14・リザルトによる新スキル&新魔法会得
ちょっと遅くなってもうた。
抉れた木々と草…そして只の肉片へと変貌した三匹目のフォレスト・ウルフを見て、マインは戦慄すら感じた。
「いや何コレ!? 何で威力が桁違いなの!? 『ファイアボール』と『アクアスフィア』は拳銃並みの威力なのに、何で『ダークマイン』はレールガン並みなの!?」
威力の違いが大きすぎて、マインは軽くパニクる。
『マスターは闇魔法が最も適正していますから、同じ感覚で撃った場合、威力が段違いな結果になります』
そう淡々と説明するアヤメ。
「先に言ってよ! 予想以上でマジでビビった!」
今更ながら教えられた事に、文句を言うマイン。
「…とりあえず、この魔法は調整を行おう」
スーパーポジティブなマインは、すぐに対応を考える。その時、
『精神耐性』のスキルを会得しました。
『毒耐性』のスキルを会得しました。
「えっ!? 何!?」
突然頭の中に、スキルの会得のアナウンスが流れた為、マインは驚いた声を上げた。
『今の戦闘でマスターの戦闘レベルが上がった為、幾つかの新スキルや新魔法を会得しました』
アヤメがそう説明する中、更に会得は増えていく。
『麻痺耐性』のスキルを会得しました。
『嗅覚上昇』スキルを会得しました。
『アナライズ』を会得しました。
「んんっ? 耐性や上昇は何なのかは分かるけど、『アナライズ』って鑑定系スキル?」
マインは前世で、鑑定系スキルで『アナライズ』というのがあった様な気がした為そう考えた。
『マスターの考え通りです』
どうやら当たりだった。
「以前アヤメがやってくれた事が、自力で出来る様になったって事ね…とりあえず今は鑑定は無いから後回しで…此れで終わりかな?」
火魔法『フレイムシールド』を会得しました。
水魔法『キュアルアクア』を会得しました。
闇魔法『チェスト・オブ・アビス』を会得しました。
闇魔法『ホール・ダーク』を会得しました。
「…何か色々と魔法が会得したねぇ…闇魔法だけ二つ会得したけど…」
何か嫌な予感を感じるマイン。
「とりあえず確認してみるかな…『アナライズ』」
マインは『アナライズ』を発動して、新魔法の確認をしてみる。
フレイムシールド
『使用者の前に炎の盾を出現させる。使用魔力によって大きさや形を変えられる』
キュアルアクア
『対象者の傷を回復させる。』
チェスト・オブ・アビス
『闇の空間に物を出し入れ出来、入れた物の時間は停止する。容量は無尽蔵。但し入れられるのは非生物や死体のみであり、生きているモノは不可能。』
ホール・ダーク
『闇の空間を二つ作り出し、一つに手を入れたり魔法を撃つと、もう一つから出てくる。魔力によっては複数作りだしたり、広範囲に出現させられる。』
会得し魔法の解析は、以上であった。
「…とりあえずまず、『フレイムシールド』は防御魔法として使えるから良し、『キュアルアクア』は回復魔法だから、普通に助かる…んで闇魔法二つだけど…」
其処まで言った瞬間、マインは安堵の表情を浮かべた。
「良かった…『ダークマイン』みたいに攻撃魔法だったら、えらい事だった。只でさえ強力で調整前なのに、更に強力なのが会得したら、収集がつかなくなるからね…んで『チェスト・オブ・アビス』は俗に言う『アイテムボックス』の魔法版か…此れは便利な魔法だね…問題は『ホール・ダーク』だけど…見た感じサポート魔法かな…?」
確認を終えたマインは、早速『チェスト・オブ・アビス』を使うため、先程の木の実で試してみる事に…しかし…。
「わぁい…」
木の実は兎も角、落下したポイントが偶然にも茸の群生地だった為に、茸は生えている茸と混ざってしまっていた。
「…まあとりあえず、木の実で試してみよう」
気持ちを切り替えて、マインは落ちている木の実を持った。
『チェスト・オブ・アビス』
マインが魔法を唱えると、マインの目の前に小さな闇の塊が現れた。
「此れか…」
少々不気味さは感じられたが、マインは木の実を塊に押しつける様にした。すると木の実は闇の塊に吸い込まれる様に消えた。
「アヤメ、取り出すときはどうすれば?」
『マスターが『チェスト・オブ・アビス』に手を触れて、取り出すようにイメージをすれば、取り出す事が出来ます』
アヤメのアドバイスを受けて、マインは取り出すイメージをしながら『チェスト・オブ・アビス』に触れた。すると次の瞬間マインの手に木の実が現れた。
「成る程ね。便利な魔法を会得したよ」
ラノベでアイテムボックスは便利だと感じていた為、それと同等の力の魔法を会得出来た事に、マインは満足するのであった。
実はマインが闇魔法を使うと考えた際に、最初に思いついた魔法が、『ホール・ダーク』にあたる魔法だったんや♪
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