジウジウジウジ……! ショーは成功! アドリブだっていい方向に向きましたわ!」

「全部結果論だろ!?」

「結果がよければすべていいのですわ!」


 彼女の蒼い瞳が怒りに吊り上る。すでに私服に戻ってしまっている彼女の姿は、先ほどまでの正義の味方のスーツのような官能さはない。白いシャツとチェックのプリーツ。黒のレギンスと軽いオシャレだけで決めた女の子だ。和真より頭一つ小さいほどの背だが、吊り上る瞳とバランスのとれたプロポーションは間違いなく美人の部類。

 だが、今の和真には彼女をそう言う目で見る余裕はない。なぜかってそれは当然、


「そりゃ文句も言いたくなるだろうが! 用意された台本のセリフは無視! 本番前の通しを無視した場所どり! 高台からの登場シーン! いったい俺が何回あんたのアドリブの尻拭いに必死になったかわかってんのか!?」


 本日既に月曜日。土曜から本日までの合計公演回数は十二回。その中で彼女の犯したミスの対応が五十回前後。そのどれもが身体を張って対応しなければならないモノばかりで、この三日で和真の体中は痣だらけとなってしまった。


「そもそも! この私の相手役がどうして貴方みたいなさえない凡人なのですか! 私はベルイットさんに『ハリウッドスターばりのイケメンと共演できる』と聞き、この仕事を引き受けたのよ!?」

「俺だって相手役は現役の正義の味方って聞いてきてワクワクしてたのに、こんなにワガママだなんて聞いてない!」

「誰がワガママですって!?」

「俺の目の前にいるやつ以外に誰がいるってんだ!?」


 顔を突き合わせて歯をむき出しにする和真とブリジットに、空気を読まない問いかけが届く。


「かーずーまー。お主宛の差し入れ弁当食べてしまってよいかの?」

「マスター、色紙にサインもらう約束」


 両脇から服の裾を引っ張る二人をみて、和真はぐったりと項垂れ、ブリジットに頭を下げた。


「悪い、ワガママっていうか……そう言う次元じゃないやつらが俺の周りにいた」


 がっくりとした和真に同情したのか、ブリジットも突き合わせていた顔を引き、素知らぬ顔で髪の毛をかき上げた。


「ご愁傷様ですの。とにかく、その、お疲れ様でしたわ」

「あぁ、お疲れ様」


 ふんっと鼻を鳴らしながらも労いの言葉をかけてくれるブリジットに、和真も苦笑して言葉を返す。


「それで、悪いんだけどさ。こいつにサイン書いてやってくれないか?」

「サイン?」

「ん」


 小首をかしげるブリジットの前に、ソフィがずいっと出てくる。いつもは半分しか開かない瞳も心なしか嬉々としており、思わず和真も笑ってしまう。

 差し出された黒いマジックと色紙を受け取ったブリジットは、困惑したように笑い、慣れた手つきでサインを済ませた。


「はい、どうぞ」

「ん、ありがとう」


 受け取ったサインを嬉しそうに見つめ、ソフィはそのまま和真の隣に並ぶ。そのまましばらく他愛ない雑談に華を咲かせていると、舞台袖からブリジットを呼ぶ声が聞こえてきた。


「ご主人様、ご主人様! お迎えの車がきたのですよ!」

「あら、もうそんな時間かしら。ありがとう、メリー」

「はいです!」


 元気よくその場に走ってきたのは、小さな少女。背はソフィやベルイットと変わらず、真っ赤なショートカットヘアー。ソフィとは色違いのゴスロリに身を包んでおり、落ち着きなくブリジットの周りを走り回っている。

 その姿をみて、メリーと呼ばれた少女の正体をすぐに和真は理解した。


「ひょっとして、彼女があんたのパートナー?」


 そう和真が問いかけると、ブリジットははしゃぐメリーの頭を撫でて和真達に向き合う。そのまっすぐとした誇りある双眸が、悠然と和真に名乗りを上げた。


「えぇ。ドタバタしてロクに挨拶もできていませんでしたし、改めて挨拶致しますわ。私の名はブリジット・エインズワース。この子はメリー。私達は、ヒーロー協会の命令でこの地区に配属された正義の味方ですの」

「味方なのです!」


 敢然とした立ち振る舞いに、和真の背筋も自然と伸びる。言い合いをしていた普通の少女の姿は既になく、目の前に立つ彼女は唯その凛とした背筋だけで自信を露わにした。


「以後、お見知りおきを。銀色の英雄」


 そう言い残して、彼女はメリーを連れて黒塗りの車に消えていく。その背を最後まで見送った和真は、いつの間にか汗をかいていたことに気づき、胸に溜まった息を吐き出した。


「はぁ……。不思議と緊張したもんだな。さすがって言ったところなのか、どうなのか」


 そう呟くと、ソフィが和真の手を引いた。


「……マスター、彼女には気を付けたほうが良い」

「気を付ける? 何に?」


 手にしている色紙を見つめたままのソフィに訊ね返す。すると、彼女は眉をしかめて小さく呟いた。


「あの人は……」


 ソフィの視線がキッと強くなり、和真も押し黙って息を飲む。目一杯の間を置き、ソフィはそっと一言。


「とても――字が汚い」


 今日も今日とて、平和って最高だと和真は笑った。



 ◇◆◇◆



「どうでしたか、ご主人様。噂の『突然変異種の正義の味方』は」


 揺れの全くない車内で、隣に座るメリーが問う。彼女の問いかけを受けたブリジットは、親指の爪を噛んだ。そして、怖気さえ感じさせる低い声で答える。


「……気に食わないわ。突然変異種が正義の味方を名乗るなんて」

「気に食わないのです?」


 メリーが首を傾げ、ブリジットは自身の怒りの内を語る。


「えぇ。一撃で決めて終わらせるつもりだったのに……」

「おぉ、ご主人様の十八番のハイキックですね! そう言えば躱されてました」

「うるさいわよメリー!」

「ごめんなさいなのです!」


 頭を抱えて小さくなるメリーの様子に溜息をつき、ブリジットは頭を振った。

 一撃で決めるつもりだった。

 その言葉に間違いはなく、あの演技の最中にブリジットは最初のハイキックで青年の意識をもぎ取るつもりだった。だが、遠慮も何もないそのハイキックは――衣装を着こむだけの変身していない身とはいえ――空を切った。あまりの驚きに咄嗟に空中回し蹴りに技を変え、青年の胸に叩き込んだのだ。


「……生身の力は互角? 認めないわ、そんなの」


 ブリジットの小さな怒りに気づくメリーが、ニコッと笑顔を輝かせる。


「じゃあ、正式にこの地区での活動手続きを済ませておくのです!」

「えぇお願い。私の方もできるだけ早く、あの化け物に現実を叩き込んでおきますわ」


 どこまでも蒼く、青炎のようなブリジットの両眼が、自らが去った場所を窓越しに見つめる。その視線の先で騒ぐ一人の青年と二人の少女達を、まるで憎しみで呪わんばかりに睨み付け、そっと言葉を零した。



「突然変異種に、正義の味方なんてできないってことを」

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