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意外と炎上しない

「いやもう今日は気軽にマイクラでもしようや」

『草』

『草』

『草』

「いやー、もう脳みそ使いたくないからね。脳死で何も考えずにマイクラやろ」

『いいねー』

『マイクラで何するの?』

「そーだねー……とりあえず最初っからでしょ?多分ニジライブ鯖があると思うんで、そこにインしてなんかしますか」

『決まってないんだな』

『決めてからやれ』

「じゃーまずは拠点の場所決めないとな……」


僕はそうしてゲームで作業を続けていく。

マインクラフト、通称マイクラというゲームは、すべてが四角の世界で、そのブロックで建築したり、武器を作ったりするゲームだ。基本的になんでも出来るが、うんちは出来ない。

僕はそのゲームで木を切って、作業台を作ったりして、仮でもいいから家を作っていた。

「うーしいいんじゃない?うん、なんも考えてないって感じで大変良いと思います」

『雑』

『家に似た何か』

『突起物』

「いいんだよ雑で!今日はナーンにも考えないよん」

『前平和考えたから次は平等について考えて欲しい』

「今日はパス!!」

そんな感じでリスナー、つまり今僕のライブを見ている一般人達と会話を進めながらゲームをする。

つまらない、と感じる人もいるかもだが、僕はこういうことがしたかったんだ。

第1回のあれは僕がどういう人なのかってのを知って欲しかっただけだ。

『今ヤンヤンがマイクラしてる』

「え?まじ?あの子マイクラ知らないんじゃね?」

『やったことないって言ってた』

「あー、そんな感じするもん。ヤンヤンかわいーよね」

そっかー。今ヤンヤンもマイクラしてるのか。

「あー、じゃあちょっとちょっかい出しに行くか」

『悪っ』

『その気持ち分かる』

「あ分かるー?可愛い子にちょっとしたちょっかい掛けに行く気持ち」

『大丈夫?そんなことして』

『杞憂民うざ』

「何しよっかなー。あ、エンチャント本あげよ。あんまり要らないやつ」

『めっちゃ迷惑』

『いらんwww』

『なんのエンチャかによる』

「そーだなー……パンチ力Ⅱとか……防火耐性Ⅲとか」

『いらねぇwww』

『大丈夫?そんなことして?』

『なんでMAXじゃないんだよw』

『杞憂民うざいよー(笑)』

楽しくしたいんだけどなー


先程からあがっている杞憂民とは何か。まぁ字の通り、ライバーがなにかする時に、本当にそんなことして大丈夫かな?と杞憂してしまう人達のことだ。なぜウザイと言われるのか。

「あーめんどくせ。今日は考えない配信なので君たちに何言われようが本能のままに動きまーす。うぇぇぇい」

『は?』

『めんどさいっつったぞこいつ』

『炎上しそうw』

『どうした急に?』

「パンチ力Ⅱと防火耐性Ⅲさっき釣りでつったんでそれくっつけてヤンヤンにあげましょ」

『いいね』

『本当に本能のままに動くの好き』

『あっちも配信中だった』

「ヤンヤンどこいるんだろ。チャットで聞いてみよ」

『ぶっちゃけそんなに悪い嫌がらせでは無い』

『いらないけどゴミではないもの渡すなw』

『そんなことより平等について語れ』

「あああああ指示厨も湧いてるよぉ……めんどくさいよぉ」

『あっち鳩湧いてるぞ』

『鳩やめなー。めんどくさい』

「えぇ!?鳩も湧いてるの!?もーどうなってんだよこの配信。配信で三大めんどくさい人達全員湧いとるやん。今日はモーなんも考えないんだよ!後日しっかり俺がビシッと言うからおめーら黙ってろ!!」

『草』

『草』

『ごめんね……』

『ごめんて』

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