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40・転生 竜武者

 時間かかった割には、今回は短いですわぁ。

 因みに今回のタイトルの元ネタは、あるゲームのマイナーチェンジ版からきてるんですわぁ。

「ん~いい朝だ…」

 目を擦りながら砦から出てくる、スーパーポジティブ・ドラゴンのマイン。その右腰には妖刀・闇月が備えられている。

 闇月を手に入れてから、既に三日が経過していた。

『マスター。今日も生活の為に、頑張りましょう』

『世界の知識』のアヤメが、そうマインに告げる。

「そうだね…じゃあアヤメ、闇月。サポートをお願いね」

『了解しました』

『任せて、マイン』

 アヤメと闇月。双方から同意を得られた。

 あの後、アヤメに闇月と意思疎通出来るか確認を行ったところ、お互いそれが出来る事が判明し、両者(?)はマインのサポートの協定関係になる事を決めた。

 マインは何時も見慣れている砂浜に立ち、腰に備えられている闇月を左手を添えた。


 バッ!


 素早く鞘から抜く音が、早朝の砂浜に響いた。

「……よし♪」

 闇月の抜き具合を確認すると、マインは闇月を鞘にしまい、何時もの様に森へと飛び立った。


※           ※


「ガウッ! ガウッ!」

 吠えながら走る数体のフォレスト・ウルフが向かう先には、闇月を左手に構えたマインが立っていた。

「……」

 最初の頃と違い、マインには動揺等の様子は感じられず、冷静な表情でフォレスト・ウルフを見つめていた。

「ガァウ!!!」

 そしてフォレスト・ウルフの一体が、マインに飛びかかった瞬間…。


 ザンッッッ!!!


 カウンターの応用で闇月を振るい、森の中に斬撃音が鳴り響いた。それと同時にフォレスト・ウルフの体は真っ二つに切り裂かれた。

「グルルルル…」

 残っている二体のフォレスト・ウルフは、唸り声を上げて向かってくる。しかしマインは冷静に闇月を振るっていく。


 ザンッ! ズバァ! ザクッ!


 様々な斬撃音を上げながら、軽々とフォレスト・ウルフを葬っていくマイン。やがて全てのフォレスト・ウルフを倒したのであった。

 マインは静かに鞘に闇月をしまう。

「…やば…」

 マインは静かに呟いた後、こう叫んだ。

「闇月があると、当たり前だけど素手の頃より、滅茶苦茶戦闘が楽になった!」

 闇月を手に入れる前のフォレスト・ウルフの戦闘は、主に魔法か素手による格闘戦(格闘術ともいえない、お粗末な物であったが…)であったが、闇月という武器を手に入れた事により、マインの戦闘は格段に楽になった。

『ボクというより、マインが刀の扱いの知識を会得していたからだよ。何処で会得したの?』

 闇月からそう尋ねられる。実は闇月を手に入れたから、闇月とアヤメの指導を受けて、刀の扱いを会得しようとしたのだが、マインは既にかなりのスキルを会得していた。

「えっとまぁ…色々とね…『まさかゲームとかアニメとか映画で見たのを、見様見真似したとは言えない…』」

 視覚で会得したものとは、マインは闇月に告げられなかった。

『……』

 …最もアヤメは気付いている様だが…。


『ステータス閲覧』のスキルを会得しました。

『ステータス隠蔽』のスキルを会得しました。


 その直後、新たなスキルを会得した、例のアナウンスが響いた…そしてその事により、マインはある衝撃的な事実を知るとは、この時は思わなかったのであった。


 衝撃の事実…実はそのヒントは既に仕掛けられてるやで!。

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