↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

No.0『プロローグ』


俺は前世、生粋のゲーム好き…いやオタクであった。

13の頃から人との関わりを避け、ゲームの世界に浸ることのできるRPGゲームを好んだ。

現実との人間との関わりに嫌気が刺したのだ。自分のことを何一つわかっていない…だから対人ゲームや協力プレイ、MMORPGなどは避けてきた。

それでも親はそんな自分を許してくれた。

いつか向き合える日が来るまで、その時が来たら頑張ればいい…なんて励ましてくれた。

人との関わりを嫌っていた自分でも、親のためには何かしてあげたいと思っていた。



事故で親が死んだ。それから、この世界にいる意味を無くして、気づけば高所から身を投げ出していた。

そこで、ろくでなしのRPGゲーマーの生涯が終わったのだった。



父親との最初で最後の思い出、俺がRPGゲームが好きなのは父親譲りだ。

その思い出では、RPGゲームを二人でクリアした、裏ボスが序盤に出てきた村人だった。ラスボスを倒してゲームクリア後には名前…存在すら忘れられるようなモブが、凄惨で悲しい過去をもっていた。

忘れられてるような村人…だからこそこのゲームには裏ボスが居ないと思われていた。ほとんど隠しボスのような存在だった。

そのような存在だったからこそ、寧ろプレイヤーたちの記憶にその存在を焼き付けたのだろう。

でもどれだけ悲しい過去をもっていたとしても、悪は悪…勇者である主人公に倒されてめでたしめでたし…

幼い記憶だったが、そのストーリーだけは鮮明に記憶に残っていた。




だからこそ、記憶に焼き付いてるからこそ気付いてしまった。

自分が…その裏ボス…隠しボスその人であるということに…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。