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ポンコツ彼女は高校2年生です

俺の彼女は、基本何にでも好かれる。


まれに嫌われることもあるようだが、本人はあまり気にしていない。


今日もなぜか、帰り道に知らない人からお菓子を貰っていた。


本人も知らない人だったらしい。


「でも、お菓子くれる人はみんないい人だよ


だって、お菓子って食べたら幸せになれるんだよ?


幸せをくれる人が悪い人なわけないじゃん」


満面の笑みでそう言わても、彼氏である俺には心配の文字しか浮かばない。


その発想でいくと、世の中の誘拐犯はみんないい人ってことになるが、それでいいのか?


ていうか、その調子だといつか攫われますよ、優乃さん。


「ほら、とっても美味しいよ??」


花が綻ぶように、ふわりと微笑むその笑顔に、俺は本当に弱いなとつくづく思い知らされる。


「うん、うまい」


美味しそうに頬張る彼女に釣られて思わず口に入れてしまったが、お菓子に罪は無いはずだ、多分。


俺は、今後どうやって彼女を危険から守るべきか、必死に考えながら帰途に着くのだった。

お菓子貰うとつい喜んじゃいますよね、、、

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