表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
157/177

コネ……

「そう言えばコレカランドの方には自分の職業の事、ちゃんと言ったの?」

「うん。言ったよ」

「ぐっ……可愛い……お前いつもならそこで『おう!言ったぜよ』ぐらい言うキャラだろ……」

俺は千葉になんと思われているのか。

「しかしコレカランドの方は、あんまり小説とかの宣言はして欲しくないらしいな」

「まーコレカランドに収益が行かないからでしょうね」

「ブイチューバーで成功して……小説家として成功する……ぐふふ!私の未来は安心だな!!」

「まだ連載決まったわけじゃないぞー」

今俺らは何をしているのかと言われると……

「さぁはいれ。1階の応接室に九絵さんが待ってる」

出版社にて九絵さんとの顔合わせだ。

「と、いうか……」

俺が建物に入ろうとしたその時、千葉は俺を見るなり言ってきた。

「本当にそんな格好で会うのか?」

俺の格好……それは全面的にボーイッシュな感じとなっている。しかし完全に男物なので、お腹が出てるように見えちゃうなぁ……

「まぁね。私にも考えがあるのだよ!」

そして応接室に入る2人。

「あっ、早乙女先生!この度はお世話になります、9つの絵で九絵です!!今後ともよ…ろ…しく……」

九絵さんは俺を見るなりその顔を震わせていった。

「どうも。初めまして!私は早乙女、早乙女ぺーと申します!」

俺が完全に女の声を出すと、隣に立っていた千葉はうわぁと顔が歪み、目の前に立つ青年は頬を赤くしていった。



「えぇ!?俺の案件の早乙女このはのモデリングの中の人!?」

話し合いの中でその流れに行った時、九絵という青年は顔にテープでもはったかのように驚いた。

「じゃあ……さっきいってた……」

「そう。元は男って設定ね、あれ、ほんと♡」

「クソっ!がわいい!!」

千葉は俺が可愛いことに許せないらしい。

「そんな……信じらんない……早乙女先生は超がつくほどド変態って聞いてたのに……」

「ちょっとまて。それ誰から聞いた」

「ぴーぴぴぴー」

「おまえかこのひげぇぇぇえええ!!!」

千葉め!俺のいない所でそんな口からでまかせを吹聴していたのか!!クソ、どこまで拡がってんだそれ!

「うわーまじか、人生で1番トクンと来たのに……元男なんて……」

「なんかそれだとおかまみたいになるな。違うからね?転生だからね?」

しかしトクンと来たか。よし、順調だな。

「実は頼みたいことがあるんですが……」

「はい!小説の事ですね!社長はロリキャラで、佐々木は中年にしようと思っているんすけど!」

「いやまぁ小説のキャラは1人を除いて適当でいいんですけど……そっちじゃなく、このはのほうです」

「このは……このは……そんなキャラ……あっ、ブイチューバーのほうですね」

こいつ大丈夫かな……いや、それほどいのパニに熱心なんだろう。

「実はね。俺を元にキャラを書いて欲しいのよ」

「……というと?」

「や、まぁー服装だけでいいんだけど。なんか雰囲気?みたいなのあるじゃん。女なのに男感があるって感じ。千葉にも言われたし」

言われたような気がする。

「なるほど……でも、あくまで参考にする程度ですからね。完全にあなたの見た目になる訳では無いです」

「それはまぁね。逆にこの見た目な感じだったら身バレしちゃうでしょ」

なっはっは、と笑う2人。千葉はヒヤヒヤとその会話を聞いていた。

「どうした、千葉」

「いや……なんつーか……」

ココ最近は直ぐに顔色が悪くなるな、千葉。悩みなんてないだろう。なんでも言ってみろ。



「こうやってVの中身とその親が小説でつながってるの見ると……コネの力じゃないみたいなーーー」


それ以上は俺も九絵さんも全力でとめた。

ここのえさん。

21歳。男。大学生。結構人気絵師。Twitterで活動中!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ