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君の魂に抱かれて  作者: 皐月-Satsuki-
boy and girls' aspects
78/136

9月1日/璃桜eyes  Instruction

ー君の魂に抱かれてー(きみのこころにだかれて)


この作品はフィクションです。

登場する人物・団体・地名・事件・世界設定などは全て架空の物であり、

実際の物とは一切関係ありません。


「君の魂に抱かれて」は本編とboy and girls' aspects

で構成されています。

初めて読む方は、本編からご覧ください。



ーboy and girls' aspectsとは?ー


このモードは主人公の視点ではなく、

君の魂に抱かれての主人公以外の登場人物の視点です。


これにより、より世界観がわかりやすくなります。


※目次の場合、下に行くほど時間が最新です。



「わかった、了解」


沙耶は刀の手入れに夢中だから、

私は一人で集会に行くことにした。


寮の中には誰もいなかった。

皆、集会に行ったのだろう。


でも、放送ぐらいかけても良いと思う。


そう思いながら集会の場所、体育館へ……。


体育館の入り口の扉は閉まっていた。

完璧に遅刻だ。

まったく……全部沙耶のせいだ……。


あまり注目を浴びないように、ゆっくりとドアを開ける。


『ガチャ……』


音を立てないように中に入った。

全校はそれぞれの科に整列している。

私は現代剣術科。


ゆっくりと後ろにつく。


「全校生徒に指令だ!桜凛高校の全生徒の殺害せよっ!!」


「――ッ!?」


来たばっかりなのに、いきなりステージの上に立っている男は命令をする。

命令をすると言うことは戦術科か……。

って!朝倉か!?

その前に!何だ!その命令は!

私は耳を疑った。


途中から来た私は理解が出来なかった。


「今、我々は異世界にいる!しかも電気も使えない!それに人間もいない!」


今までは何を話していたのだろう?

異世界?電気が使えない?人間がいない?


そういえば、体育館が暗い。

普通は電気をつけるのに……。


果たして、本当にこの朝倉の言うことは正しいのだろうか?

そんな筈がない。ただバカなだけだ。いつものお遊びだ。


「早くこんな異世界から、脱出しようではないか!!」


……。……。……。


話が掴めない。

命令、指令が、"桜凛高校の全生徒の殺害"

朝倉は何を言っているのだろうか?

冗談にしては性質たちが悪い。


「では早速、射撃科の諸君」


ステージに立っている、朝倉は狙撃科の方を見る。


「Gランクの諸君に桜凛高校、全生徒の殺害を命令するっ!」


いきなりの実行命令。


本当にそれでいいのか!?

だが、途中で来た私は過程をしらない。

ちゃんとした理由があるのかもしれない。

だけど……、こんな命令……。


「それでは!解散!諸君の健闘を祈る」


私は携帯を開く。

何も映らない。


やっぱり電気は使えない……。


まず、このことを沙耶に伝えないと……。

これはとんでもないことになった……。


私は沙耶の所へ走って行った。



ー登場人物ー



朝倉 佳紀(あさくら よしき):(男)


正体不明。


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