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名前 フェルール 名前 フユハ
職業 狩人 職業 司祭
Lv. 21 Lv. 10
STR 14 STR 6
INT 12 INT 16
VIT 15 VIT 7
AGI 18 AGI 10
LUC 14 LUC 9
スキル 無足 スキル 癒しの風
容姿 猫人 容姿 華奢
性格 狡猾 性格 控えめ
装備 木鉻の弓 装備 木の杖
角鉻の帽子 布の服
陽鉻の胴着 聖なる手袋
スカーフ
名前 マグネ 名前 カルシ
職業 戦士 職業 戦士
Lv. 12 Lv. 12
STR 13 STR 12
INT 10 INT 11
VIT 13 VIT 12
AGI 11 AGI 11
LUC 10 LUC 10
スキル 無し スキル 無し
容姿 少年 容姿 少女
性格 意固地 性格 意固地
装備 鋼の剣 装備 鋼の剣
古甲冑 古甲冑
地下通路を下り続けると、やがてカビ臭い壁へと変化していった。かつての水没によりレンガには苔が生え、天井まで蔓が伸び、湿度が増していった。
地下通路から開けた一室へと出ると、壁が崩れたように穴が開いており、辺りには空箱や何に使うか分からない工具の類いが転がっていた。
「ここからだ……気を抜くなよ」
「はい」
「うん」
「……分かりました」
崩れた穴から先は洞窟のようになっており、その足音を聞いた住人達が、まるで不躾者の来訪を歓迎するかのように、巨大な蜘蛛がワラワラと襲い掛かってきた──!!
「スパイダーだ!! 毒は無いが吐く糸に捕まるな!!」
マグネとカルシが蜘蛛の集団へと走り、手にした鋼の剣を薙ぐ! 蜘蛛は一刀両断の下に地へと崩れ落ち、断面からは黄色の体液がドロリと零れた。
「良いぞ!」
フェルールは矢筒から矢を三本取り出し、素早いルーティンで次々と矢を放った。蜘蛛の真正面を捉えた矢はそのまま壁へと突き刺さり、矢が突き抜けた蜘蛛は弾けるように絶命した。
フユハはなるべく三人の邪魔にならぬように、身構えていたが、いつもの四人とは違い、確実に守られているような安心感があった。
「うわぁ!」
マグネの顔に蜘蛛の腹が張り付いていた。安心感は直ぐさまに危機感へと転じ、気が付けばフユハは杖を構えていた。
「させません!」
フユハは蜘蛛の顔目掛けて杖をスイングした。杖は蜘蛛の顔面を捉え、鈍い音と共にマグネの顔から蜘蛛が剥がれた。
「やるね!」
「いえ」
地面に転がった蜘蛛に追撃の矢が突き刺さった。矢は地面へと刺さっており、抜けずに藻掻いた蜘蛛は、やがて動かなくなり死に絶えた。
三人の奮戦によりスパイダーの群れを蹴散らすと、フェルールはスパイダー達が落とした鉄の宝箱を熟れた手付きで解錠した。
「フユハ、これを……」
至って普通な革製のマントを手渡されたフユハは、それを荷物袋へと仕舞い込む。
「実はフユハへの報酬も現地調達だ……すまん」
「ま、僕達もタダ働きだけどね」
「コラッ!」
一日400Gの仕事がまさかの展開となり、フユハは今ごろになって「大変な仕事を引き受けてしまいました……」と、小さく呟いた。
地下の広さはトンネルのようであり、その幅から、このダンジョンの全貌が相当大きいのでは無いかとフユハは察した。
先頭をフェルールが歩き、時折一人で先の様子を確かめに行く。
「フェルール姉さんは足音を出さずに歩けるんだ。『無足』って言うらしいんだけど……」
「当たり前よ。何てったって猫だもん!」
曲がり角の先を僅かに覗いたフェルールは、速射にて先の魔物を仕留めた。
後を歩く三人の目に、大きな肉食蜥蜴が映り込んでくると、サッとナイフを取り出したフェルールが素早く皮を剥ぎ、フユハへと手渡した。
「コイツの皮は中々良い値で売れる」
丸ごと剥いだ皮を荷物袋へと仕舞い込み、三人は更なる奥を目指し歩みを進めた。




